読書 有島武郎「或る女」自己中なこじらせ女子の不倫と裏切りの転落人生 2023/10/14(土) みづほ 文化系スノッブ 有島武郎「或る女」読了。 本作「或る女」は、1911年(明治44年)1月から1913年(大正2年)3月まで『白樺』に連載された「或る女 …
読書 川端康成「雪国」抒情的に書けば不倫も愛人も美しくていい話になる 2023/10/06(金) みづほ 文化系スノッブ 川端康成「雪国」読了。 本作「雪国」は、1948年(昭和23年)12月に創元社より刊行された長篇小説である。 この年、著者は49 …
読書 安部公房「箱男」市民社会からの逃避と小説的欠陥のおもしろさ 2023/10/03(火) みづほ 文化系スノッブ 安部公房「箱男」読了。 本作「箱男」は、1973年(昭和48年)3月に新潮社から刊行された書き下ろし長編小説である。 この年、著 …
読書 村上春樹「我らの時代のフォークロア」処女であることの象徴性とは? 2023/09/30(土) みづほ 文化系スノッブ 村上春樹「我らの時代のフォークロア―高度資本主義前史」読了。 本作「我らの時代のフォークロア」は、1989年(平成元年)10月『Swi …
読書 島崎藤村「破戒」秘密を抱えて生きる青年教師の苦悩と葛藤の日々 2023/09/29(金) みづほ 文化系スノッブ 島崎藤村「破戒」読了。 本作「破戒」は、1906年(明治39年)3月に「緑陰叢書」第一編として自費出版された、書き下ろしの長篇小説であ …
読書 夏目漱石「門」略奪婚で結ばれた裏切り夫婦の未来予想図 2023/09/26(火) みづほ 文化系スノッブ 夏目漱石「門」読了。 本作「門」は、1910年(明治43年)3月から6月まで『朝日新聞』に連載された長篇小説である。 この年、著 …
読書 有島武郎「生れ出づる悩み」夢に向かって生きる若者へのメッセージ 2023/09/22(金) みづほ 文化系スノッブ 有島武郎「生れ出づる悩み」読了。 本作「生れ出づる悩み」は、1918年(大正7年)3月から4月まで『大阪毎日新聞』と『東京日日新聞』に …
読書 島崎藤村「千曲川のスケッチ」感傷的に描かれる明治小諸の自然と人々 2023/09/21(木) みづほ 文化系スノッブ 島崎藤村「千曲川のスケッチ」読了。 本作「千曲川のスケッチ」は、1911年(明治44年)6月から9月まで『中学世界』に連載された長編随 …
読書 志賀直哉「城の崎にて」人間は、いつ、どこで死ぬか分からない 2023/09/17(日) みづほ 文化系スノッブ 志賀直哉「城の崎にて」読了。 本作「城の崎にて」は、1917年(大正6年)5月『白樺』に発表された短篇小説である。 この年、著者 …
読書 国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」都会も北海道開拓も超えて自由に生きる 2023/09/16(土) みづほ 文化系スノッブ 国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」読了。 本作「牛肉と馬鈴薯」は、1901年(明治34年)11月『小天地』に発表された短篇小説である。 …