読書体験 庄野潤三「自分の羽根」若き作家の人生哲学が感じられる第一随筆集 2024/02/18(日) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三「自分の羽根」読了。 本作「自分の羽根」は、1968年(昭和43年)2月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は47 …
読書体験 穏やかな暮らし。庄野潤三の代表作「夫婦の晩年シリーズ」全11作品をまとめて紹介。 2024/01/02(火) ますじ 文化系スノッブ まだ『アンアン』の増刊号だった『クウネル』(2002年11月15日)に、庄野潤三のインタビューが掲載されている。 「夫婦の日常の風景を、端 …
読書体験 庄野潤三の随筆集(全10冊)を全部紹介。現代社会に疲れたすべての人におすすしたい心の日光浴。 2023/12/30(土) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三の随筆集を読む。 それは、心の日向ぼっこをしているように温かい読書だ。 日常の些事に疲れた心の緊張が、少しずつ解けていく …
旅行体験 「中国料理 味良」のタンメンと庄野潤三の自宅(山の上の家) 2023/08/15(火) ますじ 文化系スノッブ 小田急小田原線生田駅を北口から出て県道3号線まで行くと、左手に「中国料理 味良」の看板が見える。 ここが庄野潤三の小説に出てくる「中国 …
旅行体験 庄野潤三の墓参りで小田原の塚原駅から長泉院まで歩いてみた 2023/08/14(月) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三の長編小説『ピアノの音』(1997)の中に、存命の庄野さんが墓を建立した話が出てくる。 一休みしてから長女の車で去年の夏に …
読書体験 庄野潤三「団欒」庄野文学における家族小説の原型とも言える名作短編 2023/07/23(日) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三「団欒」読了。 本作「団欒」は、1954年(昭和29年)6月『文芸』に発表された短編小説である。 この年、著者は33歳だった。 …
読書体験 庄野潤三「桃李」大阪から上京してきた父親の決意表明の物語 2023/07/21(金) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三「桃李」読了。 本作「桃李」は、1954年(昭和29年)6月『文学界』に発表された短篇小説である。 この年、著者は33歳だった。 …
読書体験 阪田寛夫「庄野潤三ノート」誰よりも庄野文学を愛した作家の庄野潤三論 2023/07/15(土) ますじ 文化系スノッブ 阪田寛夫「庄野潤三ノート」読了 本作「庄野潤三ノート」は、1973年(昭和48年)6月から1974年(昭和49年)4月にかけて講談社か …
読書体験 庄野夏子「お父さんッ子」庄野潤三の長女・今村夏子が高校1年生のときに書いた作文を発見 2022/12/08(木) ますじ 文化系スノッブ 古い雑誌の中に<庄野夏子>さんの作文を見つけた。 今回は、庄野潤三ゆかりということで、庄野夏子さんの作文を紹介してみたい。 …
読書体験 庄野潤三「秋の日」満州旅行中に知った徴兵猶予撤廃と軍隊への入隊 2022/08/14(日) ますじ 文化系スノッブ 庄野潤三「秋の日」読了。 「秋の日」は、学生時代の満州旅行を素材にした短篇小説で、「文芸」1969年(昭和44年)1月号に掲載された。 …