旧・文芸スノッブ 庄野潤三「貝がらと海の音」爽やかな老後小説は老後を迎える前に読んでおきたい 2024/05/06(月) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「貝がらと海の音」読了。 本作「貝がらと海の音」は、1995年(平成7年)1月から12月まで『新潮45』に連載された長篇小説である …
旧・文芸スノッブ 真壁仁「詩の中にめざめる日本」寅さんも知っていた?民衆の詩で読む戦後日本史 2024/05/05(日) みつの沫 文化系スノッブ 真壁仁「詩の中にめざめる日本」読了。 本作「詩の中にめざめる日本」は、1966年(昭和41年)10月に岩波新書から刊行された、詩の批評集で …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「プールサイド小景」父性の不安に怯えて生きるサラリーマンの苦悩を描いた芥川賞受賞作 2024/05/04(土) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「プールサイド小景」読了。 本作「プールサイド小景」は、1954年(昭和29年)12月『群像』に発表された短篇小説である。 この …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「相客」<英二伯父ちゃんの薔薇>の贈り主が戦犯だった頃 2024/05/02(木) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「相客」読了。 本作「相客」は、1957年(昭和32年)10月『群像』に発表された短篇小説である。 この年、著者は36歳だった。 …
旧・文芸スノッブ 福原麟太郎「変奏曲」晩年をどのように生きていくべきかというヒント 2024/04/26(金) みつの沫 文化系スノッブ 福原麟太郎「変奏曲」読了。 本作「変奏曲」は、1961年(昭和36年)7月に三月書房から刊行された随筆集である。 この年、著者は67歳だ …
旧・文芸スノッブ 井伏鱒二「還暦の鯉」庄野潤三の解説と太宰治の褒め殺し 2024/04/21(日) みつの沫 文化系スノッブ 井伏鱒二「還暦の鯉」読了。 本作「還暦の鯉」は、1957年(昭和32年)6月に新潮社から刊行された随筆集である。 この年、著者は59歳だ …
旧・文芸スノッブ 福原麟太郎「この道を行く」地元・野方町の散歩や庄野潤三との交流、白洲正子や森田たまの書評など 2024/04/20(土) みつの沫 文化系スノッブ 福原麟太郎「この道を行く」読了。 本作「この道を行く──わが人生観」は、1965年(昭和40年)2月から6月まで『熊本日日新聞』に連載され …
旧・文芸スノッブ 福原麟太郎「書斎の無い家」人間を愛し、人生を愛した老英文学者の随筆集 2024/04/14(日) みつの沫 文化系スノッブ 福原麟太郎「書斎の無い家」読了。 本作「書斎の無い家」は、1964年(昭和39年)10月に文藝春秋から刊行された随筆集である。 この年、 …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「珈琲挽き」追憶という過去世界への誘い 2024/04/13(土) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「珈琲挽き」読了。 本作「珈琲挽き」は、1994年(平成6年)1月にみすず書房から刊行された随筆集である。 この年、著者は76歳だった。 故人の魂を弔う文学小沼丹の随筆は …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「陽気なクラウン・オフィス・ロウ」チャールズ・ラムの世界を巡るロンドン日記 2024/04/12(金) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「陽気なクラウン・オフィス・ロウ」読了。 本作「陽気なクラウン・オフィス・ロウ」は、1982年(昭和57年)1月から1983年(昭 …