読書 【名作考察】宮沢賢治「銀河鉄道の夜」人は、本当の幸福とは何かを探すために生きなければならない 2024/08/25(日) みづほ 文化系スノッブ 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」読了。 本作「銀河鉄道の夜」は、1934年(昭和19年)に文圃堂書店から刊行された『宮澤賢治全集 第三巻』に収 …
読書 太宰治「葉桜と魔笛」青春の後悔と再生への祈り 2024/03/31(日) みづほ 文化系スノッブ 太宰治「葉桜と魔笛」読了。 本作「葉桜と魔笛」は、1939年(昭和14年)6月『若草』に発表された短編小説である。 この年、著者は30歳だった。 作品集としては、 …
読書 村上春樹「レキシントンの幽霊」継承と断絶。途絶えた血統の物語には諸行無常の響きあり。 2024/03/14(木) みづほ 文化系スノッブ 村上春樹「レキシントンの幽霊」読了。 本作「レキシントンの幽霊」は、1996年(平成8年)10月『群像』に発表された短編小説である。 …
読書 村上春樹「海辺のカフカ」意味がわからないのは「現代の民話」だから 2023/11/10(金) みづほ 文化系スノッブ 村上春樹「海辺のカフカ」読了。 本作「海辺のカフカ」は、2002年(平成14年)9月に新潮社から刊行された長篇小説である。 この年、著者 …
読書 ヒュー・ロフティング「ドリトル先生航海記」インディアンの漂流島で王様になる 2021/06/19(土) みづほ 文化系スノッブ ヒュー・ロフティング「ドリトル先生航海記」読了。 動物と会話ができるドリトル先生の元へ、10歳の少年トミー・スタビンズが弟子入りにやっ …
読書 フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」僕と彼女は時の流れを超えてつながっていた 2021/06/13(日) みづほ 文化系スノッブ フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」読了。 その夏休み、主人公のトムは、はしかにかかった弟ピーターから隔離されて、母の妹の家で過ごす …
読書 ヒュー・ロフティング「ドリトル先生アフリカゆき」庄野潤三夫妻も愛した冒険物語 2021/04/03(土) みづほ 文化系スノッブ 井伏鱒二訳「ドリトル先生アフリカゆき」読了。 庄野潤三の小説には、ヒュー・ロフティングの児童文学「ドリトル先生物語」シリーズが、よく登 …