読書体験 「リラ冷え」の語源となった榛谷美枝子の俳句を読む 2025/05/12(月) ますじ 文化系スノッブ 『リラ冷え』の語源は、渡辺淳一の『リラ冷えの街』ではない。 渡辺淳一は、北大植物園を管理する辻井達一助教授の著作で「リラ冷え」をいう言 …
読書体験 庄野潤三『絵合せ』文庫本では読むことのできない単行本オリジナル『絵合せ』の魅力 2025/05/11(日) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三『絵合せ』読了。 本作『絵合せ』は、1971年(昭和46年)5月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、作者は …
音楽体験 『ボニータ! ボサノヴァ』カフェから始まったボサノヴァ・ブームの時代 2025/05/11(日) ますじ 文化系スノッブ 2000年代の日本で、ちょっとしたボサノヴァ・ブームがあった。 震源地は、オシャレなカフェだったような気がする。 1990年代か …
読書体験 庄野潤三「ピアノの音」穏やかな旋律を奏でる「妻」の物語 2025/05/10(土) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三「ピアノの音」読了。 本作「ピアノの音」は、1997年(平成9年)4月に講談社から刊行された長篇小説である。 作者は、こ …
読書体験 『フォーカス』(1988年)パパラッチに盗撮されて激昂するサリンジャー(69歳)の写真 2025/05/10(土) ますじ 文化系スノッブ 1988年(昭和63年)、写真週刊誌『FOCUS(フォーカス)』に、パパラッチに盗撮されて激昂する作家(J.D.サリンジャー)の写真が掲載さ …
読書体験 ショーロホフ『静かなドン』反戦フォーク「花はどこへ行った」を生んだロシアの戦争文学 2025/05/10(土) ますじ 文化系スノッブ ミハイル・ショーロホフ「静かなドン」読了。 本作「静かなドン」は、1926年(昭和元年)から1940年(昭和15年)まで、15年間にわ …
読書体験 太宰治『ヴィヨンの妻』心の闇と向き合い続けた作家の最後の小説 2025/05/06(火) ますじ 文化系スノッブ 太宰治『ヴィヨンの妻』読了。 本作『ヴィヨンの妻』は、1950年(昭和25年)に新潮文庫から刊行された短篇小説集である。 太宰治 …
読書体験 サリンジャーの著作年表│日本で出版されたサリンジャーの本を発売年順に完全リスト化 2025/05/06(火) ますじ 文化系スノッブ J.D.サリンジャーの本を発売順に並べただけのシンプルな著作リスト(年表式)を作りました(「著作年表」です)。 『書名』のあとに(翻訳 …
読書体験 庄野潤三の著作年表│庄野潤三の本を発売年順に完全リスト化 2025/05/05(月) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三の本を発売順に並べただけのシンプルな著作リスト(年表式)を作りました(「著作年表」です)。 晩年の作品群が人気の庄野潤三ですが …
読書体験 村上春樹の著作年表│村上春樹の本を発売年順に完全リスト化 2025/05/05(月) ますじ 文化系スノッブ 村上春樹の本を発売順に並べただけのシンプルな著作リスト(年表式)を作りました(「著作年表」です)。 発売順に村上春樹の作品を読みたい人 …
読書体験 「リラ冷え」の語源となった榛谷美枝子の俳句を読む 2025/05/12(月) ますじ 文化系スノッブ 『リラ冷え』の語源は、渡辺淳一の『リラ冷えの街』ではない。 渡辺淳一は、北大植物園を管理する辻井達一助教授の著作で「リラ冷え」をいう言 …
読書体験 庄野潤三『絵合せ』文庫本では読むことのできない単行本オリジナル『絵合せ』の魅力 2025/05/11(日) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三『絵合せ』読了。 本作『絵合せ』は、1971年(昭和46年)5月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、作者は …
読書体験 庄野潤三「ピアノの音」穏やかな旋律を奏でる「妻」の物語 2025/05/10(土) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三「ピアノの音」読了。 本作「ピアノの音」は、1997年(平成9年)4月に講談社から刊行された長篇小説である。 作者は、こ …
読書体験 『フォーカス』(1988年)パパラッチに盗撮されて激昂するサリンジャー(69歳)の写真 2025/05/10(土) ますじ 文化系スノッブ 1988年(昭和63年)、写真週刊誌『FOCUS(フォーカス)』に、パパラッチに盗撮されて激昂する作家(J.D.サリンジャー)の写真が掲載さ …
読書体験 ショーロホフ『静かなドン』反戦フォーク「花はどこへ行った」を生んだロシアの戦争文学 2025/05/10(土) ますじ 文化系スノッブ ミハイル・ショーロホフ「静かなドン」読了。 本作「静かなドン」は、1926年(昭和元年)から1940年(昭和15年)まで、15年間にわ …
読書体験 太宰治『ヴィヨンの妻』心の闇と向き合い続けた作家の最後の小説 2025/05/06(火) ますじ 文化系スノッブ 太宰治『ヴィヨンの妻』読了。 本作『ヴィヨンの妻』は、1950年(昭和25年)に新潮文庫から刊行された短篇小説集である。 太宰治 …
読書体験 サリンジャーの著作年表│日本で出版されたサリンジャーの本を発売年順に完全リスト化 2025/05/06(火) ますじ 文化系スノッブ J.D.サリンジャーの本を発売順に並べただけのシンプルな著作リスト(年表式)を作りました(「著作年表」です)。 『書名』のあとに(翻訳 …
読書体験 庄野潤三の著作年表│庄野潤三の本を発売年順に完全リスト化 2025/05/05(月) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三の本を発売順に並べただけのシンプルな著作リスト(年表式)を作りました(「著作年表」です)。 晩年の作品群が人気の庄野潤三ですが …
読書体験 村上春樹の著作年表│村上春樹の本を発売年順に完全リスト化 2025/05/05(月) ますじ 文化系スノッブ 村上春樹の本を発売順に並べただけのシンプルな著作リスト(年表式)を作りました(「著作年表」です)。 発売順に村上春樹の作品を読みたい人 …
読書体験 小沼丹『お下げ髪の詩人』青春の日の出会いと別れを描いた「一期一会」の少女小説 2025/05/05(月) ますじ 文化系スノッブ 小沼丹『お下げ髪の詩人(小沼丹未刊行少年少女小説集 青春篇)』読了。 本作『お下げ髪の詩人』は、2018年(平成30年)7月に刊行され …
音楽体験 『ボニータ! ボサノヴァ』カフェから始まったボサノヴァ・ブームの時代 2025/05/11(日) ますじ 文化系スノッブ 2000年代の日本で、ちょっとしたボサノヴァ・ブームがあった。 震源地は、オシャレなカフェだったような気がする。 1990年代か …
音楽体験 「カレッジ・フォーク」から「カレッジ・ポップス」へ~日本カレッジ・フォークの歴史 2025/04/05(土) ますじ 文化系スノッブ カレッジ・フォークとは何か? 僕のカレッジ・フォークの歴史探索は、そんな素朴な疑問から始まった。 それは、カレッジ・フォークが、 …
音楽体験 『懐かしの60'sフォーク』村上春樹『ノルウェイの森』の挿入歌はフォークソング 2025/02/24(月) ますじ 文化系スノッブ 村上春樹『ノルウェイの森』を読んで、僕は、古いフォーク・ソングを聴くようになった。 ブラザーズ・フォアやキングストン・トリオやピーター …
音楽体験 真冬の札幌キノカフェ「友部正人・完全生音ライブ」ギターとブルースハープの衝撃 2025/02/11(火) ますじ 文化系スノッブ 札幌「キノカフェ」で、友部正人のライブに参加してきた。 友部正人「銀座線を探して」発売記念完全生音ライブ。 マイクもアンプもスピ …
音楽体験 シューベルト『冬の旅』失恋男子が歌うセンチメンタル・ジャーニー聴き比べ 2025/02/02(日) ますじ 文化系スノッブ シューベルト『冬の旅』なら、ディースカウとムーアのコンビが定番。 特に、1962年(昭和37年)に録音されたものがいい。 古いS …
音楽体験 ラングストン・ヒューズ「七十五セントのブルース」と友部正人「乾杯」は絶望の歌だ 2025/02/01(土) ますじ 文化系スノッブ 友部正人の「乾杯」は、日本中の注目を集めた「あさま山荘事件」をモチーフに、偽善的な現代社会への絶望を歌ったトーキング・ブルースだ。 「 …
音楽体験 3KINGS「りんご畑は永遠なのさ」藻岩山麓に果樹園が広がっていた友部正人の札幌時代 2025/01/25(土) ますじ 文化系スノッブ 3KINGS「りんご畑は永遠なのさ」は札幌の歌だ。 友部正人のストロベリー・フィールズは、懐かしい札幌の中にある。 藻岩山のふも …
音楽体験 80年代ビーチ・ボーイズで村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』の世界観を楽しむ 2025/01/25(土) ますじ 文化系スノッブ 村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』(1988)には、ザ・ビーチ・ボーイズの音楽が登場している。 『ダンス・ダンス・ダンス』を読んで、 …
音楽体験 【歌詞考察】友部正人「グッドモーニングブルース」現代の発売禁止歌の意味を読み解く 2025/01/23(木) ますじ 文化系スノッブ 友部正人のベスト・アルバム『シングル コレクション』が発売された。 ミディ在籍時にリリースされた全シングル曲に加え、自主制作「グッドモ …
音楽体験 『CADILLAC』80年代が生んだ本格派ロカビリーバンドのツッパリ・ソング 2025/01/13(月) ますじ 文化系スノッブ キャディラック(CADILLAC)のベスト・アルバム『ゴールデン・ベスト 1986-1989 MOON YEARS』を聴いている。 1 …
生活体験 沼田元気「一杯の珈琲を飲むためだけに行きたくなる札幌・小樽カフェ喫茶店案内」で振り返る2000年代の札幌カフェ事情 2025/04/28(月) ますじ 文化系スノッブ 札幌のカフェガイドは数多いが、「ここではない別の場所に行きたい人の為のガイドブック」として登場したのが、沼田元気『一杯の珈琲を飲むためだけに …
生活体験 BRUTUS「切手デザインをなめんなよ!」と木下綾乃『切手な北古賀』で語る2000年代の切手ブーム 2025/03/21(金) ますじ 文化系スノッブ 『BRUTUS(ブルータス)』2003年(平成15年)12月1号の特集は「切手デザインをなめんなよ!(切手は、アート&デザインの教科書だ!) …
生活体験 村上春樹に学ぶダッフルコート/札幌の冬はアイビー・ファッションで乗り切ろう 2025/01/26(日) ますじ 文化系スノッブ 札幌の冬にはダッフルコートが似合う。 寒い雪の日にも、ダッフルコートは活躍してくれる。 それに、ダッフルコートは、あの村上春樹さ …
生活体験 北海道の冬はスーツ・カンパニーで買ったMOON社のツイード・ジャケットで乗り切る 2024/12/07(土) ますじ 文化系スノッブ 冬のビジネス・スタイルはツイードが基本。 なにしろ、暖かいし、クラシックなビジュアルもいい。 スーツ・カンパニーのジャケットなら …
生活体験 【偏愛】「HTBまめほん」北海道の文化や歴史をスノッブに語りたい人におすすめ 2024/12/01(日) ますじ 文化系スノッブ 小さいものが好きだから豆本が好き。 北海道が好きだから、北海道について書かれた本が好き。 そんな人に絶対刺さるのが「HTBまめほ …
生活体験 【偏愛】アンティークのビー玉は「未完成」ではあるけれど「B級品」ではない 2024/11/23(土) ますじ 文化系スノッブ 古いモノを集めた、その最初が、古いビー玉だった。 別に、古いビー玉が好きだったわけではない。 古いモノを扱う、そのお店で、僕はた …
生活体験 チープなのにアーティスティック!オールドなトイデジ「デジタルハリネズミ」で撮った写真はなぜか懐かしい 2024/10/20(日) ますじ 文化系スノッブ デジタルハリネズミ2(トリプルプラス)を持って、街に出た。 懐かしいトイデジで撮る街は、どこか懐かしい感じがした。 110トイカメラ …
生活体験 ION AUDIOの初心者向け1万円レコードプレーヤー『Archive LP』の簡単な使い方 2024/10/15(火) ますじ 文化系スノッブ ブックオフからオリジナルのレコードプレーヤーが発売される。 エントリークラスのレコードプレーヤーの世界が、ますます充実しているらしい。 …
生活体験 日本コロムビアの蓄音機型ステレオシステムで味わうラッパ・スピーカーの魅力 2024/10/05(土) ますじ 文化系スノッブ 小沼丹の短編小説「小径」に、古い蓄音機が出てくる。 伯母のところには古い蓄音器があって、古ぼけた布張のレコオド・ケエスにレコオドが …
生活体験 昭和のセクシー系女性ヌード「お風呂こけし」には、戦後日本の暗い影が漂っている 2024/09/29(日) ますじ 文化系スノッブ 昭和の時代、秋の旅行といえば温泉地が定番だった。 北海道では「観楓会(かんぷうかい)」と称して、温泉旅館で宴会を楽しむ社員旅行も珍しく …