大瀧詠一「暑さのせい EP」が届いた。
久しぶりの大瀧詠一だけど、今回は、わたせせいぞうのジャケットが目当てだった。
海辺のプールに佇む赤いワンピースの女性。
白いテーブルの上には、『A LONG VACATION』のLPレコード。
いいね~。
アマゾン購入特典のメガジャケで見ると、なお満足。
音楽聴く前から、もう元を取ったようなもんだね(1,500円です)。
肝心のCDは、懐かしの8cm短冊CD。
いいね~。
未だに中古でコツコツと8cmシングル集めている自分としては、かなりの納得感。
で、CD乗せると、なんと21分44秒もある。
全9曲、なかなか楽しめる内容になっているようだ。
外装ビニールに「ポカリのまなきゃ」のシールあり。
ポカリスエットのCMソングだったのかー。
テレビ観ないから、どんなCMやってるのかも知らないんだよなあ。
ポカリも数年飲んでないし。
表題作「暑さのせい」は、まさにCMソングで、30秒バージョンと15秒バージョンが収録されている。
それは 暑さのせい
それは 暑さのせい
じっとしちゃ いられない
それは 暑さのせい
大瀧詠一「暑さのせい」
悪くない。
できれば、フルバージョンで聴きたかったかな。
「あつさのせい(もうメロメロ編)」は、1972年の1stソロアルバム『大瀧詠一』収録曲の別バージョン。
まあ、なんて言うか、今年の夏にぴったりって感じの曲だよね。
もっと早く、夏の始まりの季節に発売しても良かったのでは?
「Summer Lotion」は、資生堂のCMソング。
サマー・ローションを
つけたからといって
けして美人になる訳じゃないんですけれど
日焼けが嬉しい お年頃
とっても気持ちがいいんすよ
大瀧詠一「Summer Lotion」
次の「Hankyu Summer Gift」(歌詞が載ってない)もだけど、大瀧詠一のCMソングはやっぱりいい。
そして、名曲「Velvet Motel」「夏のペーパーバック」へと続く流れは最高。
あー、マジで夏に聴きたかったな、9月じゃなくて(笑)
「冬のリビエラ」のサマーバージョン「夏のリビエラ」(英語詞)や「真夏の昼の夢」と、最後まで怒涛の夏ソング特集。
大瀧詠一マニアじゃなくても、全然楽しめるクオリティ。
令和の時代に全然通用するポップ・ミュージック。
買って正解だったわ、ほんと。
ということで、9月になっても夏は終わらない。
2023年のエンドレス・サマーを、大瀧詠一とわたせせいぞうで楽しもう。