読書 庄野潤三「明夫と良二」児童文学で読む仲良し家族の歴史物語は長女の結婚から生まれた 2024/11/16(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「明夫と良二」読了。 本作「明夫と良二」は、1972年(昭和47年)4月に岩波書店から刊行された長篇小説である。 この年 …
読書 庄野文学のアイドル「フーちゃん」は、長女(夏子)の再来だったのか? 2024/10/13(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三には「フーちゃん三部作」と呼ばれる作品がある。 初めての孫娘(フーちゃん)を主人公とする作品群のことだ。 庄野潤三の家族 …
読書 庄野潤三「絵合せ」講談社文芸文庫│昭和レトロな<セカイ系>家族小説の楽しみ方 2024/08/29(木) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三『絵合せ』読了。 本作『絵合せ』は、1977年(昭和52年)1月に講談社から刊行された、文庫オリジナルの短篇小説集である。 …
読書 庄野潤三『プールサイド小景・静物』村上春樹も注目する<第三の新人>時代の名作短篇集 2024/08/17(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三『プールサイド小景・静物』は、1965年(昭和40年)2月に刊行された新潮文庫オリジナルの短篇小説集である。 この年、著者は3 …
散歩 庄野潤三の自宅(山の上の家)から、長女の餅井坂、長男の西長沢、次男の多摩美を歩く 2024/07/28(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三の小説の舞台となった神奈川県生田を訪問。 せっかくなので、独立した子どもたちが暮らした町も歩いてみた。 生田、長沢、西長 …
読書 古い雑誌で庄野潤三の単行本未収録作品を読む 2024/07/21(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三には、雑誌に発表しながら、作品集には収録されていない、いわゆる「単行本未収録作品」が多い。 単行本未収録となった背景は、作者の意図によるものだろうが、未収録作品の中に貴重 …
散歩 「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」ジャンルを超えた作家の文学と生活の記録 2024/07/20(土) みづほ 文化系スノッブ 神奈川近代文学館の企画展「没後15年 庄野潤三展――生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」訪問。 本展示「没後15年 庄野潤三展 …
散歩 庄野潤三展記念トークイベント「おとうくん、おかあくんの思い出」夫が描いた<主婦の文学> 2024/07/16(火) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三展記念トークイベント「おとうくん、おかあくんの思い出」参加。 本イベントは、神奈川近代文学館にて開催中の企画展「没後15年 庄 …
読書 庄野潤三「絵合せ」一人娘を嫁に出す父親の感傷と五人家族の絆 2024/07/12(金) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「絵合せ」読了。 本作「絵合せ」は、1970年(昭和45年)11月『群像』に発表された短篇小説である。 この年、著者は4 …
読書 庄野潤三「つむぎ唄」小沼丹や吉岡達夫の<町内会>と長女の高校受験物語 2024/06/29(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「つむぎ唄」読了。 本作「つむぎ唄」は、1963年(昭和38年)7月に講談社から刊行された長篇小説である。 この年、著者 …