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スーツからジャケパンに変更した結果、人生が変わった

ビジネススタイルを「スーツスタイル」から「ジャケパンスタイル」に変更した結果、人生が変わった

僕がジャケパンスタイルに変更した理由

2018年の4月、人事異動で僕は新しい役職に就いた。主な仕事は、各エリアの事業所を回って、叱咤激励や注意喚起を行うこと。多くの人たちの前で訓示したり、飲み会に参加したりという機会が多くなる。

それまでは、長く企画立案の分野で仕事をしてきた。外部の人たちとの仕事も多かったが、基本的にはデスクワーク。社内でも、地味で質素な陰キャラとして知られていた(笑)

新しい仕事は、いわゆる求心力が求められる仕事。人事異動を機に、思い切ってイメチェンを図ってみようと思いついた。新しい役職にふさわしい自分を、自分でプロデュースしていく

そう考えると、なんだか楽しくなった(こういう企画は大好きなんで)。

新しいイメージ戦略

僕の考えたイメチェンの柱は、次の3つ。

○髪型:前髪サラサラ→額をさらしたベリーショート
○眼鏡:ぶっとい黒縁眼鏡→シャープな銀縁眼鏡
○服装:スーツスタイル→ジャケパンスタイル

戦略としてはこんな感じ。

従来の自分は、柔らかくてほっこりとしたイメージ(つまり野暮で田舎くさい)。ただ、新しい役職では、各エリアの責任者に厳しい話をすることも必要になる。第一印象は、神経質で厳しそうな人間と思われるくらいで、ちょうどいい。

併せて、既成概念にとらわれず、自由な発想を大切にする人間であることも表現したい。地味で目立たないので、さりげなく印象に残りやすいような仕掛けも必要。結果、服装をかっちりとしたスーツスタイルから、ジャケパンスタイルに変えた。

僕たちの業界は、どちらかと言えば古くさくて保守的。ジャケパンスタイルの普及率は決して高くない。まして、幹部職員ともなると「スーツしかあり得ない」みたいな雰囲気がある。

もっとも、特段ドレスコードが厳しいというわけでもない。最低限ネクタイを着用していれば、基本的には問題はないという感じ。もちろん、会社の品格をおとしめるような格好さえしなければ、という条件付きで。

僕の場合、最年少で現在の役職に就いたという裏事情もある。「若さ」をアピールする上でも、カジュアルな雰囲気は有効。なにしろ、僕の相手となるのは、50代後半の、人生の先輩たちばかりなのだから。

そんなこんなで、2018年4月、新しい自分がデビューした。

イメージ戦略の効果

4月から僕の仕事は、「担当エリアを駆け回ること」になった。エリア内の責任者とは、ほとんどが初対面みたいなもの。僕がイメチェンしたということを、そもそも彼らは知らない(はず)。それでも、イメチェンで狙った効果は、十分に得られたと思う。

髪をショートにしたことで、元気でバリバリやるタイプの人間という印象が定着。眼鏡を細身のシルバーに変えたことで、仕事に厳しい人間という印象が定着。そして、ジャケパンは、想定以上に僕の若さを印象づけることになった。

まあ、もともと背が低くて童顔なので、年齢よりは若く見られるタイプ。ジャケパンで軽さが出て、印象年齢はさらに若くなったようだ。初対面の挨拶は、どこに行っても「本当にお若いですねえ」(笑)

それが良いかどうかはともかく、イメチェンの効果はあったらしい。新しい役職で仕事をする上でのイメージ戦略は、まずまず成功したと感じている。

ということで、2018年、僕は新しいキャラクターを手に入れた。

スーツスタイルからジャケパンスタイルに変更して分かったこと

最後に、人生初めてのジャケパンスタイルで感じたことを、いくつか。

成功したジャケパンスタイルは「オシャレな人認定」される。僕の場合、「自分への投資に意識が高い人」ということになっている(笑)服装を少しカジュアルにしただけで、自分に新たな付加価値が生まれた感覚だ。

何着もスーツを揃える必要がないので、コストパフォーマンスは高い。僕の場合、基本的にジャケット3着とパンツ3本を1週間で着回している(春夏と秋冬それぞれ)。スーツのときは、夏冬それぞれ1週間で5セット揃えていたので、現在の方が経済的。

そもそも、カジュアルな服装なんだから高価なものは必要ないと割り切っている。トレンドを意識するなら、長く使うことを意識しすぎる必要もない。手軽な金額のものを、こまめに更新した方が、おしゃれ感は保てる。

ジャケットとパンツをそれぞれ好きなタイミングで購入できる。今月ジャケットを買い足したら、来月はパンツを買い足すという方法も可能。ワードロープは少しずつ更新させていけばいい。

ジャケットとパンツとネクタイの組み合わせが自由だから、コーデの幅が広がる。スーツスタイルにはない自由さが、ジャケパンスタイルの真骨頂。仕事にも自由な発想で向き合えそうな気がしてくる。

他人とは違う自分をアピールできる。僕の業界ではスーツが当たり前なので、みんな同じ格好に見える。ジャケパンというだけで、「なんか違う人」という雰囲気が生まれる。

こうやって考えてみると、ジャケパンスタイルに変更したメリットは大きい。逆にデメリットは何かと訊かれても、あまり思い浮かばない。今までスーツにこだわっていた自分が、不思議に思えてしまうほどだ。

もちろん、注意すべき点はあると思う。

基本的に、カジュアルスタイルは軽薄に見えがち。軽薄な人間は、仕事ができないと思われがち。つまり、ジャケパンの人間は仕事ができない」という先入観を持たれやすい。

そういう意味で、普通以上に仕事を頑張ることは必要だと思う。決して、ビジネスを軽く見ているからジャケパンなんじゃない。ビジネス・スキルを高めるという意識を持って、ジャケパンスタイルを導入すべき。

まとめ

オシャレを意識することは、ビジネスに対する意欲を高めることにも繋がる。少なくとも、僕の場合は、そんな発想でここまで取り組んできたつもりだ。そして、服装が僕の仕事の一部を支えているという感覚も実際にある。

結論として、仕事上のオシャレは、ビジネス効率を高める上でも有効だということ。スキル向上で行き詰まったときは、ファッションに逃げてみるのも、ひとつの作戦だと思う。多くの中高年が意識していない部分だから、ライバルに差を付けることも可能だ。

ただし、ビジネス・ファッションは「仕事ができる人間」であることが大前提。仕事も満足にできないのに、ファッションにばかり力を入れていると、良い評価には繋がらないと思われるから。

これからも、ビジネススキルの一つとして、ファッションを上手に活用していきたい。

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1967年生まれのバブル世代。80年代カルチャーしか勝たん。推しは仙道敦子。匂いガラスが欲しい。