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下戸だけど仕事の飲み会にはできるかぎり参加している

12月は忘年会の季節。ざっと数えてみると、今月の飲み会予定は11回。しかも職場関連のものだけで。

3日に1度のペースで、これに友人関係の飲み会が加わる。つまり、なかなかハード。時間が取られるとか、体力を消耗するとか、お金がかかるとか、問題は多い。

だけど、最大の問題は、僕はお酒が飲めない下戸だということだ。

僕の下戸遍歴

僕の両親はまったくの下戸だった。さらに遡って、僕の父方・母方いずれの祖父母も完全なる下戸。つまり、正真正銘の下戸一族ということになる。

子どもの頃から下戸だった

小学生の頃、学校の授業でアルコールパッチをやった。肌が真っ赤になった。生まれて初めての下戸の証明。

中学生の頃、学習塾の帰り道で、時々友達と缶ビールを飲んだ。友達はグイグイ美味しそうに飲むのに、僕はなんだか飲めない。家に帰ってこっそり吐いた。

高校生の頃、学校祭の打ち上げでホルモン焼きの店に行った。ホルモンを食べながら、焼酎の水割りを飲んだ。1杯も飲めなかったけれど、誰よりも真っ赤な顔をしていた。

下戸の大学生活

大学進学が決まったとき、親戚のおじさんがビールでお祝いしてくれた。飲んべえのおじさんは、酒の飲めない男はいないと信じていた。真夜中、トイレで死ぬほど吐いた。

大学生ともなると、仕事はコンパみたいなものということで、連日連夜の酒浸り。飲めないはずなのに、なぜか部屋にはウイスキーを常備していたりして。4年生の夏休み、肝臓を壊して2か月入院した(マジで死ぬ寸前)。

30歳でお酒をあきらめた

社会人となってからも、それなりに付き合いで酒を口にした。それが酒席でのマナーだと信じていたから。飲めないなりに誠意を見せようと努力していた。

30歳になった頃、お酒を口にすることをまったくやめた。ある意味で、開き直ることができたから。以来、酒席で酒を飲むことは、ほとんどなくなった。

お酒を飲まなくてもビジネスマンはできる

20年近く酒を飲まないビジネスマンをやってきて、ひとつ悟ったことがある。それは、お酒を飲まなくても、ビジネスマンを続けていくことはできるということ。酒を飲めないからという理由で、会社をクビになったりはしない(たぶん)。

ビジネスマンにとって飲酒は武器のひとつ

もちろん、お酒を飲めるに越したことはない。ビジネスマンにとって、飲酒はひとつの武器だと思うから。お酒が強い人ほど、酒席で活躍することができる。

だけど、その武器は、必ずしも絶対不可欠のものではない。言ってみれば、自動車の運転免許を持っているとか、英会話ができるとかいったことと同様の、ビジネススキルのひとつくらいに考えていい。飲酒できないことによって、仕事ができなくなるというわけではないだろう(少なくとも普通のサラリーマンとしては)。

お酒の訓練をするより別のスキルアップを図ろう

若い頃は、何とかお酒を飲めるようになって、このスキルを身に付けようと頑張った。だけど、下戸は医学的な問題であって、努力でどうなるものではない。精神論で乗り切ることができる類いの問題ではないのだ。

お酒の訓練をするよりは、別の部分で自分に投資した方が効果的だと思う。つまり、飲酒以外のビジネススキルを他人よりも高めれば良いという考え方。簡単に言うと、ビジネスマンとしての総合力をいかに高めるか、ということ。

大切なことは仕事ができるかどうか

ビジネスマンにとっての評価なんて、結局のところ「仕事ができるかどうか」でしかない。会社にとって大切なのは、お酒の飲める人ではなく、仕事のできる人だ。はっきり言って、お酒で仕事が評価されるなんていうことは、ほとんどないと思う。

大切なことは、ビジネスの目的は何かということを、しっかりと認識すべきということ。飲酒は、その目的を達成するためのツールのひとつにすぎないんだから。お酒が飲めないなら、別のツールを用意して、目的達成に取り組めばいい。

お酒を飲めなくてもビジネスマンは務まる

もちろん、お酒の付き合いがないと難しい仕事もあると思う。残念だけど、お酒の飲めない僕みたいな人には、こうした仕事は不可能。英会話をできない人が、外資系担当になるようなものだ。

だけど、世の中にはお酒が飲めなくても務まる仕事はたくさんある(はず)。と言うよりも、世の中のほとんどの仕事は、お酒が飲めなくても務まるんじゃないだろうか。ビジネスマンにとっての飲酒なんて、そんな程度のものだと思う。

下戸だけど飲み会には参加する

もちろん、下戸でも酒席にはできるだけ参加するようにしている。お酒を飲むことだけが目的という酒席ばかりではないから。酒席を避けることで、ビジネスチャンスを逃すことにもつながりかねないし。

酒席の目的をしっかりと理解する

ただし、酒席の場合も、その目的をしっかりと理解してから出席するようにしている。情報交換やコミュニケーション、あるいは、仕事上のお願い。目的を達成してこそ、その酒席に出席した成果が得られたということになる。

たくさんお酒を飲んでも成果が得られなければ、酒席に参加した意味はない。これは、酒飲みも下戸も同じことだと思う。下戸は下戸なりに、酒席の目的を達成するために頑張るしかない

「お酒は飲めません」と堂々と宣言しよう

僕の場合、宴会の始まる前に「お酒は一滴も飲めません」と宣言している。「何を飲みますか?」と訊かれたら「ウーロン茶をお願いします」と答えている。言い訳をしたり、ばつが悪そうに下を向いたりする必要なんて全然ない。

ただ、やたらに下戸を主張しすぎないようには注意している。コーラやオレンジジュースよりは、ウーロン茶の方が目立たないとか。酒飲みのビールみたいに、やたらにお代わりを繰り返したりはしないとか。

酒飲みは下戸のことなんか気にしていない

酒飲みというのは、意外と下戸のことなんか気にしていないらしい。仕事で何年も酒席を共にしている人から、「あれ、今日は飲まないんですか?」なんて言われることも少なくない(これ、おかしくないか、実際)。酒飲みが気にしているのは、自分がいかに気持ちよく酔っ払うことができるかということだけなんだと思う。

若い頃はとても苦痛だった忘年会シーズンだけど、おじさんと化した今、僕には全然何の苦痛もない。だって飲めないんだから。

開き直ったおじさんほど強いものはないよ(笑) だから、がんばれ。下戸の若者も。

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KONTA
1967年生まれのバブル世代。80年代カルチャーしか勝たん。推しは仙道敦子。匂いガラスが欲しい。