読書 「僕らのチープシック2024」大切なのは<値段>じゃなくて<生き方>だということを知る 2024/09/22(日) みづほ 文化系スノッブ 『POPEYE』2024年10月号の特集は「僕らのチープシック2024」。 かつて、片岡義男訳の『チープシック』(草思社)で、ファッシ …
読書 生きている生身の人間を描いた『そこのみにて光輝く』の「そこ」とはどこだったのか? 2024/09/21(土) みづほ 文化系スノッブ 佐藤泰志『そこのみにて光輝く』読了。 本作『そこのみにて光輝く』は、1989年(平成元年)3月に河出書房新社から刊行された作品集である …
読書 『どかどかうるさいロックン・ロール・シティ』喪失感を抱えた少年の自己救済の青春小説 2024/09/20(金) みづほ 文化系スノッブ 川西蘭「どかどかうるさいR.R.C(ロックン・ロール・シティ)」読了。 本作「どかどかうるさいR.R.C(ロックン・ロール・シティ)」 …
読書 「限りなく透明に近いブルー」直視した現実の向こう側に見えてくるものを探して 2024/09/15(日) みづほ 文化系スノッブ 村上龍「限りなく透明に近いブルー」読了。 本作「限りなく透明に近いブルー」は、1976年(昭和51年)6月『群像』に発表された長篇小説 …
読書 バルザック『ゴリオ爺さん』に学ぶ「身の丈ライフ」とは? 背反性の中で葛藤する若者の苦悩に共感 2024/09/14(土) みづほ 文化系スノッブ オノレ・ド・バルザック「ゴリオ爺さん」読了。 本作「ゴリオ爺さん」は、1835年にヴェルデ書店(フランス)から刊行された長編小説である …
読書 開高健「ロビンソンの末裔」北海道戦後開拓史で読み解く拓北農兵隊の歴史 2024/09/13(金) みづほ 文化系スノッブ 開高健「ロビンソンの末裔」読了。 本作「ロビンソンの末裔」は、1960年(昭和35年)6月から11月まで『中央公論』に連載された長篇小 …
読書 干刈あがた『樹下の家族』ワンオペ育児の孤独感を抱えた安保世代の主婦たちの叫びが聞こえる 2024/09/08(日) みづほ 文化系スノッブ 干刈あがた『樹下の家族』読了。 本作『樹下の家族』は、1983年(昭和58年)10月に福武書店から刊行された短篇小説集である。 …
読書 文庫化された『百年の孤独』が<つまらない>なんて嘘だ!こんなにすごい小説はない理由 2024/09/06(金) みづほ 文化系スノッブ ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」読了。 本作「百年の孤独」は、1967年(昭和42年)に刊行された長篇小説である。 …
読書 J.D.サリンジャー『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』ライ麦畑やバナナフィッシュを読み解く鍵を探せ 2024/09/02(月) みづほ 文化系スノッブ J.D.サリンジャー『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』読了。 本作『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れ …
読書 小川洋子『完璧な病室』現実世界と異世界との境界線を乗り越えた女たち 2024/09/01(日) みづほ 文化系スノッブ 小川洋子『完璧な病室』読了。 本作『完璧な病室』は、1989年(平成元年)9月に福武書店から刊行された作品集である。 この年、著 …