読書 小沼丹「更紗の絵」戦前・戦後の崩壊と復活を描いた自伝的青春小説が切ない 2024/11/16(土) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹「更紗の絵」読了。 本作「更紗の絵」は、1972年(昭和47年)6月にあすなろ社から刊行された長篇小説である。 初出は、1 …
読書 小沼丹「不思議なソオダ水」高度経済成長期のサラリーマンの心を癒した、幻の酒場物語集 2024/11/03(日) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹「不思議なソオダ水」読了。 本作「不思議なソオダ水」は、1969年(昭和45年)11月に三笠書房から刊行された短篇小説集である。 …
読書 P+D BOOKSで甦る昭和の名作短篇集『銀色の鈴』は小沼丹デビューの最適解 2024/10/05(土) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『銀色の鈴』読了。 本作『銀色の鈴』は、1971年(昭和46年)5月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者 …
読書 小沼丹『藁屋根』終戦直後の暮らしと谷崎精二の思い出、オーストリア旅行3部作 2024/08/18(日) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『藁屋根』は、1975年(昭和50年)10月に河出書房新社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は57歳だった。 …
読書 小沼丹『木菟燈籠』亡き人を偲び、古き時代を懐かしむ、追想文学の極致 2024/08/16(金) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『木菟燈籠』は、1978年(昭和54年)6月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は60歳だった。 収録作 …
読書 小沼丹『埴輪の馬』古い記憶を乗せて回る走馬灯~最後の短篇集は「文化的終活」だったのか? 2024/08/05(月) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹『埴輪の馬』読了。 本作『埴輪の馬』は、1986年(昭和61年)9月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者 …
散歩 【文学散歩】小沼丹と吉岡達夫の自宅があった武蔵野市を歩く 2024/05/19(日) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹は、東京都武蔵野市の住人だった。 小沼丹の自宅があったところまでは、三鷹駅からバスで移動する方法もあるが、西武鉄道の西武柳沢駅か …
読書 小沼丹「福寿草」思い出の中で生きた作家が描く懐かしき過去の日々 2024/05/06(月) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹「福寿草」読了。 本作「福寿草」は、1998年(平成10年)1月に刊行された随筆集である。 著者は、1996年(平成8年) …
読書 小沼丹「珈琲挽き」これはショートバージョンの小説なのか?追憶という過去世界への誘い 2024/04/13(土) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹「珈琲挽き」読了。 本作「珈琲挽き」は、1994年(平成6年)1月にみすず書房から刊行された随筆集である。 この年、著者は …
読書 小沼丹「小さな手袋」さりげないユーモアと移ろいゆく人生のひとコマ 2024/03/10(日) みづほ 文化系スノッブ 小沼丹「小さな手袋」読了。 本作「小さな手袋」は、1976年(昭和51年)4月に小澤書店から刊行された随筆集である。 この年、著 …