読書好きにとって、読書は趣味ではない。
食べることや眠ることと同じように、読書とは生きることなのだ。
快適な読書ライフを過ごすために、欠かすことのできない文房が三つある。
いわゆる「三種の神器」だ。
MATOKAのワンポイントブックカバー
ひとつは、ブックカバーである。
読書家は、どこへ出かけるにも本を持っていく。
本の持ち運びには、ブックカバーを使いたい。
読んでいる本を他人に見られたくないということもある。
だが、ブックカバーを使う一番の理由は、汚れや傷みの防止だ。
カフェでは、水濡れを防いでくれる。
カバンの中で、本が折れ曲がる心配もない。
安心できるブックカバーには、それなりの耐久性が必要だ。
『MATOKA/ POINT BOOK COVER ワンポイントブックカバー』は、耐水性・耐候性・難燃性・耐久性に優れたPVC素材で、ソフトタイプだから、どんな厚さの文庫本にも対応できる。
箔押し・エンボス加工の動物ワンポイントモチーフには、いろいろなデザインがあり、ブックカバー本体のカラーも豊富。
自分は、書店で付けてもらう紙製のブックカバーと同じブラウン色で、犬のワンポイントモチーフが入ったアイテムを愛用。
オシャレだけれど、全然ナチュラルなので、会社やカフェでも違和感なく読書することができる。
2年以上(毎日)使っているけれど、傷みはほとんどなく、むしろ、使い込んで味が出てきた。
これで「定価1,210円(送料無料)」だから、コスパ高すぎ。
もし、どこかで本と一緒にブックカバーも失くしてしまったら、また、同じモノを買います。
リピート買い必至のマストアイテムだ。
ダイソーのフィルムふせん
読書がインプットなら、ブログはアウトプット。
しっかりとアウトプットするため、気になったページには付箋紙を貼る。
読み終わった本には、まるでハリネズミのように、付箋紙が飛び出している。
ただし、粘着力の強い付箋紙は、読書向きではない。
剥がすときに本のページが破れる恐れがあるし、付箋紙の糊成分が紙に残るのも、本の健康には良くない。
特に、古い本にとって、付箋紙は致命傷ともなり得るから注意が必要。
幅の広い付箋紙も、読書の妨げとなる。
付箋紙は、あくまでもマーキングのツールなので、できるだけ自己主張のないものがいい。
ダイソーの『フィルムふせん』は、極細タイプで透明感があるので、読書の邪魔にならないという、理想的な付箋紙である。
極細だから、糊の付く範囲も最小限に抑えることができるし、そもそも、粘着力がさほど強くない。
簡単に剥がせて、何度でも繰り返し使うことができるから、六花亭のお菓子の入っていた小さくて丸い缶を付箋紙入れにして、バラバラになった付箋紙を入れている。
どこかへ出かけるときは、いつでも、六花亭の丸い缶(付箋紙入れ)も一緒だ。
50枚×7色の350枚入りで100円。
もしものためにストックしているけれど、一枚の付箋紙は、汚れるか粘着力がなくなるかするまで再利用しているから、ストックはほとんど減らない。
INOBRILLIANTの文鎮
読み終えたら、ブログを書く。
気になった文章は、ブログに書き残しておくから、本を読みながら、パソコンに向かわなければならない。
このとき活躍するのが、読書のための文鎮である。
波のような曲線を描くデザインは、開いた本の形状にマッチしていて、本を自然な状態に開いたままで、パソコン作業をすることができる。
金属製(真鍮)でしっかりと重く(250グラム)、長さも十分にあるから(24.5cm)、厚い単行本でもちゃんと押さえてくれる。
まさしく「本を優しく包み込む文鎮」だ(「書籍を開いた状態で優しくキープ」)。
カラーは、金・銀・黒の三色展開だが、気品あるゴールドは、デザインとしてもモダンでカッコいい。
パソコン作業をするときだけでなく、普通に読書するときにも愛用中。
本を開いた状態で読み続けるのって、意外と腕が疲れるんだよね。
楽天市場で3,080円(送料無料)。
コクヨ『本に寄り添う文鎮』(6,600円)は高すぎて、、、という人にもおすすめ。
まとめ
快適な読書ライフには、快適な読書グッズがあった方がいい。
より良い読書は、より良い読書環境に始まるからだ。
静かな音楽、おいしい紅茶、座り心地の良いソファ。
読書は、それだけで、ひとつのライフスタイルとさえ言える。
読書グッズ「三種の神器」は、毎日の読書ライフを充実したものにしてくれる、人生の相棒のような存在だ。