40代からずっと高血圧傾向だった。
ダイエットも食事療法も効果なし。
結論として、50歳過ぎたら、我慢せずに薬飲んだ方が早いみたいです。
40代はじめから高血圧傾向に
朝から病院。
昨年から高血圧の薬(降圧剤)を飲んでいて、定期的に通院観察しているのだ。
健康診断で「血圧が高い」と指摘されたのは、40代はじめのこと。
当時はかなりの肥満体型だったし、食生活も無茶苦茶だったから(味の濃いものが好き)、「血圧が高くても、まあ、仕方ないかな」という感じだった。
高いと言っても、「上が140、下が95」くらいの微妙な高さで、医者によって「薬飲んだ方がいいですよ」とか、「気にする必要ないですよ」とか、割と指導方法もバラバラ。
微妙に高いというのが、一番困るのかもしれない。
マジダイエットで体重激減
それでも、中年世代ということで、それなりに健康状態も気になり始め、腹が出ているのもカッコ悪いということで、マジダイエットを始めて体重は激減。
食生活を見直して、朝は季節のフルーツのみ(夏はメロンか桃、秋は梨、冬は林檎)。
昼は嫁の手づくり弁当で、基本的に醤油を用いないもの。
塩分取るのは夕食だけで、それもできるだけ塩分控えめにこだわって、40代後半からはかなりヘルシーな生活になったと思う(やればできるじゃねえか)。
50歳のときの体重は48キロ。
なんと、20キロ以上の減量に成功したのだ(これは実際にあった話です)。
※このときのダイエットの話は、別記事を参考にしてください

高血圧は体重とか塩分とかの問題じゃない
ところが、肥満体型を卒業しても、血圧高めの傾向は相変わらず変わらない。
「上140、下95(早朝)」という微妙なラインをずっとキープしている。
加齢とともに、少しずつ高くなっていたかもしれない(上145、下100くらい)。
もう体重とか塩分とかの問題じゃないなと割り切って、健康診断で再検査になっても、あまり気にしないようにしていた。
が、昨年(2022年・夏)の健康診断で再検査を受けたとき、「あなたくらいの年齢でこの数値だと、もう薬飲んだ方がいいですよ」との指導。
年齢(紛れもない中高年)を考えると、確かに血圧問題を放置するわけにはいかない。
長年、高血圧と付き合ってきたけれど、いよいよ投薬治療を始めることにした。
アムロジピン錠で高血圧は改善
服薬治療を始めたのは、再検査の結果が出た11月から。
薬は「アムロジピン錠」を2.5ミリグラム。
毎朝一回、食後に飲むだけだから、特別の負担感はない。
服薬を始めて一週間くらいで血圧は下がり始め、二か月後の1月には「上130、下90(早朝)」くらいまで落ち着いた。
ただし、主治医の「上120くらいまで下げましょう」との方針で、薬の量を5ミリグラムまで増やすことに。
以来、順調に血圧は下がり、現在は「上115、下85(早朝)」くらいで推移するようになった(長期的には、現在も下降傾向を維持している感じ)。
逆に、もともと高くなかった夜の数値も下がり始め、最近の夜の血圧は「上100、下70」くらい。
時々「上70、下55」とかいう日もあるので、むしろ下がり過ぎないか、心配になるほど。
降圧剤の副作用とデメリット
薬を飲み始めて最初の頃、主治医からは「足がむくんだりしないか?」と訊かれた。
薬の副作用で、体がむくんだりすることがあるらしいが、特別に変わった症状はない。
どうやら、副作用とかは一切なかったらしい。
降圧剤を飲むことのデメリットも、特に感じない。
薬を服用している間は、グレープフルーツを食べない方が良いらしいが(血圧が下がりすぎる)、そもそも酸っぱい果物は苦手なので柑橘系は食べない。
一生グレープフルーツ食べられなくても困らない、たぶん。
つまり、薬を飲むことのデメリットも、特になし。
安易すぎるか(笑)
強いて言えば、毎朝、必ず薬を飲むという行為がデメリットだが、習慣化してしまえば、煩わしいとさえ感じなくなる。
1回飲み忘れたからって、すぐに死んじゃうものでもないだろうしね。
そのくらい気軽に服用しているけれど、今のところ、飲み忘れたことは一度もない。
食事と一緒に、嫁が一粒、必ず揃えて用意してくれている。
50歳過ぎて血圧高い人は薬を飲むべき
結論としては、50歳過ぎて血圧高めの人は、覚悟を決めて、薬を飲んだ方がいいと思う。
「いずれ下がるかも」という淡い期待を持ち続けるより、さっさと数値改善してしまった方が、日常のリスクも少ない。
薬は2か月分出してもらっているから、通院も2か月に1回でいいので、特別の負担感はない。
むしろ、定期的に内科医を受診できるので、何かあったときにも相談しやすいと考えている。
今では「もっと早く飲んでも良かったなあ」くらいに思っている(笑)
健康診断の再検査受ける方が、ずっと煩わしいよ、ほんと。
血圧高めの人は、参考にしてみてください。