物語の考察 團伊玖磨「パイプのけむり」怒りの説教おじさん登場 2023/01/28(土) 記録者 時間標本│読解と考察 團伊玖磨「パイプのけむり」読了。 本作「パイプのけむり」は、1965年(昭和40年)に刊行されたエッセイ集である。 この年、著者は41歳 …
物語の考察 野上弥生子「一隅の記」茶三昧・お菓子三昧の朝めし自慢 2023/01/28(土) 記録者 時間標本│読解と考察 野上弥生子「一隅の記」読了。 本書は、1968年(昭和43年)に刊行された随筆集である。 この年、著者は83歳だった。 病院の個室に生ま …
物語の考察 村上護「反骨無頼の俳人たち」俳句の世界のワイルドサイトを歩こう 2023/01/28(土) 記録者 時間標本│読解と考察 村上護「反骨無頼の俳人たち」読了。 本書は、2009年(平成21年)に刊行された俳人列伝である。 社会に反抗するプロレタリア運動の俳人たち …
物語の考察 高橋揆一郎「観音力疾走」生きづらさを抱えた大人と知的障害児との心の交流 2023/01/21(土) 記録者 時間標本│読解と考察 高橋揆一郎「観音力疾走」読了。 本作「観音力疾走」は、1977年(昭和52年)冬号の『季刊藝術』に発表された短編小説である。 この年、著 …
物語の考察 長谷川敬「旅情の文学碑」作家や名作への愛情が漂うモノクロ写真紀行集 2023/01/21(土) 記録者 時間標本│読解と考察 長谷川敬「旅情の文学碑」読了。 本書は、1991年(平成3年)に刊行された文学碑の写真紀行集である。 全国にある文学碑を訪ねる紀行文集 文 …
物語の考察 有馬頼義「終身未決囚」人生に翻弄される庶民をとらえた巧みな人間小説 2023/01/20(金) 記録者 時間標本│読解と考察 有馬頼義『終身未決囚』読了。 本書『終身未決囚』は、1954年(昭和29年)に自費出版で刊行された、処女作品集である。 この年、 …
物語の考察 神西清「散文の運命」ロシア文学者が語る堀辰雄や太宰治、三島由紀夫 2023/01/15(日) 記録者 時間標本│読解と考察 神西清「散文の運命」読了。 本作「散文の運命」は、1957年(昭和32年)、講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は53歳で没 …
物語の考察 石原慎太郎「太陽の季節」成熟不良の少年たちを生み出した戦後社会の責任 2023/01/15(日) 記録者 時間標本│読解と考察 石原慎太郎「太陽の季節」読了。 本作「太陽の季節」は、1955年(昭和30年)7月号の『文学界』で新人賞受賞作として発表された短編小説 …
物語の考察 田中小実昌「浪曲師朝日丸の話」不器用な男たちの共鳴する悲しみ 2023/01/15(日) 記録者 時間標本│読解と考察 田中小実昌「浪曲師朝日丸の話」読了。 本作「浪曲師朝日丸の話」は、1971年(昭和46年)6月の『小説現代』に発表された短編小説である …
物語の考察 源氏鶏太「英語屋さん」生きづらさを抱えたビジネスマンとの付き合い方 2023/01/14(土) 記録者 時間標本│読解と考察 源氏鶏太「英語屋さん」読了。 本作「英語屋さん」は、1951年(昭和26年)の『週刊朝日』に発表されたサラリーマンものの短編小説である …
物語の考察 『ギャツビー100年』に学ぶ深読みの読書論│推し活とパラノイア(妄想)の視点から 2026/02/08(日) 記録者 時間標本│読解と考察 『グレート・ギャツビー』の読み方は、時代によって変わるし、読者によっても変わる。 本書『ギャツビー100年 F・スコット・フィッツジェ …
物語の考察 三宅香帆『「好き」を言語化する技術』読書感想文を書くときに応用できる3つのコツ 2026/01/30(金) 記録者 時間標本│読解と考察 三宅香帆『「好き」を言語化する技術(推しの素晴らしさを伝えたいのに「やばい!」しかでてこない)』読了。 本作『「好き」を言語化する技術 …
物語の考察 友部正人の本当の代表曲は「一本道」ではなくて「はじめぼくはひとりだった」だろう 2026/01/29(木) 記録者 時間標本│読解と考察 友部正人は「一本道」で知られるフォーク歌手だが、本当の代表曲は「はじめぼくはひとりだった」である。 なぜなら「はじめぼくはひとりだった …
物語の考察 三宅香帆『ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』文学女子の妄想力を発揮した小説ガイド入門編 2026/01/25(日) 記録者 時間標本│読解と考察 三宅香帆『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』読了。 本作『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよ …
物語の考察 ジャック・シェーファー『シェーン』に描かれる過去を背負った男の生きにくさの考察 2026/01/18(日) 記録者 時間標本│読解と考察 ジャック・シェーファー『シェーン』読了。 本作『シェーン』は、1949年(昭和24年)にアメリカで刊行された長篇小説である。 こ …
物語の考察 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年』 理由を与えられなかった断絶と、その後を生きるということ 2026/01/17(土) 記録者 時間標本│読解と考察 理由を知らされないまま関係を断たれることは、どれほど人を空白にするのだろうか。 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年』読了 …
物語の考察 村上春樹の小説はなぜ人気があるのか?──村上春樹人気の秘密には3つの理由があった 2026/01/12(月) 記録者 時間標本│読解と考察 村上春樹は、とても人気のある作家である。 同世代のみならず、若い世代からの支持も厚く、多くの作品がベストセラーになっている。 国 …
物語の考察 ロバート・B・パーカー『ゴッドウルフの行方』村上春樹に影響を与えた私立探偵スペンサーのデビュー作 2026/01/09(金) 記録者 時間標本│読解と考察 ロバート・B・パーカー『ゴッドウルフの行方』読了。 本作『ゴッドウルフの行方』は、1974年(昭和49年)1月にモートン・ミフリン社( …
物語の考察 小林多喜二「党生活者」戦争はいつでも自己犠牲の上に成り立っている 2026/01/04(日) 記録者 時間標本│読解と考察 小林多喜二「党生活者」読了。 本作「党生活者」は、1933年(昭和8年)4月~5月『中央公論』に発表された中編小説である(発表時は「転 …
物語の考察 小林多喜二「蟹工船」地獄の中で生き続けるワーキングプアの怒りと絶望 2026/01/03(土) 記録者 時間標本│読解と考察 小林多喜二「蟹工船」読了。 本作「蟹工船」は、1929年(昭和4年)5月~6月『戦旗』に発表された長篇小説である。 この年、著者 …
人間の考察 齋藤孝『太宰を読んだ人が迷い込む場所』に見る太宰治の生きづらさの考察 2026/02/03(火) 記録者 時間標本│読解と考察 齋藤孝『太宰を読んだ人が迷い込む場所』読了。 本作『太宰を読んだ人が迷い込む場所』は、2020年(令和2年)3月にPHP新書から刊行さ …
人間の考察 なぜ「たまには自分を褒めてやろう」は響くのか│SIONと福山雅治の自己肯定表現の考察 2026/02/01(日) 記録者 時間標本│読解と考察 肯定ペンギンなどいない。 自分を褒めてくれるのは、ただ自分自身のみ。 そんな寂しい夜に自分を慰めてくれるのが、SIONと福山雅治 …
人間の考察 浜田省吾「I am a father」はなぜ泣けるのか?│少年のまま大人になった男たちの考察 2026/01/30(金) 記録者 時間標本│読解と考察 2005年(平成17年)、浜田省吾の新曲「I am a father」を初めて聴いたとき、泣きそうになったのは、自分が父親だったからなのだろ …
人間の考察 有島武郎「カインの末裔」における生きにくさと孤独の考察 2026/01/25(日) 記録者 時間標本│読解と考察 有島武郎「カインの末裔」読了。 本作「カインの末裔」は、1918年(大正7年)2月刊行の『有島武郎著作集(第三集)』に収録された短篇小 …
人間の考察 田家秀樹『陽のあたる場所』オレたちの浜田省吾は「80年代のミュージシャン」だった 2026/01/24(土) 記録者 時間標本│読解と考察 田家秀樹『陽のあたる場所 浜田省吾ヒストリー』読了。 本作『陽のあたる場所 浜田省吾ヒストリー』は、1988年(昭和63年)2月に角川 …
人間の考察 猿渡由紀「ウディ・アレン追放」#MeToo運動で炎上した性加害スキャンダルの真実 2026/01/10(土) 記録者 時間標本│読解と考察 猿渡由紀『ウディ・アレン追放』。 本作『ウディ・アレン追放』は、2021年(令和3年)6月に文藝春秋から刊行されたルポルタージュである …
人間の考察 池田葉子「マイ・フォト・デイズ」2000年代のカメラブームは自分探しだったのか? 2026/01/03(土) 記録者 時間標本│読解と考察 池田葉子『マイ・フォト・デイズ~カメラと暮らす、楽しい日々~』読了。 本作『マイ・フォト・デイズ』は、2008年(平成20年)3月に枻 …
人間の考察 車谷弘『わが俳句交遊記』編集者が記録している戦前戦後の文士たち 2025/12/31(水) 記録者 時間標本│読解と考察 車谷弘『わが俳句交遊記』読了。 本作『わが俳句交遊記』は、1976年(昭和51年)10月に角川書店から刊行された随筆集である。 …
人間の考察 森山達也・北里晃一『Hey!Two Punks』ザ・モッズの博多弁丸出しヒストリー! 2025/12/28(日) 記録者 時間標本│読解と考察 森山達也・北里晃一『Hey! Two Punks The Mods:The Early Days 博多疾風編』読了。 本作『Hey! …
人間の考察 浜田省吾「光と影の季節」真駒内アイスアリーナに響く「20年後の僕たち」への応援歌 2025/12/27(土) 記録者 時間標本│読解と考察 古いファイルを整理していたら、浜田省吾のライブ・チケットが出てきた。 「ON THE ROAD 2005」真駒内アイスアリーナのチケッ …
物質の考察 『エレベーター・ミュージック~魅惑のタイム・トラベル~』の匿名性と没個性について考察する 2026/01/31(土) 記録者 時間標本│読解と考察 『エレベーター・ミュージック~魅惑のタイム・トラベル~』というCDを買った。 「エレベーター・ミュージック」って何?と、多くの人は「そ …
物質の考察 板坂元『紳士の粋』知的好奇心の強い人におすすめ!大人のための雑学ネタ帳 2026/01/07(水) 記録者 時間標本│読解と考察 板坂元『紳士の粋』読了。 本作『紳士の粋』は、1998年(平成10年)7月に小学館から刊行されたエッセイ集である。 この年、著者 …
物質の考察 末続堯「一万円の骨董・アンティーク」ポケットマネーで始める骨董蒐集の教科書 2026/01/02(金) 記録者 時間標本│読解と考察 末続堯「一万円の骨董・アンティーク」読了。 本作「一万円の骨董・アンティーク」は、1999年(平成11年)2月に京都書院から刊行された …
物質の考察 『さっぽろ青春街図』1970年代の札幌ガイドにはディープなタウン情報が満載 2026/01/01(木) 記録者 時間標本│読解と考察 『さっぽろ青春街図』読了。 本作『さっぽろ青春街図』は、1974年(昭和49年)8月に有文社から刊行されたタウンガイドである。 …
物質の考察 北海道のツルツル凍結路面で滑って転ばない「最強の冬靴」とは何か? 2025/12/26(金) 記録者 時間標本│読解と考察 北海道の冬を過ごす上で、冬靴選びは極めて重要な問題である。 近年は優れたスノーブーツの開発が進んでいるし、海外ブランドの入手も容易とな …
物質の考察 札幌市民のための「2026年(令和8年)初売り情報」各商業施設の年末年始の営業時間も 2025/12/24(水) 記録者 時間標本│読解と考察 札幌市内の商業施設の初売り情報をまとめてみました。 新春セールや福袋など、初売りは札幌市民にも大注目のイベントです。 ただし、最 …
物質の考察 村尾陸男『ジャズ詩大全(クリスマス編)』第二大戦前後に生まれたクリスマス・ヒット曲の歴史 2025/12/21(日) 記録者 時間標本│読解と考察 村尾陸男『ジャズ詩大全(別巻)クリスマス編(増補改訂版)』読了。 本作『ジャズ詩大全(別巻)クリスマス編(増補改訂版)』は2006年( …
物質の考察 伊藤ユキ子『紀行・アラン島のセーター』アランセーターの伝説と歴史を読み解く 2025/11/26(水) 記録者 時間標本│読解と考察 伊藤ユキ子『紀行・アラン島のセーター』読了。 本作『紀行・アラン島のセーター』は、1993年(平成5年)11月に晶文社から刊行された旅 …
物質の考察 札幌市民が見た『Fate/Grand Order』10周年記念広告企画『OVER THE SAME SKY』 2025/11/03(月) 記録者 時間標本│読解と考察 10月26日(日)の『北海道新聞』に「Fate/Grand Order(FGO)」の全面広告が掲載されていた。 pakoによる「近藤勇 …
物質の考察 村治佳織『エターナル・ファンタジー』ゲーム音楽に恋をしたクラシックギター界のミューズ 2025/10/17(金) 記録者 時間標本│読解と考察 村治佳織『エターナル・ファンタジー』(初回限定版)購入。 本作『エターナル・ファンタジー』は、2025年(令和7年)10月17日に発売 …