文学鑑賞 大切な本の日焼け防止 │グラシン紙を使った簡単ブックカバーの作り方 2022/07/10(日) みづほ 文化系スノッブ コロナ禍でおうち時間が増えてから、本を買うことが多くなった。 新刊書だけではなく、古本まで買うようになって、蔵書はどんどん増え続けてい …
文学鑑賞 井伏鱒二「黒い雨」戦争日記の姿で現れた原爆文学の最高傑作 2022/07/09(土) みづほ 文化系スノッブ 井伏鱒二「黒い雨」読了。 本作「黒い雨」は、1965年(昭和40年)1月から1966年(昭和41年)9月まで『新潮』に連載された長編小 …
文学鑑賞 庄野英二「レニングラードの雀」ソビエトひとり旅とロシア娘たちとの出会い 2022/06/22(水) みづほ 文化系スノッブ 庄野英二「レニングラードの雀」読了。 本書は、1970年(昭和45年)の夏に、著者がソビエト旅行をした際の紀行随筆である。 「画文集」と …
文学鑑賞 村上春樹「1Q84 BOOK2」リトル・ピープルと空気さなぎの意味【あらすじ・解説・感想】 2022/06/05(日) みづほ 文化系スノッブ 村上春樹『1Q84 BOOK2』読了。 読後直後の感想としては「すっきりしない」というものだ。 なにより、いろいろな物事のカタが付かない …
文学鑑賞 【深読み考察】村上春樹「1Q84 BOOK1」が意味不明のファンタジー小説ではない理由 2022/06/04(土) みづほ 文化系スノッブ 村上春樹『1Q84 BOOK1』読了。 本作『1Q84 BOOK1』は、2009年(平成21年)5月に新潮社から刊行された長篇小説であ …
文学鑑賞 ケストナー「エーミールと三人のふたご」少年たちの成長と夏休みの海辺の冒険 2022/05/28(土) みづほ 文化系スノッブ ケストナー『エーミールと三人のふたご』読了。 本作は『エーミールと探偵たち』の続編に位置付けられる、ケストナーの児童文学小説である。 1 …
文学鑑賞 別冊太陽「小さな平屋に暮らす」庄野文学の舞台となった<山の上の家> 2022/05/26(木) みづほ 文化系スノッブ 別冊太陽「小さな平屋に暮らす」読了。 巻頭で、神奈川県生田市にある庄野潤三の自邸が紹介されている。 作家自身が「山の上の …
文学鑑賞 ケストナー「エーミールと探偵たち」強い絆で結ばれた少年たちの勇気 2022/05/25(水) みづほ 文化系スノッブ ケストナー『エーミールと探偵たち』読了。 本書は、1928年、ドイツのエーリッヒ・ケストナーが発表した児童文学である。 「訳者あとがき」 …
文学鑑賞 高橋源一郎「一億三千万人のための小説教室」何を真似るかが問題だ 2022/05/22(日) みづほ 文化系スノッブ 高橋源一郎「一億三千万人のための小説教室」読了。 本書は、小説家による、小説の書き方についての本である。 もっとも、実際に小説を書いてみ …
文学鑑賞 内田樹「もういちど村上春樹にご用心」一冊まるごとファンレター 2022/05/18(水) みづほ 文化系スノッブ 内田樹「もういちど村上春樹にご用心」読了。 本書は、<村上春樹ファン>を自認するフランス文学者が書いた、村上春樹に関する書評や …