読書 開高健「ロビンソンの末裔」北海道戦後開拓史で読み解く拓北農兵隊の歴史 2024/09/13(金) みづほ 文化系スノッブ 開高健「ロビンソンの末裔」読了。 本作「ロビンソンの末裔」は、1960年(昭和35年)6月から11月まで『中央公論』に連載された長篇小 …
旧・文芸スノッブ 森田たま「石狩少女」生きづらさを抱える文学少女が描く故郷・札幌の青春時代 2024/02/15(木) みづほ 文化系スノッブ 森田たま「石狩少女」読了。 本作「石狩少女」は、1940年(昭和15年)7月に実業之日本社から刊行された長篇小説である。 この年、著者は …
読書 山本周五郎「季節のない街」児童虐待や性被害が当たり前だった貧民街の暮らし 2023/12/01(金) みづほ 文化系スノッブ 山本周五郎「季節のない街」読了。 本作「季節のない街」は、1962年(昭和37年)4月から10月まで『朝日新聞(夕刊)』に連載された長 …
旧・文芸スノッブ 吉村昭「羆嵐」村民の恐怖とヒグマを駆除した老猟師の孤独 2023/11/23(木) みづほ 文化系スノッブ 吉村昭「羆嵐」読了。 本作「羆嵐」は、1977年(昭和50年)5月に新潮社から刊行された長篇小説である。 この年、著者は50歳だった。 …
読書 国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」都会も北海道開拓も超えて自由に生きる 2023/09/16(土) みづほ 文化系スノッブ 国木田独歩「牛肉と馬鈴薯」読了。 本作「牛肉と馬鈴薯」は、1901年(明治34年)11月『小天地』に発表された短篇小説である。 …
読書 国木田独歩「空知川の岸辺」北海道移住を夢見た若者の情熱紀行 2023/09/01(金) みづほ 文化系スノッブ 国木田独歩「空知川の岸辺」読了。 本作「空知川の岸辺」は、1902年(明治35年)11月から12月まで『青年界』に発表された紀行小説で …
読書 井伏鱒二「荻窪風土記」時代の移り変わりを描いた自伝的昭和文壇史 2023/04/08(土) みづほ 文化系スノッブ 井伏鱒二「荻窪風土記」読了。 本作「荻窪風土記」は、1981年(昭和56年)2月から1982年6月『新潮』に、「豊多摩郡井萩村」として …
旧・文芸スノッブ 志賀直哉「豊年虫」長野県の戸倉温泉を舞台にした幻想的な短篇小説 2023/04/08(土) みづほ 文化系スノッブ 志賀直哉「豊年虫」読了。 本作「豊年虫」は、1929年(昭和4年)1月『週刊朝日』に発表された短編小説である。 この年、著者は46歳だっ …
読書 谷崎精二「明治の日本橋・潤一郎の手紙」東京下町と兄・谷崎潤一郎の思い出 2023/03/24(金) みづほ 文化系スノッブ 谷崎精二「明治の日本橋・潤一郎の手紙」読了。 本書は、1967年(昭和42年)に刊行されたエッセイ集である。 この年、著者は77 …