読書体験 P+D BOOKSで甦る昭和の名作短篇集『銀色の鈴』は小沼丹デビューの最適解 2024/10/05(土) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹『銀色の鈴』読了。 本作『銀色の鈴』は、1971年(昭和46年)5月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者 …
読書体験 小沼丹『藁屋根』終戦直後の暮らしと谷崎精二の思い出、オーストリア旅行3部作 2024/08/18(日) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹『藁屋根』は、1975年(昭和50年)10月に河出書房新社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は57歳だった。 …
読書体験 小沼丹『埴輪の馬』古い記憶を乗せて回る走馬灯~最後の短篇集は「文化的終活」だったのか? 2024/08/05(月) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹『埴輪の馬』読了。 本作『埴輪の馬』は、1986年(昭和61年)9月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者 …
旅行体験 【文学散歩】小沼丹と吉岡達夫の自宅があった武蔵野市を歩く 2024/05/19(日) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹は、東京都武蔵野市の住人だった。 小沼丹の自宅があったところまでは、三鷹駅からバスで移動する方法もあるが、西武鉄道の西武柳沢駅か …
読書体験 小沼丹「福寿草」思い出の中で生きた作家が描く懐かしき過去の日々 2024/05/06(月) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹「福寿草」読了。 本作「福寿草」は、1998年(平成10年)1月に刊行された随筆集である。 著者は、1996年(平成8年) …
読書体験 小沼丹「珈琲挽き」これはショートバージョンの小説なのか?追憶という過去世界への誘い 2024/04/13(土) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹「珈琲挽き」読了。 本作「珈琲挽き」は、1994年(平成6年)1月にみすず書房から刊行された随筆集である。 この年、著者は …
読書体験 小沼丹「同級生交歓」玉井乾介や石川隆士、有木勉、山脇百合子などの学生時代 2024/03/03(日) 懐新堂主人 文化系スノッブ あすなろ社「同級生交歓(第2集)」読了。 本作「同級生交歓(第2集)」は、1968年(昭和43年)6月にあすなろ社から刊行されたエッセイ集 …
読書体験 小沼丹「椋鳥日記」はかない人生への慈しみを綴ったロンドン長篇紀行 2024/03/01(金) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹「椋鳥日記」読了。 本作「椋鳥日記」は、1974年(昭和49年)6月に河出書房新社から刊行された長篇小説である。 初出は、 …
読書体験 小沼丹「山のある風景」信州追分にある横田瑞穂の別荘を舞台にした避暑地の物語。 2024/02/10(土) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹「山のある風景」読了。 本作「山のある風景」は、1969年(昭和44年)6月『群像』に発表された短篇小説である。 この年、著者は5 …
読書体験 小沼丹「片栗の花」井伏鱒二・伊馬春部・横田瑞穂と東北の小原温泉を旅行したときの思い出。 2024/01/21(日) 懐新堂主人 文化系スノッブ 小沼丹「片栗の花」読了。 本作「片栗の花」は、1984年(昭和59年)9月に刊行された作品集『緑色のバス』に発表された紀行随筆である。 …