物語の考察 『中央線随筆傑作選』中央線風土記あるいは中央線紀行文学(散歩文学)としてのアンソロジー 2024/10/21(月) 記録者 時間標本│読解と考察 南陀楼綾繁「中央線随筆傑作選」読了。 本作『中央線随筆傑作選』は、2024年(令和6年)9月に中公文庫から刊行されたアンソロジーである …
物語の考察 【名作解説】夏目漱石「三四郎」誰もがストレイ・シープだった時代の新しいヒロインの鮮烈デビュー 2024/10/20(日) 記録者 時間標本│読解と考察 夏目漱石「三四郎」読了。 本作「三四郎」は、1909年(明治42年)5月に春陽堂から刊行された長篇小説である。 この年、著者は4 …
物語の考察 釧路湿原のイトウ釣りブームを招いた『釣りキチ三平』イトウはどうして幻の魚となったのか? 2024/10/19(土) 記録者 時間標本│読解と考察 久しぶりに『釣りキチ三平』を読んだ。 いちばんおもしろいのは、やはり、北海道(釧路湿原)を舞台としたイトウ釣りの話(講談社コミックスで …
物語の考察 井伏鱒二「おこまさん」甲府のバスガールが主人公の戦前少女小説が岩波少年文庫で読めるって知ってました? 2024/10/15(火) 記録者 時間標本│読解と考察 井伏鱒二「おこまさん」読了。 本作「おこまさん」は、1941年(昭和16年)6月に輝文館から刊行された『おこまさん』に収録された短篇小 …
物語の考察 庄野文学のアイドル「フーちゃん」は、長女(夏子)の再来だったのか? 2024/10/13(日) 記録者 時間標本│読解と考察 庄野潤三には「フーちゃん三部作」と呼ばれる作品がある。 初めての孫娘(フーちゃん)を主人公とする作品群のことだ。 庄野潤三の家族 …
物語の考察 平中悠一「アーリィ・オータム」オリーブ少女に恋をしたシティボーイの渋谷系青春文学 2024/10/12(土) 記録者 時間標本│読解と考察 平中悠一「Early Autumn(アーリィ・オータム)」読了。 本作「アーリィ・オータム」は、1986年(昭和60年)9月に河出書房 …
物語の考察 P+D BOOKSで甦る昭和の名作短篇集『銀色の鈴』は小沼丹デビューの最適解 2024/10/05(土) 記録者 時間標本│読解と考察 小沼丹『銀色の鈴』読了。 本作『銀色の鈴』は、1971年(昭和46年)5月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者 …
物語の考察 『雨月物語』の世界観をナンセンス・ギャグに昇華する『がきデカ』的宇宙のすごさ 2024/10/04(金) 記録者 時間標本│読解と考察 山上たつひこ『がきデカ』第4巻読了。 本作『がきデカ』は、1974年(昭和49年)から1980年(昭和55年)まで『週刊少年チャンピオ …
物語の考察 現状を打破したい人にオススメの映画『シング・ストリート 未来へのうた』テーマは閉塞感からの脱出 2024/09/25(水) 記録者 時間標本│読解と考察 近年観た映画の中でいちばんのお気に入りは、ジョン・カーニー監督の『シング・ストリート 未来へのうた』。 2016年に公開されたアイルラ …
物語の考察 「僕らのチープシック2024」大切なのは<値段>じゃなくて<生き方>だということを知る 2024/09/22(日) 記録者 時間標本│読解と考察 『POPEYE』2024年10月号の特集は「僕らのチープシック2024」。 かつて、片岡義男訳の『チープシック』(草思社)で、ファッシ …