庄野さんの作品にはたくさんの人の名前が登場します。
さりげなく、実は意外と何度も繰り返し登場している隠れたレギュラーメンバーもいたりします。
今回は、庄野さんの作品に登場する人たちの名簿を作ってみました。
庄野潤三さんの人名録です。
庄野一族の人々
家族小説を得意とした庄野さんの作品のベースとなっているのは、やはり、庄野一族の人々です。
ここでは、庄野さんの両親と兄弟姉妹、妻、子ども、孫など、庄野さんの親類の方々をまとめてみました。
庄野貞一
庄野さんの父親。旧姓は田中貞一。22歳のときに庄野家に養子縁組。大正5年、帝塚山学院小学校の初代校長に就任。著書に『十八ヶ国欧米の旅』『戦後に咲く花』(翻訳の短篇集)。昭和25年10月9日逝去。享年63歳。没後『庄野貞一先生追想録』が刊行された。
庄野春慧
庄野さんの母親。徳島藩の士族だった庄野家の一人娘。昭和31年4月19日逝去。
庄野鷗一
父(貞)の長男。庄野さんの長兄。徳島市生まれ。関西学院大学で水泳部。昭和23年11月19日、37歳で早世。
庄野里子
長兄(鷗一)の奥さん。庄野さんと同い年の大正10年生まれ。『野鴨』では「康子」として登場する。
庄野啓子
長兄(鷗一)の長女。昭和21年生まれ。東京在住。「啓子ちゃん」。『野鴨』では「民子」として登場する。昭和46年に結婚。
庄野育子
長兄(鷗一)の次女。昭和23年生まれ。「育子ちゃん」。『野鴨』では「智子」として登場する。
庄野英二
父(貞一)の次男。庄野さんの次兄。児童文学者。山口県荻市生まれ。『ロッテルダムの灯』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。平成6年11月26日逝去。『野鴨』では「悠二」として登場する。
庄野悦子
次兄(英二)の奥さん。帝塚山で仏壇のお守りをしている。『野鴨』では「照子」として登場する。
小林晴子
次兄(英二)の長女。昭和23年生まれ。ご主人は小林立徳さん。『野鴨』では「昌子」として登場する。
小林立徳
小林晴子の夫。
小林由佳理
小林晴子の長女。昭和50年生まれ。声楽家。神戸女学院卒業。「由佳理ちゃん」。阪田寛夫と一緒に仕事をしたことがある。
庄野滋子
父(貞一)の長女。庄野さんの長姉。大正6年、大阪府帝塚山生まれ。府立女子専門学校。『野鴨』では「季子」として登場する。
庄野潤三
父(貞一)の三男。芥川賞受賞作家。大正10年2月9日、大阪府帝塚山生まれ。孫たちは「じいたん」と呼ぶ。
庄野千壽子
旧姓・浜生千壽子。庄野さんの奥さん。大正14年8月19日生まれ。孫たちは「こんちゃん」と呼ぶ。
庄野四郎
父(貞一)の四男。庄野さんの弟。二歳で病死。
庄野渥子
父(貞一)の次女。庄野さんの妹。宝塚手前の仁川在住。
庄野至
父(貞一)の五男。庄野さんの末弟。エッセイスト。庄野さんが芥川賞を受賞した夜、一緒に飲んでいた。『野鴨』では「収」として登場する。
田中光三郎
父(貞一)の父親。庄野さんの祖父。俳句を趣味とし、庄野潤三の文学的なルーツとなった。
田中欽一
庄野さんの従兄。
田中肇
田中欽一の長男。
今村夏子
庄野さんの長女。昭和22年10月26日生まれ。生田中学校。青山学院高等部。青山学院短大卒業後、商船三井に就職。結婚後は餅井坂の三軒続きの借家、南足柄市在住。初期の短篇「舞踏」では、頼りないお父さんに「ちょうちょ、とってえ」とせがむ三歳の女の子として登場する。
今村邦雄
長女(夏子)の夫。井伏鱒二夫妻の紹介で、仲人は小沼丹だった。妻からは「トウさん」と呼ばれている。
今村和雄
長女(夏子)の長男。昭和46年7月生まれ。横浜に本社があるお父さんの会社で財務部に配置された(『貝がらと海の音』)。神奈川トヨタの営業所で外車の販売をしている。
今村聡子
今村和雄の妻。旧姓は梅原聡子。和雄のことを「隊長」と呼んでいる。「聡子ちゃん」。
今村春菜
今村和雄の長女。11月29日生まれ。二番目の曾孫。
今村良雄
長女(夏子)の次男。昭和47年9月生まれ。法政大学(二部)卒業。小田原の外れの下曽我。フランス系の銅などの取引をする会社に勤めている。
今村陽子
今村良雄の妻。旧姓は市川陽子。下曽我在住。犬のお化粧をする仕事をしている。
今村萌花
今村良雄の長女。初めての曾孫。バナナが大好き。
今村明雄
長女(夏子)の三男。下北沢の若者向けレストランで店長をしている(『うさぎのミミリー』)。その後、恵比寿と渋谷の中間くらいのところに新しく開店した若い人向けのレストラン「ディキシー・ディナー」店長となる(『うさぎのミミリー』)。
今村正雄
長女(夏子)の四男。1984年12月7日生まれ。赤ん坊のときの愛称は「フニャラー」(『誕生日の贈り物』)。西湘高校(『うさぎのミミリー』)。
庄野龍也
庄野さんの長男。昭和26年9月27日生まれ。西長沢。生田小学校。桐蔭学園高校。成城大学。ヒルトンホテル勤務。昭和54年11月、鈴木敦子と結婚。作品中では「たつや」として登場。愛称は「たっさん」。
庄野敦子
長男(龍也)の妻。旧姓は鈴木敦子。11月生まれ。作品中では「あつ子ちゃん」として登場する。実家は茨城県古河(埼玉栗橋)。
庄野恵子
長男(龍也)の長女。平成3年6月20日生まれ。百合ヶ丘の幼稚園。長沢小学校。作品中では「けい子ちゃん」として登場。中学校でバレーボール部。
庄野龍太
長男(龍也)の長男。長沢小学校。多摩高校。
庄野和也
庄野さんの次男。昭和31年2月生まれ。新星堂。読売ランド前(多摩美二丁目)の坂の上の二階家。作品中では「かずや」として登場。
庄野操
次男(和也)の妻。旧姓は冨田操。3月21日生まれ。作品中では「ミサヲちゃん」として登場する。「フーちゃん(文子)」のお母さん。
庄野文子
次男(和也)の長女。昭和61年7月16日生まれ。初めての孫娘。みどり幼稚園。西生田小学校。西生田中学校バレーボール部。生田高校吹奏楽部。庄野潤三の作品中では「フーちゃん」として登場。庄野文学のアイドルである。
庄野春夫
次男(和也)の長男。3月20生まれ。8人の孫の中でいちばん愛嬌がある。香林寺幼稚園。西生田小学校。西生田中学校。
庄野潤三と交流あった人々
ここでは、親族以外の方をまとめて整理しています。
文壇仲間、学生時代の友人、ご近所さん、読者の方々、、、
名前を見ているだけで、庄野さんが、いかに人との繋がりを大切にしてきたかということが分かるような気がします。
相川さん
お隣さん。奥さまを亡くされてからずっと一人暮らしを続けている。料理が好きで、煮込み料理が得意。亡くなった奥さんは、東京深川の木場で育った方だった。
相谷さん
九度山在住。次兄(英二)が帝塚山学院高等部の水泳部で部長をしていたときのコーチ。秋になると柿を送ってくれた。「九度山のお柿」である。
青柳瑞穂
詩人。フランス文学者。随筆集『ささやかな日本発掘』で読売文学賞受賞。庄野さんは、青柳さんの自宅で骨董を見せてもらっている(「青柳邸訪問記」)。
阿川弘之
小説家。大阪天保山の海遊館という水族館に、体重二千キロのジンベエざめがいることを教えてくれた。
浅海道子
伊予の読者。伊予柑ゼリーや、伊予柑の箱を送ってくれる。
芦田三郎
小学校の同級生。漫画友だち。住吉中学から早稲田の商学部へ進学。フィリピンで戦死した。
阿部喜兵衛
帝塚山学院の小学部で、阪田寛夫の同級生。帝塚山学院の専務理事。
荒木綾
ご近所・山田さんの妹の娘さん。水戸在住の高校一年生(「星に願いを」)。小柄で、かわいい子。「綾ちゃん」。
有木勉
「群像」編集部で、庄野さんの文壇デビュー作「愛撫」を担当。のちに、講談社役員。
在田一雄
庄野さんの大阪外国語学校時代の先輩で、九州大学法文学部時代の先輩でもある。九州大学へ入学したときに下宿(大学のそばの箱崎の賄付きの下宿)を譲ってくれた。
有田静昭
庄野さんの今宮中学校時代の同僚(国語)。のちに、鈴江幸太郎主宰の短歌雑誌「林泉」同人として活躍。
新井さん
「文學会」編集部。『メジロの来る庭』担当。
安藤貴子
画家。時々、個展の案内を送ってくれる。
飯田中尉
武山の予備学生隊第十分隊の第三区隊長として、庄野さんの上官だった。「飯田中尉のこと」(『野菜讃歌』収録)という随筆あり。
飯田龍太
俳人。庄野さんとともに、『井伏鱒二全集』(筑摩書房)監修者のひとりだった。
井内彦三郎
庄野さんの住吉中学校時代の漢文の先生。ハーモニカバンドの顧問。晩年の庄野さんがハーモニカを趣味とするのは、このときの経験が大きい。庄野さんが主将を務めた相撲部の顧問でもある。退職後は、阿倍野神社の宮司で、高校生時代の長女(夏子)も会ったことがある。あだ名は「おとっちゃん」。
池田清明
大阪在住の画家。木下義謙の招待で訪れた一水会展で、「夏休み」という作品を観て惹かれて以降のお付き合い。
石川誠
主治医。虎ノ門病院梶ヶ谷分院勤務。
市川陽子
今村良雄の結婚相手。下曽我在住。犬のお化粧をする仕事をしている。
市橋和代
静岡の読者。毎年、八十八夜の新茶を送ってくれる。
伊東静雄
詩人。庄野さんの住吉中学校一年生のときの国語の先生で、生徒からつけられたあだ名は「コジキ」。大阪外国語学校英語部時代、庄野さんは伊東静雄と再会、自宅を訪れて文学を学ぶ。庄野さんの文学的師匠。娘はまき子ちゃん。
伊東夏樹
伊東静雄の子ども。庄野さんは、伊東先生が亡くなった後も、遺児の夏樹君から年賀状をもらっていた。
伊藤和子
札幌の読者。庭のまるめろを送ってくれた。
伊藤真己
生田小学校の教師。次男・和也の担任だった。随筆「生田小学校の金木犀」に登場(「イソップとひよどり」)。
井内雄四郎
早稲田大学の英文科の先生。小沼丹の後輩。『陽気なクラウン・オフィス・ロウ』では、庄野夫妻のロンドンでの案内役として登場する。
井伏鱒二
小説家。庄野さんの初めての作品集『愛撫』出版記念会に参加。庄野さんは、しばしば子ども連れで井伏さんの自宅を訪れ、後に、井伏さんは、長女(夏子)の結婚相手を世話してくれる。古備前の大きな甕を買ったのも井伏さんの紹介。
入江観
画家。日本経済新聞の文化部長・田村祥蔵の紹介で、個展を訪れてからのファンとなる。毎年、絵入りの年賀状を送ってくれる。
岩橋校長
今宮中学校の校長。海軍から復員後、庄野さんは今宮中学校で歴史の先生として就職。
ウェイン・ラーマズ
アメリカオレゴン州在住。『静物その他』『夕べの雲』を英訳して、ストーン・ブリッジ社から出版した。日本生まれの日本育ち。お父さんは東北の教会の牧師さん。
植木さん
ご近所さん。植木歯科の歯科医。総入れ歯を作ってくれた。
上田耕甫
庄野さんの大阪外国語学校英語部時代の先生。テクストは『現代英国随筆選』で、ガーディナーやミルン、ベロックなどのエッセイを学んだ。
ウタコさん
宝塚出身の剣幸(つるぎみゆき)の愛称。
梅崎春生
小説家。庄野さんは、自転車で梅崎さんの自宅を訪問している。
梅原さん
ご近所さん。娘の梅原聡子は、長女(夏子)の長男・今村和雄と結婚した。三田一丁目。ご主人は長野の信州大学の先生。
梅原聡子
長女(夏子)の長男(和雄)の結婚相手。
梅原裕
梅原聡子の弟。187センチの長身。
江國香織
小説家。「新潮」で庄野さんと対談した。
悦郎さん
妻の従弟。芦屋在住。『水の都』を書くとき、お世話になった。阪神大震災で自宅が全壊。
遠藤周作
小説家。アメリカ留学から帰国した庄野さんを、安岡章太郎とともに出迎えた。
大谷正雄
同人雑誌「天性」の仲間。
大中寅二
作曲家。阪田寛夫の叔父(母親の兄)で、代表作に「椰子の実」がある。庄野さんは、阪田寛夫を通して、大中家の方々に、伊良湖ビューホテルの支配人を紹介してもらう。
大久保房雄
「群像」編集長。「一挙掲載」シリーズで、庄野さんの「静物」を担当。
大沢(まあちゃん)
宿河原にある南部造園の代表。庄野家の生田の庭を担当。父親、兄に次いで三代目。奥さんの実家は農家。庄野さんが生田に引っ越して来た頃は中学生だった。口数は少なくて、誠実な、いい植木屋さん。
大島一彦
早稲田大学で小沼丹の教え子。「小沼丹全集」の編集に参加。早稲田大学の英文科で先生をしている。随筆集『寄道』『小沼丹の藝 その他』がある。
太田さん
伊良湖ビューホテルの支配人。阪田寛夫を通して、大中家に紹介されたのが始まり。
大谷晃一
帝塚山学院大学長。次兄(英二)の七回忌の法事には、友人代表として出席。
大中恩(めぐみ)
作曲家。児童文学者・大中寅二の息子。阪田寛夫の従兄。代表作に「サッちゃん」「犬のおまわりさん」「おなかのへるうた」など。
大野さん
西生田中学校でフーちゃんの友だち。バレーボール部。
岡田啓二
宝塚歌劇団の演出家。妹は原ともよ。
岡野さん
成城にある銀行の支店長。京都出身。
奥野信太郎
慶應義塾大学教授。慶應大学では安岡章太郎の先輩にあたる。
おけいさん(お惠さん)
居酒屋「くろがね」の初代おかみ。庄野さんは、井伏鱒二や小沼丹とともに、この店の開店以来の常連客だった。
尾崎さん
日本経済新聞文化部長。庄野さんに夕刊連載小説を提案した(後に「夕べの雲」として実現)。
尾崎一雄
小説家。下曽我在住。生田へ引っ越すことになったとき、自宅へ招かれたことがある。その後、小田原の町でうなぎを御馳走してくれた。
尾関栄
文藝春秋社。石神井公園から生田へ引っ越す際に、不動産屋を紹介した。
鬼内仙次
大阪朝日放送時代の同僚。大阪在住の劇作家・阪中正夫に師事した。
小沼丹
小説家。初めての作品集『愛撫』出版記念会に参加。短篇「秋風と二人の男」は、小沼丹と庄野さんをモデルとしたもの。居酒屋「くろがね」で、井伏鱒二を囲む会のメンバーだった。
小沼李花子
小沼丹の次女。小田原のかまぼこを送ってくれた。
かおるさん
居酒屋「くろがね」のおかみ。初代おかみ・おけいさんのお姉さん。
春日君
日本医大の林富士馬の同級生で、のちに開業医。学生時代、伊東静雄らと一緒に紀州旅行に参加。
河上徹太郎
文芸評論家。生田の自宅の家開きに招待して以来、家族ぐるみの付き合いをした。庄野家の子どもたちからは「てっちゃん」と呼ばれた。
川口さん
妻の友人。幼い頃のフーちゃんの遊び相手となる人形の「ゆき子ちゃん」をくれた。横浜市青葉区在住。
川添安太郎
帝塚山学院小学校時代の先生。綴方教育に熱心だった。庄野さんは、小学5年生の時に書いた「折れたベーブルースの足」という作文が、大阪の新聞に掲載されている。
川島勝
講談社。「くろがね」で井伏鱒二を囲む会の世話役だった。
川田さん
文藝春秋。『メジロの来る庭』を届けてくれた。
河野温子
阪田寛夫のお姉さん。大阪伊丹在住。毎年秋にサワラの味噌漬けを送ってくれる。
川面さん
練馬の読者。ちりめん細工のひな人形を送ってくれた。
河盛好藏
文芸評論家。庄野さんが福原麟太郎と初めて会ったのは、河盛さんの「フランス文壇史」出版記念会の夕べのときだった。居酒屋「くろがね」で、井伏鱒二を囲む会のメンバー。
岸田国士
小説家。芥川賞選考委員。昭和28年上半期の芥川賞候補作「恋文」を高く評価した。
木谷先生
妻のピアノの先生。柳沢有美ちゃんや斉藤絵里ちゃんは姉弟子になる。
木下義謙
画家。一水会メンバー。『野鴨』(講談社)の装幀を担当。
木山捷平
小説家。初めての作品集『愛撫』出版記念会に参加。
久布白さん
長女(夏子)の友人。「命の水」のスプレーをくれた。
栗本さん
スーパー「OK」でレジを担当している。雨が降って来たときに傘を貸してくれた。
郷真由加
宝塚歌劇団。随筆「名言」(『野菜讃歌』収録)。
古木鉄太郎
小説家。執筆に行き詰まっていた庄野さんは、「古木鉄太郎を偲ぶ会」で佐藤春夫の助言を受けて「静物」を書き上げた。
後藤泉
庄野さんが住吉中学一年のときの学級担任。教科は数学だった。一年生の冬休みに腎臓炎を患って一年間休学することになったとき、「何も心配することはないよ」と励ましてくれた。住吉中学で定年退職後、帝塚山中学校で勤務。大阪外語の吉本先生とは碁の友だちだった。
小玉祥子
毎日新聞。『夕べの雲』出版の際にインタビューを受けた。『鳥の水浴び』でもインタビューを受けた。お父さんが洋画家。
小西さん
足柄で長女(夏子)のご近所さん。「すみだの花火」を株分けしてくれた。
小林秀雄
文芸評論家。「静物」が第七回新潮社文学賞を受賞したとき、選考員として高く評価した。
小林旅館
井伏鱒二の郷里・福山にある旅館。庄野さんは井伏さんの紹介で、この旅館にある古備前の甕を手に入れた。
小山清
小説家。初めての作品集『愛撫』出版記念会に参加。
斉藤絵里
千壽子夫人が通うピアノ教室の姉弟子。『せきれい』では中学2年生として登場。西三田団地に住んでいる。
斉藤君
日本医大の林富士馬の同級生で、のちに日本医大教授。学生時代、伊東静雄らと一緒に紀州旅行に参加。
斉藤さん
長女(夏子)のお隣のブラジル帰りのおばあちゃん。縫い物が得意。
佐伯太郎
大阪外語学校英語部時代の級友。神戸市中央区。『早春』を書く際にも交流があった。昭和16年12月2日、竹久夢二の絵入り詩集『小夜曲』を庄野さんに贈っている。
坂口正二
早稲田大学時代、名ウイングとして知られるラグビー選手。全関西の監督。次兄(英二)とは、陸軍の幹部候補生として同じ班にいた。次兄(英二)の七回忌の法事に出席。庄野さんは、天王寺高校ラグビー部にいた坂口さんの弟の、英語の勉強をみてあげたことがある(のちに、早稲田でラグビー選手)。
阪田寛夫
児童文学者。芥川賞作家。童謡「サッちゃん」の作詞で有名。庄野文学最大の理解者で『庄野潤三ノート』を刊行。小沼丹とともに、庄野作品への登場回数は圧倒的に多い。
阪田啓子
阪田寛夫の長女。
阪田なつめ
阪田寛夫の次女。宝塚での芸名「大浦みずき」は庄野潤三は名付けた。
阪田蓉子
阪田寛夫の従妹。
坂西志保
評論家。庄野潤三のアメリカ留学をロックフェラー財団に推薦した。『ザボンの花』の書評を書いている。
桜岡孝二
林富士馬の友人で、同人雑誌「まほろば」同人。
佐々木さん
お隣さん。宮城の新米と紅茶(フォーション)をくれた。
佐藤あゆ
幼稚園時代のフーちゃんのお友だち。公園の前のマンションに住んでいる。お母さんは、西生田小学校の先生で、フーちゃんが入学した年は三年生の担任だった。
佐藤春夫
詩人。九州大学時代に、林富士馬の紹介で会ったのが初めて。作家デビューして上京後は、家族で佐藤春夫の家を訪問した。
重松俊章
九州大学法文学部時代の東洋史の先生。
ジップ
次男(かずや)のところで飼っている犬の名前。フーちゃんの好きな『ドリトル先生物語』から。誕生日は11月1日ということにしてある。
篠原さん
大浦みずき事務所。宝塚花組出身。
柴田錬三郎
小説家。慶應大学では安岡章太郎の先輩にあたる。
島尾敏雄
小説家。九州大学法文学部(東洋史)の一級先輩。学生時代の庄野さんに大きな影響を与えた。『前途』では「小高民雄」として登場。
清水勝子(清水さん)
ご近所さん。西三田団地の四階に住んでいて、畑で丹精したばかりのバラの花を届けてくれる。『エイヴォン記』のタイトルは、清水さんからもらったバラの名前から。ご主人の計四郎さんは、銀座の宝石店に勤めていた。命日は9月7日。
清水計四郎
清水さんのご主人。銀座の宝石店に勤めていた。
清水圭子
清水さんのお嬢さん。お母さんと一緒に三浦海岸で拾った貝がらが『貝がらと海の音』の作品タイトルになっている。ご主人は稲尾淳二さん、娘は杏子ちゃん。1991年6月2日に結納、10月19日に結婚式。
清水杏子
清水さんのお孫さん。平成5年2月25日生まれ。梶ヶ谷のマンションにいる清水圭子ちゃんのお嬢さん。
清水栄一
清水さんの息子さん。明治大学工学部卒業、キャノン。1992年結婚。奥さんを残してアムステルダムに赴任している。1994年11月、留守宅に男の子(貴大ちゃん)が生まれた。
清水和子
相模湖町在住。着物の端切れで作った小さなお雛様を送ってくれた(『山田さんの鈴虫』)。
ジョンズ先生
大阪外国語学校英語部時代の先生。イギリス人のヒューマーを学んだ。
信子(しんこ)ちゃん
大久保にある居酒屋「くろがね」店員。おかみ・おけいさんの次女。
進藤純孝
文芸評論家。新潮社時代、初めての作品集『愛撫』刊行に尽力。
新庄嘉章
早稲田大学のフランス文学者。居酒屋「くろがね」で、井伏鱒二を囲む会のメンバーだった。
杉山平一
詩人。帝塚山学院で教えていたこともある。次兄(英二)の七回忌の法事に出席。
鈴江幸太郎
歌人。短歌雑誌「林泉」主宰。父・貞一が徳島の新町小学校に勤務していた時の教え子。小学校の頃、庄野家へ遊びに行って雑誌を借りて読み、文学が好きになった。
鈴木敦子
長男(たつや)の結婚相手。仲人は阪田寛夫だった。作品中では「あつ子ちゃん」として登場。
鈴木君
写真屋の息子。次男(かずや)とは生田中学校で同級生だった。
すずきもえ
フーちゃんが西生田小学校に入学したときの、最初の友だち。一年四組だった。
関先生
虎の門病院梶ヶ谷分院の医師。定期検診を担当してくれている。
関口美智子
鎌倉在住の画家。『メジロの来る庭』の表紙画を担当。帝塚山学院では、次兄(英二)の教え子だった。長男は文藝春秋。
高雄伊佐
明石在住。毎年春になると、明石の浜で揚がったいかなごを料理した「いかなごの釘煮」を送ってくれる。明石の焼きアナゴを送ってくれたことも。
貴志武彦
林富士馬の友人で、同人雑誌「まほろば」同人。日本医大の学生だった。『前途』では実名で登場。
高橋さん
ご近所さん。宮崎出身。新幹線に乗るときは、あざみ野まわりで新横浜駅を使うと便利であることを教えてくれた。ご主人は食品の流通センターで海産物を扱っている。
高橋さん
講談社。『孫の結婚式』担当。
高橋尊顕(ソンケン)
伊東の読者。いつも教え子が作った伊豆のカーネイションを送ってくれる。南伊豆の農業高校の先生。名前の読み方が分からないので「ソンケンさん」と呼んでいる。
高橋米店
生田では古いお米屋さん。バラにやる肥料の相談をしていた。長男が店を継いだ。
高橋花店
高橋米店の亡くなった主人の次男。米屋の隣に花屋を開いた。
高松さん
未知谷で『小沼丹全集』を担当。
高柳信子
講談社で『孫の結婚式』を担当。
武井武雄
童画家。石神井公園時代、妻は、子どもたちに武井武雄の「赤ノッポ青ノッポ」を読み聞かせしていた。
辰沢さん
妻の学校友だち。伊豆の干物を送ってくれた。
田寺芳
帝塚山学院幼稚園時代の先生。岡山出身の熱心な仏教信者だった。
田村祥蔵
日本経済新聞で文化部の部長をしていたときに、入江観を紹介してくれた。
丹阿弥丹波子
画家。『夕べの雲』で装画を担当。
辻豊
九州大学法文学部(東洋史)で一級先輩。大阪外国語学校英語部では二年上級だった。
剣幸(つるぎ・みゆき)
宝塚歌劇団月組。愛称は「ウタコさん」。フリーになって初めてミュージカルに出演した際、庄野潤三は、公演プログラムに原稿を書いた。
鶴崎さん
帝塚山学院の卒業生。学院大学の先生をしている。学院中学部では次兄(英二)の教え子だった。
光子(てるこ)お姉さん
今村邦雄のお姉さん。
戸田圓三郎
大阪今宮高校の教え子。北海道小樽市在住。北海道の新聞社に勤めている。土佐文旦や夕張メロンを送ってくれる。
冨田さん
氏家在住。ミサヲちゃんの実家。
冨田操
次男(かずや)の結婚相手。仲人は藤野邦夫だった。庄野潤三の作品中では「ミサヲちゃん」として登場する。「フーちゃん(文子)」のお母さん。
トムとジェリー
南足柄の長女(夏子)のところで飼っている二匹の犬の名前。
十和田操
小説家。初めての作品集『愛撫』出版記念会に参加。
内藤啓子
阪田寛夫の長女。宝塚のチケットを用意してくれる。
永井彦五郎
九州大学法文学部時代に暮らした下宿の主人。下宿での食事は、主人夫婦や松下さんと一緒だった。
中尾治郎吉
住吉中学時代の英語の先生。チャールズ・ラムを教えてくれた。
長田道子
講談社文芸文庫編集部で『ピアノの音』を担当。帝塚山学院卒業生。
中山義秀
小説家。文壇デビュー作「愛撫」の「群像」掲載に尽力。初めての作品集『愛撫』書籍化の際は帯に推薦文を寄せた。
西岡さん
大阪の常宿で、中之島にあるリーガ・グランドホテル大阪のフロント。
西川正身
アメリカ文学者。福原麟太郎の「チャールズ・ラム伝」が出版された際、庄野潤三や吉田健一と一緒に、福原麟太郎とのラジオ座談会に出席。
西原篤介
関西学院大学ラグビー部の名フォワード。帝塚山学院小学部で同級生だった。
野崎麻理
『孫の結婚式』で装丁を担当。
野間省一
講談社社長。「第三の新人」と呼ばれた新人作家グループに好意を持ち、年に一、二回、柳橋あたりの料理屋に招待してくれた(会の名前はなかった)。
橋本澄子
東京竹葉亭(大阪のリーガグランドホテル二階)のマネージャー。山形出身。山形のさくらんぼを送ってくれる。
橋村さん
神戸在住。芦屋軒の牛肉の佃煮を送ってくれた。
林富士馬
小説家。開業医。同人雑誌「まほろば」の中心人物で、学生時代の庄野潤三に大きな影響を与えた。『前途』では「木谷数馬」として登場。
原清
大阪朝日放送時代の上司(放送部長)。
原ともよ
画家。岡田啓二(宝塚歌劇団)の妹。娘の洋子さんと一緒に個展を開いた。
原洋子
画家。原ともよさんの娘。母のともよさんと一緒に個展を開いた。
梁川さん
「和央ようかの会」代表。
パール
次男(かずや)のところで飼っているハムスターの名前。フーちゃんの誕生日のプレゼントだった。
日野開三郎
九州大学法文学部時代の東洋史の先生。自宅裏の川でうなぎを獲っては、学生に御馳走してくれた。
平川さん
あつ子ちゃんの友人。二子玉川在住。
広瀬三郎
建築家。生田の丘の上の自宅を建てる際に担当した。庄野さんは、井伏鱒二邸の仕事を見て、広瀬さんを指名したという。
ファーズさん
ロックフェラー財団の文化部長。庄野さんのアメリカ留学にあたり、ロックフェラー側の窓口となった。
深谷さん
日本経済新聞文化部長。夕刊連載小説「夕べの雲」を担当した。
福原麟太郎
英文学者。随筆家。イギリスのエッセイスト・チャールズ・ラムを敬愛する福原さんを、庄野さんは強く尊敬していた。
藤子不二雄A
漫画家。新潮社の「波」で、『庭のつるばら』のことを書いてくれた。
藤沢桓夫
小説家。父(貞一)の知人。同人雑誌「文学仲間」創刊者で、庄野さんの作品発表にも尽力した。今宮中学校OBであり、庄野潤三監督時代に今宮中学校が甲子園(春の選抜)に出場した際には、熱心に応援してくれた。
藤城さん
ご近所さん。うらの雑木林に建った四軒の家のひとつに住んでいる。読売ジャイアンツの投手、ピッチングコーチ。奥さんは料理上手。お嬢さんが二人。愛犬はゴンちゃん。
藤城加奈
藤代さんの長女。散歩途中に休憩しているところ、「荷物、お持ちしましょうか?」と声をかけてくれた(当時、中学生)。やさしいお嬢さん。
藤城依里
藤城加奈ちゃんの妹。気立ての良い子。
船山さん
「文学界」の連載『山田さんの鈴虫』担当。
古田さん
ご近所さん。よく頂き物をしてくれる。ご主人のロンドン出張の折には、フォトナムメイソンの紅茶とウォーカーズのビスケットをお土産に買って来てくれる。古田さんのご主人は、岐阜にいた高校時代、庄野潤三の『夕べの雲』の愛読者だった。
細井さん
「文學界」編集長。『メジロの来る庭』担当。
松井嘉彦
大阪外語英語部の同級生。神戸在住。『水の都』を書くとき、神戸の案内役を務めてくれた。神戸牛ロース肉を送ってくれる。
マッケンジー夫妻
関西学院大学教授。大阪朝日放送時代、「実用英語会話」の講師を務めた。
松沢たけし
次男・和也と中学校の陸上部で一緒だった。愛称は「テケシ」。食堂経営のかたわら不動産の仕事をしている。三人の娘がいて、下の子はみどり幼稚園でフーちゃんと仲良しだった。
松下さん
九州大学法文学部時代の先輩。大阪外国語学校の先輩でもある。
松村諦成
大阪の実業家。少年時代、日曜日になると、ここの自然堂に仏様の話を聞きに行った。
松本克己
大阪朝日放送時代の同僚。NHK大阪の放送劇団にもいたことがある。
松本道子
講談社で『野鴨』を担当。
松本由美子
住友銀行・成城支店の窓口で庄野さんを担当。
真鍋呉夫
石神井公園にいる友人。東京で最初に住んだ石神井公園の土地(松田幼稚園の園長が手放した)を世話してくれた。福岡時代、同人誌「午前」編集を担当。
まもる君
市場の「八百清」で主人夫婦から店を任されている。
丸岡明
慶應大学では安岡章太郎の先輩にあたる。
三浦朱門
小説家。阪田寛夫とは高知高校以来の友人。東京への引越しにあたり、阪田とともに手伝いをした。
三浦哲郎
小説家。井伏鱒二や小沼丹に師事。庄野さんや吉岡達夫と三人で「小沼丹全集」を監修した。郷里の青森の林檎を送ってくれる。随筆集『おふくろの妙薬』『せんべの耳』には庄野さんも登場。
三徳さん
根岸在住。入谷の朝顔市の朝顔を送ってくれる。
ミミリー
長男(たつや)の家で飼っているウサギの名前。『うさぎのミミリー』として作品のタイトルにもなった。
宮原さん
ご近所さん。庭のかりんをくれた。
宮本三郎
初めての作品集『愛撫』の装幀を担当。
三好達治
詩人。柿生にある河上徹太郎の自宅で開かれた還暦のお祝いで一緒になったとき、「やあ、庄野さん、しばらく」と話しかけてくれた。庄野さんの師である伊東静雄の友人。
宗像さん(岩田さん)
帝塚山学院で同級生だった。小学部の頃からきれいな方だった。
村上菊一郎
早稲田大学のフランス文学者。生田の自宅の家開きに招待している。居酒屋「くろがね」で、井伏鱒二を囲む会のメンバーだった。庄野宅で酔っぱらうと「夏子さーん」と長女の名を呼ぶのが口癖。杉並区在住。随筆集として『マロニエの葉』『ランボーの故郷』がある。
村木一男
学校友だちで、大阪の河内長野市在住。道楽で畑に出ていて、庄野潤三に野菜を送ってくれる。随筆「野菜讃歌」の野菜も、村木さんの野菜の影響が大きい。
村上さん
文藝春秋出版部。『せきれい』を担当。広島出身。
室岡さん
ご近所さん。三田三丁目在住。清水さん(ご近所さん)の友人で、清水さんの通夜で初めて会った。宝塚ホテルの電話番号を教えてくれた。ご主人は、長年新聞社に勤務した方である。
森健二
「群像」編集部。芥川賞受賞作「プールサイド小景」を担当。
森道男
九州大学法文学部(東洋史)の先輩。彦根高商出身。『前途』では「室」として登場している。
安雄さん
坂當建設の社長。生田の家を建てた時の職人の頭。その後、独立して工務店の坂當建設を始めた。
安岡章太郎
小説家。庄野夫妻は、安岡夫妻の仲人である。庄野夫妻がアメリカ留学で不在中に、子どもたちの心配をしてくれた。
安岡光子
安岡章太郎の奥さん。
安岡治子
安岡章太郎の長女。東京大学でロシア語を教えている。フーちゃんたちに「キラキラするもの」を送ってくれる。「治子ちゃん」。
安田さん
熱海在住。熱海新聞の切抜きを送ってくれた。
柳沢有美
ご近所さん。庄野さんの妻が、木谷先生のピアノ教室に通うきっかけを作ってくれた。
山際さん
長女(夏子)の青山学院時代の級友。結婚して長野在住。近くの牧場で売っている牛糞を送ってくれた。
山田さん
ご近所さん。建築会社に勤めているご主人に先立たれてから、手芸の編み物をずっと続けていて、カーディガンをいくつも編んでもらった。趣味は登山。新潟に年取ったお母さんが一人で暮らしている。新潟と水戸に妹がいる。『山田さんの鈴虫』で作品タイトルとなった。
山田巧
伊豆の読者・高橋尊顕(ソンケン)さんの農業高校での教え子。カーネーションを育てている。
山中寿子
島根の読者。郷土の和菓子を送ってくれる。
山本藤助
帝塚山学院理事長で、庄野潤三・千鶴子夫妻の媒酌人。
山本先生
いつも「山の下」のあつ子ちゃんが子供を連れていく内科小児科のお医者さん。
ゆき子ちゃん
フーちゃんが小さい頃に可愛がっていた人形の名前。色が白いので「ゆき子」ちゃん。妻の友人の川口さんがくれた。「雪子ちゃん」の表記もある。
横田瑞穂
早稲田大学のロシア文学者。居酒屋「くろがね」で、井伏鱒二を囲む会のメンバーだった。小沼丹と庄野さんと三人で飲むことも多かった。
横田雄作
大阪朝日放送時代の同僚。
吉岡達夫
小説家。初めての作品集『愛撫』出版記念会に参加。『小沼丹全集』を一緒に監修した。
吉岡直哉
京都大学教授。帝塚山学院小学部で同級生だった。
吉田けい子
石神井公園時代、長女(夏子)の小学校の同級生。
吉田健一
随筆家。福原麟太郎の「チャールズ・ラム伝」が出版された際、庄野さんや西川正身と一緒に、福原麟太郎とのラジオ座談会に出席。
吉田幸作
田辺市在住。紀州みかんの箱を送ってくれる。
吉田三七雄
大阪朝日放送時代の上司(学芸課長)。庄野潤三の上京にあたり、東京支社への転勤に尽力。
吉本正秋
大阪外国語学校英語部時代の先生で英語部主幹。最初の授業で「ティペラリー」の歌を教わった。庄野さんは、吉岡先生の自宅を何度か訪れて、ビールを飲んでいる。
吉行淳之介
小説家。
リリーちゃん
フーちゃんが小さな頃に遊んでいたフランス人形。
脇田和
『孫の結婚式』で装画を担当。
和田光
上野の音楽学校卒業。帝塚山学院の音楽教師時代に「学院校歌」を作曲(作詞は校長の庄野貞一)。
渡部隆司
山田さん(ご近所さん)の弟。新潟在住。妻と長女と三人で新潟旅行をしたときに、お世話になる。
渡辺文吉
朝日新聞社の社員。父(貞一)の知人。庄野さんが大阪朝日放送へ就職する際の口利きをしてくれた。
参考
庄野さんは、アメリカ留学時代に多くの地元の方と交流していますが、今回の人名録には含めていません。
ケニオン・カレッジ留学時代の人名録については、「ガンビア編」として別に整理したいと考えています。
なお、今回の人名録についても、完全なものではありませんので、少しずつ更新していく予定です。