読書体験 庄野潤三「せきれい」時間によって培われた<生きているよろこび> 2024/03/20(水) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「せきれい」読了。 本作「せきれい」は、1998年(平成10年)1月に文藝春秋から刊行された長篇小説である。 この年、著 …
読書体験 庄野潤三「庭の山の木」日常の中に描く受容と肯定の人生 2024/03/17(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「庭の山の木」読了。 本作「庭の山の木」は、1973年(昭和48年)5月に冬樹社から刊行された随筆集である。 この年、著 …
読書体験 庄野潤三「野菜讃歌」豊かな人生の旨味がしみこんだ晩年の随筆集 2024/03/09(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「野菜讃歌」読了。 本作「野菜讃歌」は、1998年(平成10年)10月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者 …
読書体験 庄野潤三「インド綿の服」長女の手紙を素材とした短篇小説「足柄山シリーズ」 2024/03/02(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「インド綿の服」読了。 本作「インド綿の服」は、1988年(昭和63年)2月に講談社から刊行された短篇小説集である。 こ …
読書体験 【徹底考察】庄野潤三「夕べの雲」覚悟を決めた中年男の開き直りと「山の上」移住物語 2024/02/24(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「夕べの雲」読了。 本作「夕べの雲」は、1964年(昭和39年)9月から1965年(昭和40年)1月まで『日本経済新聞』に連載 …
読書体験 庄野潤三「自分の羽根」若き作家の人生哲学が感じられる第一随筆集 2024/02/18(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「自分の羽根」読了。 本作「自分の羽根」は、1968年(昭和43年)2月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は47 …
読書体験 穏やかな暮らし。庄野潤三の代表作「夫婦の晩年シリーズ」全11作品をまとめて紹介。 2024/01/02(火) みづほ 文化系スノッブ まだ『アンアン』の増刊号だった『クウネル』(2002年11月15日)に、庄野潤三のインタビューが掲載されている。 「夫婦の日常の風景を、端 …
読書体験 庄野潤三の随筆集(全10冊)を全部紹介。現代社会に疲れたすべての人におすすしたい心の日光浴。 2023/12/30(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三の随筆集を読む。 それは、心の日向ぼっこをしているように温かい読書だ。 日常の些事に疲れた心の緊張が、少しずつ解けていく …
読書体験 庄野潤三「行きずり」誰かが書いておかなければ忘れられてしまう日常 2023/08/16(水) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「行きずり」読了。 本作「行きずり」は、1965年(昭和40年)3月『文学界』に発表された短編小説である。 この年、著者は44歳 …
旅行体験 「中国料理 味良」のタンメンと庄野潤三の自宅(山の上の家) 2023/08/15(火) みづほ 文化系スノッブ 小田急小田原線生田駅を北口から出て県道3号線まで行くと、左手に「中国料理 味良」の看板が見える。 ここが庄野潤三の小説に出てくる「中国 …