旧・文芸スノッブ 福原麟太郎「天才について」英文学と人生への大きな関心 2024/03/23(土) みつの沫 文化系スノッブ 福原麟太郎「天才について」読了。 本作「天才について」は、1972年(昭和47年)4月に新潮社から刊行された随筆集である。 この年、著者 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「せきれい」時間によって培われた<生きているよろこび> 2024/03/20(水) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「せきれい」読了。 本作「せきれい」は、1997年(平成9年)1月から12月まで『文学界』に連載された長篇小説である。 この年、 …
旧・文芸スノッブ 横田瑞穂「山桃」小沼丹や庄野潤三も登場する早稲田大学ロシア文学者の随筆集 2024/03/17(日) みつの沫 文化系スノッブ 横田瑞穂「山桃」読了。 本作「山桃」は、1992年(平成4年)1月、故・横田瑞穂の七回忌にあたり、遺族によって編纂された随筆集である。 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「庭の山の木」日常の中に描く受容と肯定の人生 2024/03/17(日) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「庭の山の木」読了。 本作「庭の山の木」は、1973年(昭和48年)5月に冬樹社から刊行された随筆集である。 この年、著者は52 …
旧・文芸スノッブ フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」重すぎた愛の代償 2024/03/16(土) みつの沫 文化系スノッブ F・スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」読了。 本作「グレート・ギャツビー」は、1925年(大正14年)4月にチャールズ・ …
旧・文芸スノッブ 木山捷平「酔いざめ日記」長かった窮乏生活と文壇交友、食道がんとの闘いの記録 2024/03/16(土) みつの沫 文化系スノッブ 木山捷平「酔いざめ日記」読了。 本作「酔いざめ日記」は、1972年(昭和47年)11月から1974年(昭和49年)9月まで『浪漫』に連載さ …
旧・文芸スノッブ 村上春樹「レキシントンの幽霊」継承と断絶。途絶えた血統の物語には諸行無常の響きあり。 2024/03/14(木) みつの沫 文化系スノッブ 村上春樹「レキシントンの幽霊」読了。 本作「レキシントンの幽霊」は、1996年(平成8年)10月『群像』に発表された短編小説である。 こ …
旧・文芸スノッブ レイモンド・チャンドラー「さらば愛しき女よ」腐敗した社会と無償の愛の美しさ 2024/03/10(日) みつの沫 文化系スノッブ レイモンド・チャンドラー「さらば愛しき女(ひと)よ」読了。 本作「さらば愛しき女よ」は、1940年(昭和15年)にクノップフ社から刊行され …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「小さな手袋」さりげないユーモアと移ろいゆく人生のひとコマ 2024/03/10(日) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「小さな手袋」読了。 本作「小さな手袋」は、1976年(昭和51年)4月に小澤書店から刊行された随筆集である。 この年、著者は58 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「野菜讃歌」豊かな人生の旨味がしみこんだ晩年の随筆集 2024/03/09(土) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「野菜讃歌」読了。 本作「野菜讃歌」は、1998年(平成10年)10月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は77歳 …