読書 小沼丹「不思議なソオダ水」高度経済成長期のサラリーマンの心を癒した、幻の酒場物語集 2024/11/03(日) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹「不思議なソオダ水」読了。 本作「不思議なソオダ水」は、1969年(昭和45年)11月に三笠書房から刊行された短篇小説集である。 …
読書 井伏鱒二「おこまさん」甲府のバスガールが主人公の戦前少女小説が岩波少年文庫で読めるって知ってました? 2024/10/15(火) みづほ 文化系スノッブ 井伏鱒二「おこまさん」読了。 本作「おこまさん」は、1941年(昭和16年)6月に輝文館から刊行された『おこまさん』に収録された短篇小 …
読書 P+D BOOKSで甦る昭和の名作短篇集『銀色の鈴』は小沼丹デビューの最適解 2024/10/05(土) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『銀色の鈴』読了。 本作『銀色の鈴』は、1971年(昭和46年)5月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者 …
読書 庄野潤三「絵合せ」講談社文芸文庫│昭和レトロな<セカイ系>家族小説の楽しみ方 2024/08/29(木) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三『絵合せ』読了。 本作『絵合せ』は、1977年(昭和52年)1月に講談社から刊行された、文庫オリジナルの短篇小説集である。 …
読書 小沼丹『藁屋根』終戦直後の暮らしと谷崎精二の思い出、オーストリア旅行3部作 2024/08/18(日) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『藁屋根』は、1975年(昭和50年)10月に河出書房新社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は57歳だった。 …
読書 小沼丹『木菟燈籠』亡き人を偲び、古き時代を懐かしむ、追想文学の極致 2024/08/16(金) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『木菟燈籠』は、1978年(昭和54年)6月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は60歳だった。 収録作 …
読書 小沼丹『埴輪の馬』古い記憶を乗せて回る走馬灯~最後の短篇集は「文化的終活」だったのか? 2024/08/05(月) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『埴輪の馬』読了。 本作『埴輪の馬』は、1986年(昭和61年)9月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者 …
読書 古い雑誌で庄野潤三の単行本未収録作品を読む 2024/07/21(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三には、雑誌に発表しながら、作品集には収録されていない、いわゆる「単行本未収録作品」が多い。 単行本未収録となった背景は、作者の意図によるものだろうが、未収録作品の中に貴重 …
読書 庄野潤三「絵合せ」一人娘を嫁に出す父親の感傷と五人家族の絆 2024/07/12(金) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「絵合せ」読了。 本作「絵合せ」は、1970年(昭和45年)11月『群像』に発表された短篇小説である。 この年、著者は4 …
読書 庄野潤三「つむぎ唄」小沼丹や吉岡達夫の<町内会>と長女の高校受験物語 2024/06/29(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「つむぎ唄」読了。 本作「つむぎ唄」は、1963年(昭和38年)7月に講談社から刊行された長篇小説である。 この年、著者 …