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A.P.C.とブルックス・ブラザーズの白デニムで夏を満喫する

A.P.C.とブルックス・ブラザーズの白デニムで夏を満喫する

夏のデニムはホワイト・ジーンズがおすすめ。

涼しげで夏らしいし、コーデに迷わない。

自分は、「アーペーセー」と「ブルックス・ブラザーズ」のアイテムを愛用中。

A.P.C.(アーペーセー)の白デニム

夏になるとデニムを敬遠しがち。

単純に言って、デニムは暑苦しいのだ。

品質の良い厚手のものほど、夏には不向き。

夏に履くなら、やっぱり白デニムしかないだろうな。

我が家には2本の白デニムがある。

ひとつは「A.P.C.(アーペーセー)」のもので、もうひとつは「ブルックス・ブラザーズ」のもの。

もともと、普段履いているデニムは、すべてアーペーセーのアイテム。

自分的にデニムは「アペセ一択」だと考えているからだ(信頼感)。

それも、シーズン限定品ではない、スタンダードな定番品がいい。

「プチニュー(PETIT NEW STANDARD/プチ・ニュー・スタンダード)」とか「プチスタ(PETIT STANDARD/プチ・スタンダード)」とか「ニュースタ(NEW STANDARD/ニュー・スタンダード)」とか呼ばれる定番品。

サイズとシルエット違いで、10本以上を揃えている(おそらく)。

ただし、白デニムは定番アイテムではないから、シーズン・アイテムを狙うしかない。

僕が白デニムを探していることを知ると、直営ストアのお兄さんは、すごく興奮した様子で「白デニム、爽やかですよ~(笑)」と、何度も繰り返した。

男性にとって白いパンツは、かなりの勇気を必要とするものなのだ。

もっとも、今年のように白ボトムスが流行してしまうと、冒険でも何でもないっていう気になってしまうから不思議なんだけど。

実際、履き慣れると、白のパンツは、簡単には手放せない良さがある。

なによりコーデに迷わないところがいい。

下が白だから、トップスに何を合わせたって、大抵の場合、それなりに落ち着いた感じに完成してしまう。

(ただし、上下とも白のホワイトコーデは難易度高すぎ)

この白デニムを買ったときは、調子に乗って、青いボーダーのTシャツも一緒に買ってしまった。

白デニムを履いて、足下にトップサイダーの紺色のデッキシューズを合わせれば、クラシックなマリンコーデの完成である。

トムとジェリーか(笑)

ほとんどコスプレ。

フランスの船乗りにだって、こんなヤツいないだろうと思ったけれど、夏が好きだということは恐ろしい習性である。

ブルックス・ブラザーズの白デニム

もうひとつのブルックス・ブラザーズの白デニムは、夏のセールで購入したもの。

当時は、セールが始まる前から「これとこれはセールで買うからね」と、お店の女の子にこっそり伝えておくと、なぜか、セールが始まるまで、ちゃんと在庫が確保されていた。

セール開始近くにプロパー価格で買おうとすると、「セールまで待った方がいいですよ」と耳打ちしてくれたくらいだ。

およそアパレル・ショップにおいて、顔見知りの定員さんというのは、本当に宝物みたいな存在である。

洋服をお得に入手しようと思ったら、スタッフと顔見知りになるのが一番手っ取り早い。

顔見知り以上の深い関係になると、もっと効果的かもしれない(?)

ブルックスの白デニムを買ったときは、一緒にオレンジ色のリネンシャツを買った。

(なんだかんだ、結構買い物してるんだよね)

鮮やかなオレンジ色というのは、いかにも夏らしい色彩だ。

(『ハートカクテル』に出てきそう)

とにかく夏が大好きだから、夏らしいアイテムを見ると、見境なく欲しくなってしまう。

まあ、冬は冬で、欲しいものが現れるんだけどね。

ブルックス・ブラザーズの白デニムは、さすがにアペセのアイテムに比べて色気が少ない。

普通のオジサンが履くなら、やっぱりブルックス・ブラザーズの方なんだろうな。

ちなみに、ホワイトジーンズは、純白よりもオフホワイトくらいの方が履きやすい。

「体を横に曲げる運動」でウエストが細くなる

白のデニムパンツは、年に何度も履くものではないから、大切に使えば長く履くことができる。

汚さないことは当然だが、成人男性が一番気をつけることはウエストサイズの膨張だろう。

真夏がやってきて、さて、久しぶりに白デニムでも履こうかなと思ったときに、ウエストがひどく窮屈でバタバタ慌てるというのは「夏のオジサンあるある」である。

とにかく、デニムのウエストからはみ出した贅肉ほど見苦しいものはない(見せたくないし、見たくない)。

夏に向けたダイエットは、春のうちから計画的に進めておこう。

どうしてもウエストがキツいという場合は、脇腹の肉を伸ばす柔軟体操をすると、とりあえず肉が引き締まってウエストが細くなる。

ラジオ体操第一の「体を横に曲げる運動」で、体を横に曲げた状態を15秒間キープするだけなので、いつでも、どこでも、すぐにウエストを細くすることができる。

これまでに何度この手で危機を乗り切ったことか(笑)

ただし、効果は一瞬なので、本格的なダイエットはお忘れなく。

流行のサマーソングと同じで、白いデニムは真夏の象徴的アイテム。

8月が終わるまで、しっかりと楽しんでおきたい。

ABOUT ME
みづほ
バブル世代の文化系ビジネスマン。源氏パイと庄野潤三がお気に入り。