旧・文芸スノッブ トルーマン・カポーティ「最後の扉を閉めて」孤独な若者の自己救済の物語 2024/02/24(土) みつの沫 文化系スノッブ トルーマン・カポーティ「最後の扉を閉めて」読了。 本作「最後の扉を閉めて」は、1947年(昭和22年)8月『アトランティック』誌に発表され …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「夕べの雲」覚悟を決めた中年男の開き直りと「山の上」移住物語 2024/02/24(土) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「夕べの雲」読了。 本作「夕べの雲」は、1964年(昭和39年)9月から1965年(昭和40年)1月まで『日本経済新聞』に連載され …
旧・文芸スノッブ 河盛好蔵「井伏さんの横顔」計26名の作家が綴った、井伏鱒二のライフスタイル 2024/02/23(金) みつの沫 文化系スノッブ 河盛好蔵・編「井伏さんの横顔」読了。 本作「井伏さんの横顔」は、1993年(平成5年)9月に彌生書房から刊行された随筆集である。 編者は …
旧・文芸スノッブ 永井龍男「東京の横丁」~「私の履歴書」を含む老いと追憶の随筆集 2024/02/23(金) みつの沫 文化系スノッブ 永井龍男「東京の横丁」読了。 本作「東京の横丁」は、1991年(平成3年)1月に刊行された随筆集である。 著者は、1990年(平成2年) …
旧・文芸スノッブ 村上春樹「風の歌を聴け」自殺した恋人と青春の挫折に捧げる鎮魂歌 2024/02/22(木) みつの沫 文化系スノッブ 村上春樹「風の歌を聴け」読了。 本作「風の歌を聴け」は、1979年(昭和54年)6月『群像』に発表された長篇小説である。 この年、著者は …
旧・文芸スノッブ トルーマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」人生はいつだって旅行のようなものだ 2024/02/18(日) みつの沫 文化系スノッブ トルーマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」読了。 本作「ティファニーで朝食を」は、1958年(昭和33年)『エスクァイア』に発表された …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「自分の羽根」若き作家の人生哲学が感じられる第一随筆集 2024/02/18(日) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「自分の羽根」読了。 本作「自分の羽根」は、1968年(昭和43年)2月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は47 …
旧・文芸スノッブ 川島勝「井伏鱒二─サヨナラダケガ人生」『群像』編集者による文壇回想録 2024/02/17(土) みつの沫 文化系スノッブ 川島勝「井伏鱒二─サヨナラダケガ人生」読了。 本作「井伏鱒二─サヨナラダケガ人生」は、1994年(平成6年)9月1日に刊行された回想録であ …
旧・文芸スノッブ 森田たま「石狩少女」生きづらさを抱える文学少女が描く故郷・札幌の青春時代 2024/02/15(木) みつの沫 文化系スノッブ 森田たま「石狩少女」読了。 本作「石狩少女」は、1940年(昭和15年)7月に実業之日本社から刊行された長篇小説である。 この年、著者は …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「昔の仲間」学生時代の旧友・伊東保次郎の思い出(玉井乾介や石川隆士も登場) 2024/02/12(月) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「昔の仲間」読了。 本作「昔の仲間」は、1970年(昭和45年)8月『群像』に発表された短篇小説である。 この年、著者は52歳だっ …