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オールドコーチになったコーチのブリーフケースは長女誕生記念で購入

今年、僕(管理人)は54歳になりました。

社会人になって30年以上経つわけですが、自分の持っているビジネスグッズの中には、ベテラン選手になりつつあるものも出始めました。

今回は、そんなビジネスグッズの中から、COACH(コーチ)のブリーフケースの話をしたいと思います。

長女誕生の記念に買ったコーチのブリーフケース

僕が現在の会社に就職したのは、1993年10月のことで(中途採用だった)、翌1994年に結婚、さらに翌年の1995年に長女が誕生しました。

大学を卒業して最初に就職した会社を2年持たずに退職していたので、今の会社もいつまで続くか、正直に言ってあまり自信がありませんでした。

なにしろバブル世代ですから、どちらかというと、「いつでも転職できる」くらいの気持ちが強かったかもしれません。

それでも、結婚をして、さらに子どもまで生まれてしまうと、仕事を辞めるということは、簡単な決断とはならなくなってしまいました。

娘の父親になって、本気で今の仕事に取り組まなければいけないという気持ちになったときに買ったのが、「COACH(コーチ)」のブリーフケースです。

板坂元さんも愛用していたコーチのブリーフケース

その頃の「COACH(コーチ)」というのは、あの有名なシグネチャーシリーズを出す前のことで、有名で人気のブランドではあったものの、現在のようにラグジュアリーな雰囲気ではなかったような気がします。

僕がコーチに興味を持ったのは、小学館の『紳士の小道具』という本の中で、著者の板坂さんが紹介していたからです。

板坂さんはコーチのブリーフケースを愛用していて、それがすごく大人っぽくてカッコいいものに見えました。

もう一つ、本を持ち歩くときのためには、米国製のコーチのブリーフケースを持っている。鈍い黒い色で、光沢がない。ベルトに尾錠つきで、昔のお医者さんの往診鞄に似ている。厚めの牛革で作ってあって、裏をつけていないので、ザラザラのままになっている。洒落っ気が全くないけれども、よく見ると上質の革が使ってあって、睨みを利かせる重厚さを持っている。(板坂元『紳士の小道具』)

大学の先生だった板坂さんは、「ブルックスブラザーズ」のドクターバッグや、「グッチ」のアタッシュケースなどと併用して、「コーチ」のブリーフケースを紹介していました。

板坂元『紳士の小道具』この本に影響を受けて買ったものは少なくない。板坂元『紳士の小道具』この本に影響を受けて買ったものは少なくない。

アメリカ製品に弱いバブル世代ということもあって、僕はコーチの魅力に惹かれ、社会人になって初めてまともなブランドも言えるメーカーのブリーフケースを購入しました。

ただし、色は板坂さんの持っている黒色ではなく、ブラウンをチョイス。

後から考えると「普通にブラックにしておけばよかったなあ」と何度も思いましたが、その頃の僕は、茶色が好きなアラサー・ビジネスマンだったみたいです(笑)

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コーチのグラブタンレザーは頑丈でしなやか

気合いを入れて買ったコーチのビジネスバッグは、とにかく頑丈でした。

野球のグローブから思いついたという、いわゆる「グラブタンレザー」を使用した鞄は、まさしく野球のグローブのように頑丈で、そして、しなやか。

ワックスを塗りこんで揉みこんでやりたくなるような軟らかさですが、一方で、滅茶苦茶に重いとも思いました。

オールドコーチのブリーフケース。頑丈で軟らかな牛革を使っている。オールドコーチのブリーフケース。頑丈で軟らかな牛革を使っている。

なにしろ、分厚い牛革の塊ですから、重くないわけがない。

本物のブリーフケースというのは重いものなんだということを、僕はこのコーチのブリーフケースから学びました。

それまで、僕が使っていたビジネスバッグは、ホームセンターで売っているような、安っぽい(というか間違いなく安い)合皮のビジネスバッグで、薄っぺらで滅茶苦茶に軽いものだったので、初めてコーチの鞄に書類を入れて持ったときには「何て重いものを買ってしまったんだ、、、」と、小さな後悔をしたことも事実です。

板坂さんは、よくこんな重い鞄に本を入れて持ち歩いたもんだなあ。

それでも、このコーチのビジネスバッグは、職場でも評判が良くて、特にお年寄りの偉い方から「良いバッグを使っているね」と声をかけられたりしました。

昨今のビジネスバッグのような機能性などとはまったくの無縁で、バッグの内側にはファスナー付きのポケットがひとつあるだけ。

デザイン的にも極めてシンプルで、男性のビジネスバッグとしては、ある意味での完成形だったのかもしれませんね。

コーチ製品はシリアルナンバーから製造年月を判断できる

コーチの製品は、シリアルナンバーから製造年月日を判断することができるそうですね。

コーチ製品は、シリアルナンバーから製造年月を判断できるコーチ製品は、シリアルナンバーから製造年月を判断できる

このブリーフケースには「J6C」の記号があるので「1996年9月に製造されたもの」ということになるらしいです。

最初のアルファベットが製造月、2番目の数字が製造年、3番目のアルファベットは工場を表している。この三桁の記号は1994年から使用されているので、「6」は1996年製品ということになる。

長女の誕生記念に買ったコーチも、今となってはオールドコーチ。

娘は今年26歳になりました。

オールドコーチのショルダーバッグ

その後、休日に持ち歩けるような小さなバッグが欲しくて、もうひとつ、コーチのショルダーバッグを購入しました。

オールドコーチのショルダーバッグ。オールドコーチのショルダーバッグ。

同じく、1996年のアメリカ製。

コーチが、まだアメリカで商品を製造していた頃のアイテムって、やっぱり惹かれるものがありますね。

まとめ

ということで、以上、今回はオールドコーチになってしまったコーチのビジネスバッグをご紹介しました。

ビジネスバッグとしては、既に現役を引退していますが、たまには本を入れて持ち歩きたくなる、そんな「戦友」みたいなバッグです。

何より、この鞄のおかげで、僕は仕事を辞めることなく、今日まで続けることができました。

娘とコーチに感謝です!

ABOUT ME
KONTA
1967年生まれのバブル世代。80年代カルチャーしか勝たん。推しは仙道敦子。匂いガラスが欲しい。