2000年代の最初の頃に、ボサノヴァ・ブームみたいのがありま
理由はカフェがブームになっていたから?
今回は、2000年代の「ボサノヴァ・ブーム」について紹介してみよ
ゼロ年代のカフェブーム
現在のカフェブームの源流は、1990年代中頃から始まったと言
スタバの日本上陸が1995年なので、なんとなく、その頃から、
2000年代に入る頃には、個性的でオシャレなカフェが数多く誕
仕事途中のサラリーマンが、マンガ読みながらタバコ吸っている空
カフェブームから生まれたボサノヴァ・ブーム
カフェブームを支えるアイテムのひとつに、オシャレなBGMがあ
ジャズ喫茶とかクラシックの名曲喫茶を除くと、喫茶店といえばテ
そんなオシャレなBGMのひとつとして、全国のカフェで流れてい
カフェブームの中でボサノヴァは、オシャレ空間を構成するアイテ
いわゆるボサノヴァ・ブームの到来です。
ボサノヴァってどんな音楽?
それまで、一般的にボサノヴァというのは、ジャズの一形態としてとらえら
本来、ボサノヴァは、1950年代から1960年代にかけて広ま
ところが、ボサノヴァの代表曲と言われる「イパネマの娘」が、ジ
スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトが共作したアルバムで、「イパネマの娘」が収録されている、『ゲッ
教養ある上流階級の若者たちが始めた音楽は、とても爽やかで洗練されているので、現代の都会的な生活にもぴったりとマッチします。
オシャレなカフェで、ボサノヴァがBGMとして使われることになったのも納得ですね。
『ボニータ!ボサノヴァ』はおすすめコンピ
カフェ・ブームを背景としてボサノヴァ・ブームが起こり、200
<ブームの象徴>とも言えるコンピ盤は、入門編としてとても便利
『ボニータ!ボサノヴァ』は、2006年にUniversal(ユニバーサルミュージック インターナショナル)レ
ブーム時のコンピ盤にありがちなように、初心者向きの名曲ばかり
★『ボニータ!ボサノヴァ』収録曲
01 ワン・ノート・サンバ / ナラ・レオン
02 ソ・ダンソ・サンバ / スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
03 ソー・ナイス(サマー・サンバ) / アストラッド・ジルベルト&ワルター・ワンダレイ
04 マシュ・ケ・ナーダ / タンバ・トリオ
05 ホーダ / ジルベルト・ジル
06 イパネマの娘 / アントニオ・カルロス・ジョビン
07 小船 / エリス・レジーナ
08 ペピーノ・ビーチ / マルコス・ヴァーリ
09 オルフェのサンバ / ルイス・ボンファ
10 ビリンバウ /クアルテート・エン・シー
11 帆掛船の疾走 / エリス・レジーナ
12 バイヤの想い出 / バーデン・パウエル
13 クリケット・シング・フォー・アナマリア / マルコス・ヴァーリ
14 波 / アントニオ・カルロス・ジョビン
15 サーフボード / ロベルト・メネスカル・イ・セウ・コンジュント
16 ネガ・ド・カベロ・デュロ / アストラッド・ジルベルト&ワルター・ワンダレイ
17 想いあふれて / グラシーニャ・ラポラーシ
18 デサフィナード / スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
19 ビーチ・サンバ / ワルター・ワンダレイ
20 オ・サンバ・ダ・ミーニャ・テーハ / タンバ・トリオ
21 ア・ハン(カエル) / ガル・コスタ
22 ドミンゴ・ア・ノイチ / ルイス・ボンファ
23 ウッパ・ネギーニョ / エドゥ・ロボ
24 トリステーザ / エリス・レジーナ
25 三月の雨 / エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン
僕は、このCDを聴いてボサノヴァ音楽のファンとなり、その後、
収録曲は「イパネマの娘」をはじめとして、いずれ劣らぬボサノヴ
すべての収録曲に、歌詞(日本語訳もあり)と解説が付いているので、初めての人でもボサノヴァを理解しやすくなっています。
ジャケットのイラストもオシャレで、いかにもカフェ好きな人たちにアピールしそうな商品ですよね。
これからボサノヴァを勉強したいという人には、絶対におすすめの
続編の『ボニータ!2 ボサノヴァ』とセットで持っていると、ひと夏困らないと思います
★『ボニータ!2 ボサノヴァ』収録曲
01 ディサフィナード / ナラ・レオン
02 バトゥカーダ / マルコス・ヴァーリ
03 おいしい水 / アストラッド・ジルベルト
04 波 / ワルター・ワンダレイ
05 シー・ユー・イン・リオ / ジョイス
06 イパネマの娘 / スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
07 コヒーダ・ヂ・ジャンガダ / エリス・レジーナ
08 ミーニャ・サウダージ / ワルター・ワンダレイ
09 トリステーザ / バーデン・パウエル
10 サマー・サンバ / ドリス・モンテイロ
11 カエル / セルジオ・メンデス&ブラジル’66
12 ワン・ノート・サンバ / シルヴィア・テリス
13 ケブラ・マール / ルイス・ボンファ
14 ドラリセ / スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト
15 二人と海 / タンバ・トリオ
16 ソ・ダンソ・サンバ / オス・カリオカス
17 マシュ・ケ・ナーダ / セルジオ・メンデス&ブラジル’66
18 ビーチ・サンバ / アストラッド・ジルベルト
19 コール・ミー / ワルター・ワンダレイ
20 デイトリッパー / セルジオ・メンデス&ブラジル’66
21 虹の彼方に / ナラ・レオン
22 トリスチ / エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン
23 想いあふれて / アントニオ・カルロス・ジョビン
まとめ
ということで、以上、今回は、2000年代のボサノヴァ・ブーム
カフェブームと切り離しても、爽やかなボサノヴァ音楽は夏にぴっ
今年の夏は、ボサノヴァで過ごしてみてはいかがですか。