物語の考察 『どかどかうるさいロックン・ロール・シティ』喪失感を抱えた少年の自己救済の青春小説 2024/09/20(金) 記録者 時間標本│読解と考察 川西蘭「どかどかうるさいR.R.C(ロックン・ロール・シティ)」読了。 本作「どかどかうるさいR.R.C(ロックン・ロール・シティ)」 …
空間の考察 『氷室冴子の世界─ふくれっつらのヒロインたち─』少女小説家と闘ったコバルト作家の生涯 2024/09/16(月) 記録者 時間標本│読解と考察 北海道立文学館にて、特別展『氷室冴子の世界─ふくれっつらのヒロインたち─』が開催されている。 氷室冴子は、2008年(平成20年)に5 …
物語の考察 「限りなく透明に近いブルー」直視した現実の向こう側に見えてくるものを探して 2024/09/15(日) 記録者 時間標本│読解と考察 村上龍「限りなく透明に近いブルー」読了。 本作「限りなく透明に近いブルー」は、1976年(昭和51年)6月『群像』に発表された長篇小説 …
物語の考察 干刈あがた『樹下の家族』ワンオペ育児の孤独感を抱えた安保世代の主婦たちの叫びが聞こえる 2024/09/08(日) 記録者 時間標本│読解と考察 干刈あがた『樹下の家族』読了。 本作『樹下の家族』は、1983年(昭和58年)10月に福武書店から刊行された短篇小説集である。 …
物語の考察 小川洋子『完璧な病室』現実世界と異世界との境界線を乗り越えた女たち 2024/09/01(日) 記録者 時間標本│読解と考察 小川洋子『完璧な病室』読了。 本作『完璧な病室』は、1989年(平成元年)9月に福武書店から刊行された作品集である。 この年、著 …
物語の考察 夏目漱石「坑夫」海辺のカフカをとらえた「なにを言いたいのかわからない」という不完全さの奥にあるもの 2024/08/31(土) 記録者 時間標本│読解と考察 夏目漱石「坑夫」読了。 本作「坑夫」は、、1908年(明治41年)に春陽堂から刊行された『草合』に収録された長篇小説である。 初 …
物語の考察 【偏愛解説】庄野潤三「絵合せ」講談社文芸文庫│昭和レトロな<セカイ系>家族小説の楽しみ方 2024/08/29(木) 記録者 時間標本│読解と考察 庄野潤三『絵合せ』読了。 本作『絵合せ』は、1977年(昭和52年)1月に講談社から刊行された、文庫オリジナルの短篇小説集である。 …
物語の考察 【名作解説】井上靖「晩夏」夏の終わりの海浜と不器用な少年たちの初恋 2024/08/25(日) 記録者 時間標本│読解と考察 井上靖「晩夏」読了。 本作「晩夏」は、1952年(昭和27年)10月に小説朝日社から刊行された『黄色い鞄』に収録された短篇小説である。 …
物語の考察 村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編』──共通して描かれる〈距離〉の感覚 2024/08/18(日) 記録者 時間標本│読解と考察 村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編』は、1984年(昭和59年)7月に新潮社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は35歳 …
物語の考察 小沼丹『藁屋根』終戦直後の暮らしと谷崎精二の思い出、オーストリア旅行3部作 2024/08/18(日) 記録者 時間標本│読解と考察 小沼丹『藁屋根』は、1975年(昭和50年)10月に河出書房新社から刊行された短篇小説集である。 この年、著者は57歳だった。 …