1980年代

COME ON BABY「Rockn’ Roll Hard Worker」伝説のロックバンドの名曲

バブル時代、ハードワーカーを歌ったロックが多かったような気がします。

なにしろ、24時間働けますか?の時代でしたからね。

だけど、<COME OB BABY>のハードワーカーは、一味違うハードワーカーのロックでした。

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1990年発表のアルバム『WAY OF LIFE』

1980年代の終り頃だったと思うけれど、<COME ON BABY(カモンベイビー)>というロックバンドがあった。

それは五人組のグループで、高橋洋樹という人がボーカルをやっていた。

僕の手元には、1990年に発表された『WAY OF LIFE』というアルバムが一枚あるだけで、その他の詳しいことは何も知らない。

伝説のロックバンドCOME ON BABYのアルバム『WAY OF LIFE』伝説のロックバンドCOME ON BABYのアルバム『WAY OF LIFE』

せっかくだから、ここに曲名を紹介しておこう。

1 Summer Night
2 Junky Jive Street
3 英雄でなくていい
4 Sad Song
5 青空に誓うこと
6 HardRainに抱かれながら
7 Communication
8 シャッフルは唇で
9 Rockn’ Roll Hard Worker
10 After TheBeatles

COME ON BABY「WAY OF LIFE」

僕が、このアルバムを買ったのは、テレビで観た彼らのプロモーションビデオが素晴らしかったからだ。

そして、その曲こそが、今回紹介したい「Rockn’ Roll Hard Worker」という曲だった。

もしもずっと走り続けられたら 俺が Rockn’ Roll Hero

すごく簡単に言ってしまうと、この曲は、売れないロックンローラーが、すごく一生懸命に働いているのに、やっぱり全然売れない、だけど夢は捨てないぜっていう曲です。

好きなだけ眠らせて 好きなだけ食わせて
好きなだけ遊ばせて 好きなだけやらせて
一度でいいから神様お願い頼むぜ
俺の望みをかなえておくれ

朝6時に起こされて 昼めしはカップヌードル
夜中まで働かされ 給料は8万
家には一夜のあやまちで寝た女が
俺の帰りを待っている

情け無くて涙さえも出てきやしない
開き直る勇気なんてある訳もない
だからせめてちっぽけな夢を捨てないで
そうさ俺は Rockn’ Roll Hard Worker

12回払いで買った SONYのWALKMAN
いつでも肌身離さず ポケットの中
いかしたあいつの Rock’n Roll Number 聴かせて
負けそうな俺 元気づけてくれ

夢はきっときっといつかかなうはずだぜ
ずっとずっとそれまであきらめちゃだめだぜ
もしもずっと俺が走り続けられたら
そうさ俺が Rockn’ Roll Hero

COME ON BABY「Rockn’ Roll Hard Worker」

サウンド的にはシンプルなロックンロールで、当時の僕の中では、少し前の<ハウンドドッグ>と被るところがあると、思っていたような気がする。

ボーカルの高橋洋樹は「ドラゴンボール」の主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」で有名ボーカルの高橋洋樹は「ドラゴンボール」の主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」で有名

あるいは、ちょっと<ARB>っぽかったかもしれない。

バブルの時代に、「昼めしはカップヌードル」とか「給料は8万」とか「12回払いで買った」とか、いかにも貧乏くさいことを歌っているところがリアルでよかった。

もちろん、バブル時代だって、売れないミュージシャンの多くは、アルバイトをしながら生計を立てていたと思うのだけれど。

1980年代後半というのは、やたらと人を励ますメッセージソングが多かった時代だが、この曲は、ミュージシャンがミュージシャン自身を励ますための曲だった。

COME ON BABY のメンバー写真COME ON BABY のメンバー写真

「夢はきっときっといつかかなうはずだぜ」「ずっとずっとそれまであきらめちゃだめだぜ」と、ボーカルの高橋洋樹は何度も何度も絶叫するように歌っている。

「もしもずっと俺が走り続けられたら そうさ俺が Rockn’ Roll Hero」という夢を信じて。

もちろん、彼らの夢がかなうことはなかった。

このアルバムを最後に、彼らは日本のロックシーンから姿を消してしまうからだ。

今、高橋洋樹の名前は、「ドラゴンボール」の主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」を歌ったミュージシャンとして、その世界での伝説となっている。

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kels
ちょっと懐かしい本や雑誌、CDの感想を書いています。好きな言葉は「広く浅く」。ブックオフが憩いの場所です。