日本文学考察 永井龍男「コチャバンバ行き」小市民にとっての幸福な老後とは何か 2023/02/16(木) ジェン 時空標本 永井龍男「コチャバンバ行き」読了。 本書は、1965年(昭和40年)から1968年(昭和43年)にかけて、『小説新潮』に発表された連作短編 …
日本文学考察 安藤鶴夫「アンツル先生の落語演芸指南」古い美意識の発見と継承 2023/02/06(月) ジェン 時空標本 安藤鶴夫「アンツル先生の落語演芸指南」読了。 本書は、生誕100年記念総特集として、2008年に「KAWADE 道の手帖」シリーズから刊行 …
日本文学考察 安藤鶴夫「雪まろげ」東京の匂いがプンプン漂う昭和の名作随筆集 2023/02/04(土) ジェン 時空標本 安藤鶴夫「雪まろげ」読了。 本作「雪まろげ」は、1964年(昭和39年)に刊行された随筆集である。 この年、著者は56歳だった。 …
日本文学考察 小島信夫「アメリカン・スクール」劣等感と自虐に満ちた敗戦国民の逆切れ 2023/01/29(日) ジェン 時空標本 小島信夫「アメリカン・スクール」読了。 本作「アメリカン・スクール」は、『文學界』1954年(昭和29年)9月号に発表された短編小説で …
日本文学考察 野上弥生子「一隅の記」茶三昧・お菓子三昧の朝めし自慢 2023/01/28(土) ジェン 時空標本 野上弥生子「一隅の記」読了。 本書は、1968年(昭和43年)に刊行された随筆集である。 この年、著者は83歳だった。 病院の …
日本文学考察 有馬頼義「終身未決囚」人生に翻弄される庶民をとらえた巧みな人間小説 2023/01/20(金) ジェン 時空標本 有馬頼義『終身未決囚』読了。 本書『終身未決囚』は、1954年(昭和29年)に自費出版で刊行された、処女作品集である。 この年、 …
日本文学考察 石原慎太郎「太陽の季節」成熟不良の少年たちを生み出した戦後社会の責任 2023/01/15(日) ジェン 時空標本 石原慎太郎「太陽の季節」読了。 本作「太陽の季節」は、1955年(昭和30年)7月号の『文学界』で新人賞受賞作として発表された短編小説 …
日本文学考察 田中小実昌「浪曲師朝日丸の話」不器用な男たちの共鳴する悲しみ 2023/01/15(日) ジェン 時空標本 田中小実昌「浪曲師朝日丸の話」読了。 本作「浪曲師朝日丸の話」は、1971年(昭和46年)6月の『小説現代』に発表された短編小説である …
戦後文学 源氏鶏太「英語屋さん」生きづらさを抱えたビジネスマンとの付き合い方 2023/01/14(土) ジェン 時空標本 源氏鶏太「英語屋さん」読了。 本作「英語屋さん」は、1951年(昭和26年)の『週刊朝日』に発表されたサラリーマンものの短編小説である …
日本文学考察 山口瞳「江分利満氏の優雅な生活」おかしくて悲しいサラリーマン文学 2023/01/13(金) ジェン 時空標本 山口瞳「江分利満氏の優雅な生活」読了。 本作「江分利満氏の優雅な生活」は、1961年(昭和36年)から1962年(昭和37年)にかけて『婦 …