旧・文芸スノッブ 小林勇「雨の日」岩波書店編集部での日々と柳瀬正夢や三木清たちへの追悼 2022/12/17(土) みつの沫 文化系スノッブ 小林勇「雨の日」読了。 本作「雨の日」は、岩波書店の編集者だった小林勇の随筆集である。 自戒を込めた大人の文章 本書に収録されている作品は …
旧・文芸スノッブ 村上春樹「更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち」多彩なレトリックで楽しむ音楽エッセイ 2022/12/17(土) みつの沫 文化系スノッブ 村上春樹「更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち」読了。 本書は、2022年(令和4年)に刊行されたクラシック音楽エッセイ集である。 …
旧・文芸スノッブ ケストナー「飛ぶ教室」クリスマスの少年友情物語が大人におすすめの理由 2022/12/11(日) みつの沫 文化系スノッブ エーリヒ・ケストナー「飛ぶ教室」読了。 本作「飛ぶ教室」は、1933年(昭和8年)、ドイツの作家エーリヒ・ケストナーによって発表された児童 …
旧・文芸スノッブ オールズバーグ『急行「北極号」』イノセンスの踏み絵としてのクリスマス絵本 2022/12/11(日) みつの沫 文化系スノッブ クリス・ヴァン・オールズバーグ『急行「北極号」』読了。 本作『急行「北極号」』は、1985年(昭和60年)にアメリカで刊行されたクリスマス …
旧・文芸スノッブ 村上春樹・柴田元幸「サリンジャー戦記」『キャッチャー・イン・ザ・ライ』完全解説 2022/12/10(土) みつの沫 文化系スノッブ 村上春樹・柴田元幸「サリンジャー戦記」読了。 本書「サリンジャー戦記」は、村上春樹と柴田元幸の対話形式による「キャッチャー」論である。 『 …
旧・文芸スノッブ 山内史子「英国ファンタジー紀行」旅行の前に読みたいイギリス文学ガイド 2022/12/10(土) みつの沫 文化系スノッブ 山内史子「英国ファンタジー紀行」読了。 本作「英国ファンタジー紀行」は、小学館ショトルシリーズ<ショトルトラベル>のイギリス文 …
旧・文芸スノッブ 庄野夏子「お父さんッ子」庄野潤三の長女・今村夏子が高校1年生のときに書いた作文を発見 2022/12/08(木) みつの沫 文化系スノッブ 古い雑誌の中に<庄野夏子>さんの作文を見つけた。 今回は、庄野潤三ゆかりということで、庄野夏子さんの作文を紹介してみたい。 庄 …
旧・文芸スノッブ サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」心の闇が深い若者たちの喪失感を描いた都会派青春小説 2022/12/07(水) みつの沫 文化系スノッブ サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」読了。 本作「ナイン・ストーリーズ」は、1953年(昭和28年)に刊行されたサリンジャーの短編小説集で …
旧・文芸スノッブ 清水浩司・永堀アツオ「文芸レアグルーヴ」ノリで楽しむヒップな渋谷系ブックガイド 2022/12/04(日) みつの沫 文化系スノッブ 清水浩司・永堀アツオ「文芸レアグルーヴ―いまぼくたちが読みたい日本文学の100冊」読了。 本書「文芸レアグルーヴ」は、「今フィットするグル …
旧・文芸スノッブ 松居桃楼「蟻の街のマリア」戦後の浮浪者部落に生きた北原怜子の評伝 2022/12/03(土) みつの沫 文化系スノッブ 松居桃楼「蟻の街のマリア」読了。 本作「蟻の街のマリア」は、戦後のバタ屋街で暮らす人々の救済活動に身を投じた女性、北原怜子の評伝である。 …