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大人こそ読みたい児童文学の世界|自分の中の「少年少女」に再会する名作選

大人こそ読みたい児童文学の世界|自分の中の「少年少女」に再会する名作選

児童文学を読むのが好きです。

「児童文学だから好き」なのではなくて、「児童文学だからこそ書ける物語がある」というところに、児童文学の魅力があるのだと思います。

今回は、大人の方にも読んでいただきたい児童文学作品を集めてみました。

今後の読書の参考になれば幸いです。

Contents
  1. 児童文学とは何か
  2. ケストナー│児童文学の巨匠
  3. ムーミン│トーベ・ヤンソンの記憶
  4. ドリトル先生物語│井伏鱒二発の児童文学
  5. 名作児童文学の古典
  6. 海外の名作児童文学
  7. 現代の海外児童文学
  8. 日本の児童文学
  9. 純文学者たちの少年小説
  10. 児童文学のガイドブック
  11. まとめ│自分の中の少年と生きる

児童文学とは何か

児童文学とは、少年少女に向けて書かれた物語のことです。

もちろん、だからといって、大人が読んではいけないものではないし、むしろ、大人が読んで納得できる作品こそ、本当に素晴らしい児童文学なのではないでしょうか。

逆に、大人に向けて書かれた作品でも、子どもたちにおすすめしたい作品というものがあります。

昭和時代に流行した「少年少女向け文学全集」には、あえて子どものために書かれたわけではない一般の小説も、たくさん収録されていました。

児童文学に本当は垣根なんてないのかもしれませんね。

今回は、明らかに少年少女向けに書かれた作品や、児童文学だけど大人に愛されている作品、大人向けだけど子どもたちにもおすすめの小説、そんな作品を取り混ぜてご紹介します。

ケストナー│児童文学の巨匠

子どもたちのための物語を書き続けたドイツの作家・ケストナーの作品は、現在も世界中で愛されています。

ケストナー文学は、少年たちに勇気と希望を与えてくれたんですね。

まさに「THE 児童文学」と呼びたいケストナーは、絶対におすすめの作家ですよ。

『飛ぶ教室』│友情・努力・勝利

ケストナーの代表作『飛ぶ教室』は、「友情・努力・勝利」の『少年ジャンプ』みたいなクリスマス物語です。

少年たちの友情だけではなく、大人たちの友情が重ね合わせられているところに、大人読者は感動するのではないでしょうか。

時代を超えて、永遠に読み継がれていく名作です。

ケストナー『飛ぶ教室』あらすじと詳細考察を読む

『エーミールと探偵たち』│少年たちの探偵物語

ケストナーの中では「一押し」したいくらい大好きな作品です。

お金を盗んだ犯人を、少年たちの強い絆が追いつめていくストーリーは最高。

母と子の無垢な愛情にも感動。

ケストナー『エーミールと探偵たち』あらすじと詳細考察を読む

岩波少年文庫フェア2024「岩波少年文庫で読むケストナーとドイツの作家たち」のプレゼント企画は、『エーミールと探偵たち』の特製アクリルキーホルダーでした。

「『岩波少年文庫で読むケストナー』特製アクリルキーホルダー」詳細記事を読む

「岩波少年文庫で読むケストナー」特製アクリルキーホルダー『エーミールと探偵たち』『ふたりのロッテ』
「岩波少年文庫で読むケストナー」特製アクリルキーホルダー『エーミールと探偵たち』『ふたりのロッテ』岩波少年文庫フェア2024は「岩波少年文庫で読むケストナーとドイツの作家たち」だった。 「特製アクリルキーホルダーを応募者全員プレ...

『エーミールと三人のふたご』│夏休みのアドベンチャー

『エーミールと探偵たち』の人気を受けて発表された続編。

母と息子の絆、少年たちの友情、ちょっとスリリングなストーリー。

少年小説に必要なものが、全部ここにあります。

ケストナー『エーミールと三人のふたご』あらすじと詳細考察を読む

高橋健二『ケストナーの生涯』

作者の伝記を読むと、作品理解が深まります。

多くの物語の執筆背景には、作者の人生が関わっていました。

高橋健二『ケストナーの生涯』あらすじと詳細考察を読む

『わたしが子どもだったころ』は、ケストナー自身による自伝的物語です。

ケストナー『わたしが子どもだったころ』あらすじと詳細考察を読む

ムーミン│トーベ・ヤンソンの記憶

時代を超えて愛されているといえば、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの書いた「ムーミン物語」です。

文章だけではなくイラストの持つ力との相乗効果で、ムーミン物語は人々の心の隙間に入りこんできます。

大人のための児童文学、それがまさに「ムーミン物語」でした。

『ムーミンパパ海へ行く』│新しい家族の物語

全9作あるムーミン物語は、明るくて楽しい前半と、生きることの難しさを描いた後半とに分けることができます。

文学ブログ『時空標本』では、「心の闇」を描いたシリーズ後半の作品を、特におすすめしています。

『ムーミンパパ海へ行く』は、ムーミン一家の崩壊と再生を描いていて、「こんなムーミン物語があったのか!」という驚きを与えてくれます。

トーベ・ヤンソン『ムーミンパパ海へ行く』あらすじと詳細考察を読む

『ムーミン谷の十一月』│家族の不在と喪失

上記『ムーミンパパ海へ行く』は、ムーミン一家が無人島へ行く物語ですが、留守中のムーミン家を、たくさんの仲間たちが訪れます。

不在のムーミン一家を描いた作品が、この『ムーミン谷の十一月』で、なので、この作品にムーミン一家は登場しません。

生きづらさを抱えた者が、どのように生きていくかということが、この物語では描かれています。

トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の十一月』あらすじと詳細考察を読む

クウネル『ムーミンの秘密』

ムーミンは、いつだって大人たちのアイドルでした。

人気雑誌『クウネル』では、「トーベ・ヤンソンとムーミンの秘密」を追いかけた北欧旅行記が掲載されました。

今は亡き伝説の編集者・鈴木るみこさんの文章を読むことができます。

「クウネル「トーベ・ヤンソンとムーミンの秘密」」詳細記事を読む

鈴木るみこさんのエッセイがお好きな方は、こちらもどうぞ。

鈴木るみこ『ふらんすの椅子』あらすじと詳細考察を読む

北海道立近代美術館『トーベとムーミン展』

2025年にキンビ(道立近代美術館)で開催された『トーベとムーミン展』の訪問記事です。

とにかくムーミンの魅力が満載で、とにかくすごい来場者でした。

ムーミンの基礎知識も、こちらの記事でまとめています。

北海道立近代美術館『トーベとムーミン展』詳細記事を読む

その他のムーミン物語もおすすめですよ。

トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の夏まつり』あらすじと詳細考察を読む

2025年、『ムーミン全集[新版]講談社文庫全9巻BOXセット』が発売されました。

ムーミン小説80周年記念で スペシャルなイラストの描かれた「箱」ごと保管しておきたい逸品です(もちろん買いました!)。

ドリトル先生物語│井伏鱒二発の児童文学

時代を超えて愛されている児童文学に、ヒュー・ロフティング「ドリトル先生物語」があります。

「ドリトル先生物語」の素晴らしさは、オリジナルの魅力をさらに高めた、井伏鱒二の翻訳にあります。

ユーモアあるドリトル先生物語は、井伏さんにぴったりの物語でもありました。

『ドリトル先生アフリカゆき』│ドリトル先生はここから始まった

「ドリトル先生」の翻訳を井伏鱒二に持ちこんだのは、児童文学者・石井桃子でした。

石井桃子の依頼によって初めて翻訳された「ドリトル先生」が、この『ドリトル先生アフリカゆき』です。

ちなみに「ドリトル先生」の名前には、「Do little(ドゥ リトル)なお医者さん」という意味があります。

イマイチなお医者さん、それがドリトル先生でした。

ヒュー・ロフティング『ドリトル先生アフリカゆき』あらすじと詳細考察を読む

建築家の隈研吾も『ドリトル先生アフリカゆき』を愛読していたそうです。

建築家・隈研吾と『ドリトル先生アフリカゆき』詳細記事を読む

『ドリトル先生航海記』│感動と冒険のファンタジー小説

全13作あるドリトル先生シリーズの第2作目の作品です。

日本で言えば大正時代の作品なのに、全然古くない(訳は古いけれど)。

おなじみの動物たちが活躍する、感動の冒険物語です。

ヒュー・ロフティング『ドリトル先生航海記』あらすじと詳細考察を読む

その他の「ドリトル先生物語」もおすすめですよ。

ヒュー・ロフティング「ドリトル先生のサーカス」あらすじと詳細考察を読む

ヒュー・ロフティング「ドリトル先生の動物園」あらすじと詳細考察を読む

名作児童文学の古典

児童文学は、やはり海外作品に優れたものが多いようです(なにしろ歴史がありますから)。

ヒューズ『トム・ブラウンの学校生活』

イギリスの寄宿舎学校を舞台とした少年成長物語です。

大人の男にとって必要なものは何かということを、学校生活の中でトム・ブラウンは学んでいきます。

ヤンチャなトムの成長は、私たち自身の成長でもありました。

トマス・ヒューズ『トム・ブラウンの学校生活』あらすじと詳細考察を読む

『少年少女世界の名作文学』の『トム・ブラウンの学校生活』詳細記事を読む

ちなみに、庄野潤三の『エイヴォン記』では『トム・ブラウンの学校生活』がとても重要な役割を果たしています。

ぜひ、併せてご覧ください。

庄野潤三『エイヴォン記』あらすじと詳細考察を読む

マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』

やんちゃ少年トム・ソーヤの冒険物語は、大人になってもやっぱり楽しい物語でした。

人は、いつの時代も「アメリカン・ドリーム」を信じているんですね。

マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』あらすじと詳細考察を読む

ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』

夏休みの少年冒険物語の定番作品です。

大人になって読むと、子どもの頃のワクワク感がリアルに甦ってきますよ。

ジュール・ヴェルヌ『十五少年漂流記』あらすじと詳細考察を読む

スティーヴンソン『宝島』

タイトルが既にパワーワードという、海洋バトル小説の絶対定番です。

スティーヴンソン『宝島』あらすじと詳細考察を読む

小沼丹のイギリス紀行『椋鳥日記』にも、ステーヴンソンの『宝島』が登場しますよ。

小沼丹『椋鳥日記』あらすじと詳細考察を読む

ウィーダ『フランダースの犬』

日本ではテレビアニメとして有名な『フランダースの犬』は、ネロとパトラッシュの悲劇の物語です。

アニメで感動したという方には、ぜひ原作小説もおすすめ。

アニメと違って全然長くありませんが、あの感動はアニメ以上かもしれません。

ウィーダ『フランダースの犬』あらすじと詳細考察を読む

ホフマン『クルミわりとネズミの王さま』

チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』の原作小説です。

ドイツ文学なので「ソーセージの脂身」が、非常に重要な役割を果たしています。

クリスマスに読みたい児童文学です。

ホフマン『クルミわりとネズミの王さま』あらすじと詳細考察を読む

海外の名作児童文学

近代以降に発表された作品で、既に定番となっている作品は、現代社会と地続きに読めるので、特におすすめです。

社会的な視点が隠されている作品が多いので、大人にも考えさせられる作品が多いことも特徴でしょう。

ガーネット『ふくろ小路一番地』

イギリスでも大人気の児童文学小説です。

「下町の元気なお母さん」を主人公としたファミリー文学、といったところでしょうか。

貧しい生活の中から、庶民の幸福な生き様が見えてくるかのようです。

イーヴ・ガーネット『ふくろ小路一番地』あらすじと詳細考察を読む

ピアス『トムは真夜中の庭で』

タイム・トリップの夏休み冒険物語。

人は誰も自分の中に「子どもの自分」を持ったまま、大人になっていくんですね。

カーネギー賞を受賞した名作児童文学です。

フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』あらすじと詳細考察を読

ミヒャエル・エンデ『モモ』

「時間貯蓄銀行」を名乗る「灰色の男たち」は、実は「時間泥棒」でした。

タイパに振り回される現代人の心に響く、現代児童文学の名作です。

「浮浪児モモ」とか「観光ガイドのジジ」とか、個性的なキャラクターにも注目しましょう。

ミヒャエル・エンデ『モモ』あらすじと詳細考察を読む

カニグズバーグ『クローディアの秘密』

アメリカの児童文学作家カニグズバーグの代表作です。

本当の自分を探して家出する少女の成長が、ちょっと切ない。

大人になっても忘れたくないものが、この作品にはありました。

カニグズバーグ『クローディアの秘密』あらすじと詳細考察を読む

ムサトフ『こぐま星座』

スターリン児童文学賞を受賞したロシア児童文学の名作です。

第二次世界大戦では、ソビエト連邦(現在のロシア)もまた、ナチス・ドイツの被害者でした。

日本風に言うと「銃後の農村を描いた物語」です。

ムサトフ『こぐま星座』あらすじと詳細考察を読む

現代の海外児童文学

現代の子どもたちに向けて書かれた、現代の児童文学にも注目。

今、我々が生きている社会の問題点を、児童文学は鋭く浮き彫りにしていくのです。

カニグズバーグ『Tバック戦争』

現代の魔女狩りを書いた問題作。

キッチンカーの女性販売員に押し寄せる「Tバック」着用という同調圧力。

「自分として生きる」とは、どういうことなのかということを考えさせてくれる物語です。

カニグズバーグ『Tバック戦争』あらすじと詳細考察を読む

バーニー『ササフラス・スプリングスの七不思議』

自分の街で「七不思議」を探す、夏休みの少年成長物語。

どんなに平凡に見える人にも、ドラマチックな過去があり、ロマンチックな夢がある。

固定的な「ものの見方」を変えてくれる物語です。

バーニー『ササフラス・スプリングスの七不思議』あらすじと詳細考察を読む

カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』

イタリアの都会で暮らす労働者が主人公。

自然大好きなナチュラリストの視点から、現代社会の生きづらさを描いています。

とても身近で、ちょっとユーモラスな、都会の児童文学をどうぞ。

カルヴィーノ『マルコヴァルドさんの四季』あらすじと詳細考察を読む

日本の児童文学

日本人なら読んでおきたい、日本の児童文学の名作をご紹介します。

石井桃子『ノンちゃん雲に乗る』

とりあえず読んでおきたいのが、石井桃子の代表作『ノンちゃん雲に乗る』です。

戦前の東京郊外で暮らす少女が雲に乗って冒険する、というプロットだけで、既に胸をときめかせてくれますよね。

昭和初期の日本から、現代の日本を考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。

石井桃子『ノンちゃん雲に乗る』あらすじと詳細考察を読む

大川悦生『おかあさんの木』

戦争に行った子どもたちの帰りを待ち続けるお母さんの物語。

戦争の悲劇を、身近な物語として語り継いでいます。

教科書にも掲載された名作でした。

大川悦生『おかあさんの木』あらすじと詳細考察を読む

今西祐行『一つの花』

戦場へ向かう父親が最後まで気にかけていたのは、幼い娘の未来でした。

満足に食べるものさえなかった、ニッポンの貧しい戦争時代。

「一つだけ、ちょうだい」という少女の言葉は、今でも読者の胸に響き続けています。

今西祐行『一つの花』あらすじと詳細考察を読む

純文学者たちの少年小説

文学考察ブログ『時空標本』のメインテーマである庄野潤三や井伏鱒二など、純文学の作家たちも少年小説を書いていました。

この機会に併せてご紹介します。

井伏鱒二『くるみが丘』

あかね書房「少年少女日本の文学」にも収録された、井伏鱒二の少年小説。

地方の家出少年による、高度経済成長期の東京探検物語です。

井伏鱒二『くるみが丘』あらすじと詳細考察を読む

庄野潤三『ザボンの花』

庄野潤三初期の名作『ザボンの花』は、あかね書房「少年少女日本の文学」にも収録されました。

冒頭に置かれている「ひばりの子」は、教科書にも長く掲載されていた人気作品です。

庄野潤三『ザボンの花』あらすじと詳細考察を読む

庄野潤三には、他にも「赤い鳥文化賞」を受賞した『明夫と良二』という名作があります。

少年たちを主人公に、五人家族の楽しい暮らしを描いた物語で、「岩波少年文庫」にも収録されました。

庄野潤三『明夫と良二』あらすじと詳細考察を読む

佐藤春夫『わんぱく時代』

あかね書房「少年少女日本の文学」にも収録された、佐藤春夫の「知られざる名作」。

地方都市で生きる少年たちの友情や初恋が描かれています。

佐藤春夫『わんぱく時代』あらすじと詳細考察を読む

児童文学のガイドブック

児童文学には、優れたガイドブックがたくさんあります。

児童文学への入り口として、ガイドブックから始めてみませんか?

北野佐久子『物語のティータイム』

児童文学に登場するお茶やお菓子を紹介しています。

子どものための物語の中にも、イギリス文化はしっかりと根付いているのでした。

北野佐久子『物語のティータイム』詳細記事を読む

深井せつ子『児童文学の中の家』は、児童文学に登場する建築やインテリアを紹介しています。

深井せつ子『児童文学の中の家』詳細記事を読む

松村由利子『少年少女のための文学全集があったころ』

昭和時代に流行した「少年少女文学全集」の思い出から始まる児童文学案内。

古本屋で探してでも、あの懐かしい「文学全集」がほしくなります。

松村由利子『少年少女のための文学全集があったころ』詳細記事を読む

須田純一『30冊の宝物『岩波少年少女文学全集』の思い出』も、子どもの頃の思い出から始まる児童文学ガイドです。

須田純一『30冊の宝物『岩波少年少女文学全集』の思い出』詳細記事を読む

若菜晃子『岩波少年文庫のあゆみ』

創刊70周年企画で出版された「岩波少年文庫」の歴史。

岩波少年文庫がお好きな方には、絶対におすすめです。

若菜晃子『岩波少年文庫のあゆみ』詳細記事を読む

創刊50周年企画『なつかしい本の記憶 岩波少年文庫の50年』もあります。

『なつかしい本の記憶 岩波少年文庫の50年』詳細記事を読む

『夏の岩波少年文庫フェア』も注目です!

創刊75年記念『夏の岩波少年文庫フェア2025』詳細記事を読む

創刊75年記念『夏の岩波少年文庫フェア2025』特製アクリルキーホルダーが届いた
創刊75年記念『夏の岩波少年文庫フェア2025』特製アクリルキーホルダーが届いた創刊75年記念『夏の岩波少年文庫フェア2025』応募者全員プレゼントの「特製アクリルキーホルダー」が届いた。 昨年のケストナーに続...

まとめ│自分の中の少年と生きる

児童文学を読むということは、「自分の中の少年」や「自分の中の少女」を確認する行為なのかもしれません。

子どもの頃のあの気持ちは、決して消えたりはしません。

子ども時代の自分を、人はどこかに抱えたまま大人になっているはずなのです。

ときには「あの頃の自分」を解放してあげる。

そんな時間が、児童文学の読書にはあるのかもしれませんね。

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ジェン
文学考察ブログ『時空標本』管理人。感想以上、批評未満。深読み癖あり。