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【体験談】スーパーホテル浅草と浅草ビューホテル、コスパが高いのはどっち?

夏休み、東京旅行で「スーパーホテル浅草」に連泊してきた。

3月の春休み時期には、「浅草ビューホテル」に連泊してきたばかり

ビジネスホテルとシティホテル、どちらのコスパが高いのか、比較してみた。

1泊7,000円のスーパーホテル浅草と、1泊18,000円の浅草ビューホテル

旅行のホテルを探すときは、「Yahoo!トラベル」「楽天トラベル」「じゃらん」の3つのサイトで、条件の良いホテルを探す。

今回は、夏休みのお盆時期ということもあって、ホテルはどこも高い。

寝るだけの宿なので、宿泊費にあまり高い予算はつぎ込みたくない。

結局、Yahoo!トラベルで見つけた「スーパーホテル浅草」が最安値だった。

夫婦2人1部屋を2泊3日で予約して、1泊目の土曜日が1人9,500円、2泊目の日曜日が1人7,100円、合計33,200円のところ、Yahoo!プレミアムの割引が4,316円あって、支払額の計は28,884円。

1人1泊あたり7,221円で、お盆時期の東京都内で、これはほとんど最安値だった(普通のホテルとしては)。

一方、3月に泊まった「浅草ビューホテル」は、家族3人1部屋を2泊3日で予約。

1泊目の土曜日は、1部屋77,514 円のところ、クーポン10,875円を利用して、差引支払金額66,639円。

2泊目の日曜日は、1部屋51,009円のところ、クーポン5,000円を利用して、差引支払金額 46,009円。

合計112,648円で、1人1泊あたり18,775円だった。

実は、このときは、浅草の義兄の葬儀に参列するため、直前の予約になったもので、そのときに空きがあるホテルとしては、これでも最安値に近いものだった。

コロナの5類移行前とは言え、外国人観光客が既に戻りつつあったらしい。

今回は、1泊7,000円のスーパーホテル浅草と、1泊18,000円の浅草ビューホテルで、コスパはどのように変わるのか、比較検証してみた。

浅草寺まで徒歩30秒のスーパーホテル浅草

まず、立地条件だが、シティホテルの浅草ビューホテルは、つくばエクスプレスのTX浅草駅直結だから、つくばエクスプレスを利用する場合は、かなり便利。

ただし、都営浅草駅までは徒歩10分なので、少し遠いかなという感じ。

一方、ビジネスホテルのスーパーホテル浅草は、東京メトロ銀座線の浅草駅まで徒歩6分。

なにより凄いのは、観光地である浅草寺の真裏にあるということで、ホテルを出てから浅草寺の敷地まで徒歩30秒くらい。

この立地は、かなりインパクトがある。

次に、部屋の眺望だが、スーパーホテル浅草は、小さな曇りガラスの窓が一つあるだけで、部屋からの眺望はゼロ(何も見えない)。

一方、浅草ビューホテルは、名前のとおり眺望が素晴らしくて、浅草の街並みや東京スカイツリーをたっぷりと楽しむことができる。

直前の連泊だったので、部屋を移らなければならなかったのだが、1泊目は東京スカイツリー側、2泊目は富士山側という具合に、東京の景色を楽しむことができた。

浅草ビューホテルの部屋からの眺望は素晴らしい浅草ビューホテルの部屋からの眺望は素晴らしい

ホテルの部屋に眺望を求める場合は、浅草ビューホテルの圧勝ということになる。

次に、ホテルの朝食だが、浅草ビューホテルは、1人3,080円の別料金で「スカイグリルブッフェ 武藏」の豪華な朝食を食べることができる。

朝食会場の予約はできないので、眺望の良い窓側の席を希望する場合は、早めに並んだ方がいい(開始時間前からかなりの客が並んでいた)。

一方のスーパーホテル浅草は、料金無料で簡単なバイキング形式の朝食を食べることができる。

無料とは言え、3種類の焼き立てパン(日替わり)の他、サラダや焼き魚、玉子焼き、ウィンナー、麻婆豆腐など、お惣菜も豊富で、ちゃんとご飯と味噌汁も用意されている。

3,000円の豪華ビュッフェには敵わないが、コスパ的には全然悪くない。

朝から贅沢な食事をしたい人は浅草ビューホテル向きで、普通の朝ごはんを食べるだけだったら、スーパーホテル浅草で充分だと思う。

外出時間の多い人にはスーパーホテル浅草がおすすめ

次に、その他の施設を含め、それぞれのホテルの特徴を挙げておきたい。

まず、浅草ビューホテルは、大浴場があるというところがポイント。

ゆっくりとお風呂に入りたいという人には、うれしい設備だろう。

客室のベッドも、浅草ビューホテルは豪華。

このときは、家族3人がトリプルで利用したが、3人全員とも大きなベッドで眠ることができた。

まあ、宿泊していて、いかにも贅沢しているなあという感じ。

なにしろ、ホテル全体が大きいから、何をするにもビッグスケール。

フロントでのチェックインには、ずらりと行列ができるし、荷物を預けるにも別の専用の受付カウンターまで行かなければならない。

ホテルが大きいということは、ホテル内の移動にも時間がかかるということだ。

あくせくとした旅行をする人に、このように大きなホテルは、コスパが高いとは言えないだろう(寝るだけの場合は特に)。

その点、スーパーホテル浅草は、コンパクトサイズなので、何をするにも手っ取り早い。

あまり歩数を稼ぐことなく、ホテルから外出することができる。

スーパーホテル浅草の朝食会場はカジュアルな雰囲気スーパーホテル浅草の朝食会場はカジュアルな雰囲気

ウエルカムドリンクのサービスでは、夕方の時間、ドリンクバーを無料で利用することができる(部屋への持ち込みも可能)。

雨が降っていたら、ホテル備品のビニール傘を自由に使うことができる。

ルームキーは暗証番号制で、カードキーでもないから、チェックアウトも不要。

実に小回りが利いている。

難点は、1基しかないエレベーターが混雑することで、低層階の人は乗れないことが多いような気がした(上層階で満員になってしまうので)。

客室もかなり狭いので、寝る以外には何もできないと考えた方がいい(ハンガーはあるが、クローゼットはない)。

要は、ホテルの客室に何を求めるかで、コスパは変わってくるということだろう。

ホテルで過ごす時間の多い人は浅草ビューホテルに、外出時間の多い人はスーパーホテル浅草に、高いコスパを感じるのではないだろうか。

まとめ

今回、初めてスーパーホテル浅草に宿泊して、そのコスパは非常に高いと感じた。

ホテルは寝るだけのものと考えているから、客室の広さや眺望は、まったく重視しなかったためだろう。

一方で、無料の朝食やウエルカムドリンクのサービスは、自分的にかなりポイントが高かった。

浅草寺の真裏という立地は、いかにも浅草に泊まっているという雰囲気を強くしてくれるし、雨のときに傘を自由に借りられるというサービスも心強い。

結局、細かいところに手が届くというのが、こうしたコンパクトホテルを利用するメリットなのではないだろうか。

自分の身の丈に合っているということも含めて、次回はまた、ビジネスホテルのスーパーホテル浅草をリピート利用したいと思った。

ホテルの特別な非日常感を楽しみたいという人には、浅草ビューホテルがおすすめだ。

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バブル世代のビジネスマン。意外と元気な中年ライフを謳歌してます。将来の夢は、骨董屋さんか古本屋さん。古民家カフェにも興味あり。