おじさんは、古い歌が好き。
でも、夏には、最近の歌だって聴きたいと思う。
てなわけで、おじさん向け、21世紀の夏歌ベストテン。
最近の夏歌も聴きたいオジサンのための夏歌プレイリスト
夏に聴きたくなる曲。
それが夏歌。
今も昔も、人は夏歌が好き。
おじさんも若者も、男の子も女の子も。
おじさんはサザンオールスターズが好き。
おじさんはTUBE(チューブ)が好き。
おじさんはヤマタツ(山下達郎)が好き。
でも、たまには最近の夏歌も聴きたい。
そんな人のための夏歌ランキング。
ただし、若者の前で知ったかぶりしないこと。
若者の前で歌ったりしないこと。
うざいって思われているだけだから。
カラオケは同世代で行った方が楽しい。
それは、おじさんも若者も同じ。
楽しいと思ってるの、おじさんだけだから。
車の中で、ひっそり聴きたい、21世紀の夏歌ランキング。
意外と気に入るかもね。
senkou_hanabi / Base Ball Bear(2013)
夏といったら?
Base Ball Bear。
少なくとも10年前はそうだった(ような気がする)。
夏のド定番、ベボベ(ベース ボール ベア)。
夕立に濡れて むしろ笑うあの子や
凪まくった土手で黄昏れてるあいつら
絶望的9回裏 そのとき…彼らは!
水色の浴衣で大人っぽくなった彼女
今日は街をあげて 夏祭りだ
(Base Ball Bear「senkou_hanabi」)
Base Ball Bearには、夏ってる夏い夏の名曲がたくさん。
初心者は『夏のShow Window 〜Base Ball Bear サマーコレクション2013〜』をどうぞ。
SUNNY GIRL / Awesome City Club(2018)
いつの間にか、スリーピースバンドになってしまった「オーサムシティクラブ」。
カーテンの向こう
瞼を叩く日差しに飛び起きた朝
鳥たちはさえずってる
「11時、駅の本屋の前で」って
三度唱えて 街へ飛び出した
(Awesome City Club「SUNNY GIRL」)
この頃がいちばん良かったな、おじさんとしては。
高嶺の花子さん / back number(2014年)
めっちゃ流行ったから、おじさんも知ってる「バックナンバー」。
会いたいんだ 今すぐ
その角から 飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ
生まれた星のもとが 違くたって
偶然と夏の魔法とやらの力で
僕のものになるわけないか
(back number「高嶺の花子さん」)
歌えるおじさんも歌わないで。
少なくとも、若者たちの前では。
サイダーでも飲んで / グッドモーニングアメリカ(2015年)
爽やかな炭酸ロックは夏にぴったり。
信じて直進していたって
迷ってしまうなぁ
そんなときはサイダーでも飲んで
リフレッシュにサイダーでも飲んで
(グッドモーニングアメリカ「サイダーでも飲んで」)
グドモ好きだったんだけどな、、、
ひと夏の長さより・・・ / 乃木坂46(2017年)
アイドルだったら乃木坂46。
だって、かわいいし(笑)
ひと夏の長さより思い出だけ多過ぎて
君のことを忘れようとしても切り替えられない
何度も着たTシャツは
首の辺り 伸びているけど
腕に強く抱いた君のことは忘れられない
(乃木坂46「ひと夏の長さより・・・」)
これ、ほんとに大好きな曲です。
青春と青春と青春 / あいみょん(2020年)
あいみょんの夏歌もいい。
「マリーゴールド」もいいけど「青春と青春と青春」もいい。
夏風が青春と一緒に君を連れて来たんだろうか
ノースリーブにポニーテールは
僕の口先がとんがってしまう
生ぬるい味の空気がより心臓を早く走らせて
嗚呼 これは恋さ
(あいみょん「青春と青春と青春」)
あいみょんって、本当に青春っぽい曲がいいね。
若者のすべて / フジファブリック(2008年)
夏の終わりの名曲といえば、フジファブリック。
最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな
ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな
まぶた閉じて浮かべているよ
(フジファブリック「若者のすべて」)
これ、すっかり定番曲になりましたね。
エバーグリーン / サイダーガール(2017年)
爽やか炭酸系ロックバンドには夏歌が似合う。
初恋は三遊間抜けて僕は一塁踏んだ
八月の青い風を切って走りたかった
「なんでもないよ」と笑う横顔を
飽きるまでこのまま見ていたかった
(サイダーガール「エバーグリーン」)
サウンドも夏フェス向き。
夏っぽいことしたい / キュウソネコカミ(2016年)
非リア向けサマーソング。
ラジオ体操からのプール
昼はソーメンとスイカを食べて
夜は線香花火 漂白剤の匂い
ジャラジャラ氷の音
細かく蘇る淡い恋の思い出の波は
切なく寄せたり引いたり
麦茶で黄昏る
夏っぽい事したい
夏っぽいことしたい
夏っぽい事したい
(キュウソネコカミ「夏っぽいことしたい」)
けっこう夏っぽい歌詞がいい。
「チャコの海岸物語」に捧げるオマージュ「ギラギラおじさん」もいい。
青と夏 / Mrs. GREEN APPLE(2019年)
爽やかロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」の爽やかな夏曲。
恋が始まった合図がした
今日を待ちわびた なんて良い日だ
まだまだ終われないこの夏は
映画じゃない 君らの番だ
映画じゃない 僕らの青だ
(Mrs. GREEN APPLE「青と夏」)
元気が出てくる夏ロック。
おじさんの夏だ。
「サママ・フェスティバル!」もおすすめ。
夏疾風 / 嵐(2018年)
男性アイドルだったら、「嵐」でも聴いとけって。
今 吹き抜ける夏疾風
新たな息吹を告げる風の音
まばゆい光集めて
願いを乗せて どこまでも続く蒼空
見上げる夢に手を伸ばして
いつの日にか 届くように 夏疾風
(嵐「夏疾風」)
北川悠仁(ゆず)の作詞作曲で爽やかな逸品です。
青色の街 / 果歩(2022年)
どことなく橘いずみを彷彿とさせる、内省的な夏ソング。
夏が嫌いだった思春期
夜風が気持ちよくてまだマシだと思った
大人になったんだと、
育った街の知らない景色のなか
ハタチのきみとほろ酔いで乾杯
そういうところが好きだった
アルコール 3% のクリームソーダ
あたしやっぱお酒は苦手だ
(果歩「青色の街」)
青春の夏って、爽やかなだけじゃない。
夏空 / Galileo Galilei(2011年)
ところで、邦楽ロックって、いつから、こんなに爽やかになったんだっけ?
僕らが一つ一つの夢を守りぬけるなら
夏空にした約束は100年後でも破れない
それを君は笑って嬉しそうに話してよ
時間をもがくその手を
僕は決して放さないからさ
(Galileo Galilei「青い栞」)
この爽やかさって、おじさんに一番ないものだよね。
まとめ
いくつになっても、夏はいい。
夏は青春を感じられるから。
死ぬまで夏を謳歌しよう。
夏に年齢なんて関係あるもんか(笑)