旧・文芸スノッブ 庄野潤三「庭の山の木」日常の中に描く受容と肯定の人生 2024/03/17(日) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「庭の山の木」読了。 本作「庭の山の木」は、1973年(昭和48年)5月に冬樹社から刊行された随筆集である。 この年、著者は52 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「野菜讃歌」豊かな人生の旨味がしみこんだ晩年の随筆集 2024/03/09(土) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「野菜讃歌」読了。 本作「野菜讃歌」は、1998年(平成10年)10月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は77歳 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「インド綿の服」長女の手紙を素材とした短篇小説「足柄山シリーズ」 2024/03/02(土) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「インド綿の服」読了。 本作「インド綿の服」は、1988年(昭和63年)2月に講談社から刊行された短篇小説集である。 この年、著 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「夕べの雲」覚悟を決めた中年男の開き直りと「山の上」移住物語 2024/02/24(土) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「夕べの雲」読了。 本作「夕べの雲」は、1964年(昭和39年)9月から1965年(昭和40年)1月まで『日本経済新聞』に連載され …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「自分の羽根」若き作家の人生哲学が感じられる第一随筆集 2024/02/18(日) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「自分の羽根」読了。 本作「自分の羽根」は、1968年(昭和43年)2月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は47 …
旧・文芸スノッブ 穏やかな暮らし。庄野潤三の代表作「夫婦の晩年シリーズ」全11作品をまとめて紹介。 2024/01/02(火) みつの沫 文化系スノッブ まだ『アンアン』の増刊号だった『クウネル』(2002年11月15日)に、庄野潤三のインタビューが掲載されている。 「夫婦の日常の風景を、端的 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三の随筆集(全10冊)を全部紹介。現代社会に疲れたすべての人におすすしたい心の日光浴。 2023/12/30(土) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三の随筆集を読む。 それは、心の日向ぼっこをしているように温かい読書だ。 日常の些事に疲れた心の緊張が、少しずつ解けていくのが分か …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「行きずり」誰かが書いておかなければ忘れられてしまう日常 2023/08/16(水) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「行きずり」読了。 本作「行きずり」は、1965年(昭和40年)3月『文学界』に発表された短編小説である。 この年、著者は44歳 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「団欒」庄野文学における家族小説の原型とも言える名作短編 2023/07/23(日) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「団欒」読了。 本作「団欒」は、1954年(昭和29年)6月『文芸』に発表された短編小説である。 この年、著者は33歳だった。 …
旧・文芸スノッブ 庄野潤三「桃李」大阪から上京してきた父親の決意表明の物語 2023/07/21(金) みつの沫 文化系スノッブ 庄野潤三「桃李」読了。 本作「桃李」は、1954年(昭和29年)6月『文学界』に発表された短篇小説である。 この年、著者は33歳だった。 …