旧・文芸スノッブ 特別展「生誕100年記念 作家・庄野潤三展――日常という特別」図録から 2022/01/22(土) みつの沫 文化系スノッブ 東京都練馬区立石神井公園ふるさと文化館で、特別展「生誕100年記念 作家・庄野潤三展――日常という特別」が開催されている。 練馬区居住期を …
旧・文芸スノッブ 中村明「作家の文体」インタビューで読み解く小説家たちのこだわり 2022/01/22(土) みつの沫 文化系スノッブ 中村明「作家の文体」読了。 本書は「文体」をキーワードに作家の言語意識を問うことを目的としたインタビューの記録である。 初出は、筑摩 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「バングローバーの旅」アメリカと日本との間でさまよう夫婦の物語 2022/01/18(火) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「バングローバーの旅」読了。 「バンクローバーの旅」は、1955年(昭和30年)4月、「文芸」に発表された短篇小説である。 …
旧・文芸スノッブ 小林秀雄「栗の樹」井伏鱒二「珍品堂主人」に登場する男が愛した酒と骨董 2022/01/16(日) みつの沫 文化系スノッブ 小林秀雄「栗の樹」読了。 「珍品堂主人」の流れから、小林秀雄を読んでみる。 白洲正子のエッセイに書かれている「真贋」という随筆も入っ …
旧・文芸スノッブ 中村明「日本の一文 30選」井伏鱒二に永井龍男、小沼丹に庄野潤三、日本語っておもしろすぎる! 2022/01/16(日) みつの沫 文化系スノッブ 中村明「日本の一文 30選」読了。 井伏鱒二「珍品堂主人」の登場人物のモデルが小林秀雄だという話は、本書の中にも登場している。 東 …
旧・文芸スノッブ 井伏鱒二「珍品堂主人」金持ちと美女に翻弄された骨董屋の泣き笑い 2022/01/16(日) みつの沫 文化系スノッブ 井伏鱒二「珍品堂主人」読了。 本作「珍品堂主人」は、1959年(昭和34年)1月から9月まで『中央公論』に連載された長編小説である。 こ …
旧・文芸スノッブ 太宰治「お伽草紙」古典や民話を素材に使った、戦時中の短篇小説を収録 2022/01/15(土) みつの沫 文化系スノッブ 太宰治「お伽草紙」読了。 本作「お伽草紙」は、1945年(昭和20年)10月に筑摩書房から刊行された短編小説集である。 この年、著者は3 …
旧・文芸スノッブ 井伏鱒二「太宰治」どんなに迷惑をかけられても太宰のことが大好きだった 2022/01/15(土) みつの沫 文化系スノッブ 井伏鱒二「太宰治」読了。 本作「太宰治」は、井伏鱒二の作品の中から、太宰治について書かれたものを収録したアンソロジーである。 1989年 …
旧・文芸スノッブ 安岡章太郎「良友・悪友」ホステスに文芸誌を読んだ「三番センター庄野潤三君」 2022/01/09(日) みつの沫 文化系スノッブ 安岡章太郎「良友・悪友」の中に「三番センター庄野潤三君」という随筆が入っている。 まだ小説を書き出して間もないころ、安岡章太郎と吉行淳之介 …
旧・文芸スノッブ 飯田龍太「思い浮ぶこと」俳句と釣りを愛した俳人が綴る随筆という醍醐味 2022/01/08(土) みつの沫 文化系スノッブ 飯田龍太「思い浮ぶこと」読了。 あとがきには「この随筆集は、前著『無数の目』についで、昭和四十七年の春から六ヶ年間に発表した雑文を纏め …