ライフスタイル

夏でも涼しい顔をして長袖シャツを着こなすのが大人の流儀

お子様ファッション

夏になると、ついつい露出が多くなりがちだけれど、いい年をした大人になったら、いろいろと考えなくちゃいけない。なにしろ、もう子どもじゃないんだから、いつまでも子どもみたいな格好をしているわけにもいかない。この夏は、お子様ファッションを卒業して、大人の仲間入りをしよう。

メンズファッションで露出が多くなりがちなポイントは3か所ある。半袖シャツ、短パン、サンダルの3つだ。いずれも定番だが、子どもみたいにならないように注意したい。

半袖シャツ

まずは、夏の大定番の半袖シャツ。暑い季節だから半袖シャツを着るのは極めて自然なことだけれど、大人のビジネスマンは半袖シャツを着ない。特に、ビジネスシーンで半袖シャツを着ていると、シンプルに格好良くないと思う。

夏の室内はエアコンで涼しい場合も多いから、そもそも半袖は必要ない。暑いときは袖まくりで対応しよう。長袖で暑いときは半袖だって暑いものだ。

かろうじて半袖が許されるのは、休みの日のTシャツくらいだけれど、僕はTシャツ1枚というスタイルがいかにも無防備な感じがして、あまり好きではない。つい長袖シャツとかカーディガンなんかの羽織り物を羽織ってしまう。Tシャツ1枚で過ごしたいと思うのは、海へ行くときくらい。

もっとも決して半袖Tシャツが嫌いだというわけではなくて、お気に入りのTシャツコレクションはそれなりに持っているけれど、大人っぽいTシャツの着方というのは、なかなか難しいなあと思う。最悪なのは、中年太りのお腹をアピールしているかのようなTシャツコーデ。ビール腹はTシャツに最も似合わない体型のひとつである。

Tシャツよりも上品なポロシャツも、僕は苦手だ。理由はやっぱり半袖だからで、襟が付いていても、あまり大人っぽいような感じがしない。腕周りの露出が多いところに、きっと馴染めないのだろう。

ショーパン

ボトムスではショーパンというか短パンがダメ。大人になったら短パンはきっぱりと卒業すべきだと思う。短パンは子どもたちのためのファッションアイテムで、せいぜい許されるのは、20代くらいまでだろう。

毎年夏になるたびに、大人のための格好良いショーパンコーデみたいのが雑誌で特集されているけれど、結局のところ、本当に格好良いショーパンコーデなんていうものが見つからないからこそ、毎年こんな大騒ぎをしているのだと思う。

暑いからショーパンを履くということであれば、なるべく暑くないパンツを探して履けばいい。最近は通気性の良い素材を使ったパンツもいろいろと出ているので、あえてショーパンしか選択肢がないという時代ではないと思う。

夏になると、街中や電車の中でも、Tシャツにショーパンというコーデの大人が本当にたくさん増えるけれど、大人らしくないというか、子どもっぽいスタイルだなあと思う。楽なスタイルなのかもしれないけれど、大人になったら楽なものを選ぶだけでは済まされないということも、しっかりと考えるべきだ。

サンダル

足下ではサンダル。特に安物のスリッパみたいなサンダルで街を歩いているのは事故死レベルだと思うけれど、夏の街にはスリッパ男子が意外と多い。若い人はともかく、いい年をした大人のお出かけスタイルではない。

サンダルを履くのであれば、スラックスに合わせてもシックに決まる、シンプルなレザーサンダルだろう。定番のビルケンシュトックは夏の大人向き。スポーツサンダルやビーチサンダルはご近所コンビニコーデくらいにしておいた方がいい。

超カジュアルコーデ

Tシャツ+ショーパン+サンダル履きの超カジュアルが日本の夏の定番コーデだけれど、この3アイテムでオシャレに仕上げるのは、相当に難しいと思う。99%の中高年男性の場合は、ただ、だらしないだけの雑コーデである。

オシャレな若者が、Tシャツ+ショーパン+サンダルでオシャレに仕上げているのを見ると、すごく緻密な計算がされていて、繊細な注意が払われていると感じる。中高年男性諸氏の適当コーデとは全然違う。超カジュアルというのは適当ということではないのだと気付かされる。

大人は夏でもシックにいこう

大人は大人らしく夏でもシックを基本にするべき。夏の女性ファッションで露出が多くても違和感がないのは、シックに仕上げられているからだ。そもそも、女性の場合は露出によってシックさを盛っている部分もあるから、夏のカジュアルもだらしなくはならない。

リネンの長袖シャツをまくって、サッカー生地のパンツを履いて、素足にローファーでも合わせて、それなりに暑さを凌げるものである。せいぜい露出するとしても、トップスかボトムスか足下のどこかひとつ。長袖シャツ+パンツコーデにレザーの上品なサンダルを合わせるだけで、十分に大人のカジュアルダウンは完成する。

真夏であれば、デニム+スニーカーに半袖Tシャツ(あるいはポロシャツ)を合わせる黄金コーデも許容範囲だろう。ポイントは露出はひとつだけである。ただし、大人のショーパンスタイルだけはお勧めできない。

暑い季節に涼しい顔で長袖シャツを着こなすことができるということが、大人の証明ではないだろうか。

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1967年生まれのバブル世代。80年代カルチャーしか勝たん。推しは仙道敦子。匂いガラスが欲しい。