旧・文芸スノッブ 小沼丹『藁屋根』終戦直後の暮らしとオーストリア旅行3部作 2024/08/18(日) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹『藁屋根』は、1975年(昭和50年)10月に河出書房新社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は57歳だった。 収録作品 …
旧・文芸スノッブ 小沼丹『木菟燈籠』亡き人を偲び、古き時代を懐かしむ、追想文学の極致 2024/08/16(金) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹『木菟燈籠』は、1978年(昭和54年)6月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は60歳だった。 収録作品及び初 …
旧・文芸スノッブ 小沼丹『埴輪の馬』最後の短篇集は「文化的終活」だったのか? 2024/08/05(月) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹『埴輪の馬』読了。 本作『埴輪の馬』は、1986年(昭和61年)9月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は68歳 …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「福寿草」思い出の中で生きた作家が描く懐かしき過去の日々 2024/05/06(月) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「福寿草」読了。 本作「福寿草」は、1998年(平成10年)1月に刊行された随筆集である。 著者は、1996年(平成8年)11月に …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「珈琲挽き」追憶という過去世界への誘い 2024/04/13(土) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「珈琲挽き」読了。 本作「珈琲挽き」は、1994年(平成6年)1月にみすず書房から刊行された随筆集である。 この年、著者は76歳だった。 故人の魂を弔う文学小沼丹の随筆は …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「小さな手袋」さりげないユーモアと移ろいゆく人生のひとコマ 2024/03/10(日) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「小さな手袋」読了。 本作「小さな手袋」は、1976年(昭和51年)4月に小澤書店から刊行された随筆集である。 この年、著者は58 …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「同級生交歓」玉井乾介や石川隆士、有木勉、山脇百合子などの学生時代 2024/03/03(日) みつの沫 文化系スノッブ あすなろ社「同級生交歓(第2集)」読了。 本作「同級生交歓(第2集)」は、1968年(昭和43年)6月にあすなろ社から刊行されたエッセイ集 …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「椋鳥日記」はかない人生への慈しみを綴ったロンドン滞在記 2024/03/01(金) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「椋鳥日記」読了。 本作「椋鳥日記」は、1974年(昭和49年)4月『文藝』に発表された長篇小説である。 この年、著者は56歳だっ …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「昔の仲間」学生時代の旧友・伊東保次郎の思い出(玉井乾介や石川隆士も登場) 2024/02/12(月) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「昔の仲間」読了。 本作「昔の仲間」は、1970年(昭和45年)8月『群像』に発表された短篇小説である。 この年、著者は52歳だっ …
旧・文芸スノッブ 小沼丹「凌霄花」井伏鱒二や吉岡達夫と甲府・波高島を旅した日の思い出 2024/02/11(日) みつの沫 文化系スノッブ 小沼丹「凌霄花」読了。 本作「凌霄花」は、1978年(昭和53年)12月『昴』に発表された短篇小説である。 この年、著者は60歳だった。 …