読書 庄野潤三「野菜讃歌」豊かな人生の旨味がしみこんだ晩年の随筆集 2024/03/09(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「野菜讃歌」読了。 本作「野菜讃歌」は、1998年(平成10年)10月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者 …
読書 庄野潤三「インド綿の服」長女の手紙を素材とした短篇小説「足柄山シリーズ」 2024/03/02(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「インド綿の服」読了。 本作「インド綿の服」は、1988年(昭和63年)2月に講談社から刊行された短篇小説集である。 こ …
読書 【徹底考察】庄野潤三「夕べの雲」覚悟を決めた中年男の開き直りと「山の上」移住物語 2024/02/24(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「夕べの雲」読了。 本作「夕べの雲」は、1964年(昭和39年)9月から1965年(昭和40年)1月まで『日本経済新聞』に連載 …
読書 庄野潤三「自分の羽根」若き作家の人生哲学が感じられる第一随筆集 2024/02/18(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「自分の羽根」読了。 本作「自分の羽根」は、1968年(昭和43年)2月に講談社から刊行された随筆集である。 この年、著者は47 …
読書 穏やかな暮らし。庄野潤三の代表作「夫婦の晩年シリーズ」全11作品をまとめて紹介。 2024/01/02(火) みづほ 文化系スノッブ まだ『アンアン』の増刊号だった『クウネル』(2002年11月15日)に、庄野潤三のインタビューが掲載されている。 「夫婦の日常の風景を、端 …
読書 庄野潤三の随筆集(全10冊)を全部紹介。現代社会に疲れたすべての人におすすしたい心の日光浴。 2023/12/30(土) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三の随筆集を読む。 それは、心の日向ぼっこをしているように温かい読書だ。 日常の些事に疲れた心の緊張が、少しずつ解けていく …
読書 庄野潤三「行きずり」誰かが書いておかなければ忘れられてしまう日常 2023/08/16(水) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「行きずり」読了。 本作「行きずり」は、1965年(昭和40年)3月『文学界』に発表された短編小説である。 この年、著者は44歳 …
散歩 「中国料理 味良」のタンメンと庄野潤三の自宅(山の上の家) 2023/08/15(火) みづほ 文化系スノッブ 小田急小田原線生田駅を北口から出て県道3号線まで行くと、左手に「中国料理 味良」の看板が見える。 ここが庄野潤三の小説に出てくる「中国 …
散歩 庄野潤三の墓参りで小田原の塚原駅から長泉院まで歩いてみた 2023/08/14(月) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三の長編小説『ピアノの音』(1997)の中に、存命の庄野さんが墓を建立した話が出てくる。 一休みしてから長女の車で去年の夏に …
読書 庄野潤三「団欒」庄野文学における家族小説の原型とも言える名作短編 2023/07/23(日) みづほ 文化系スノッブ 庄野潤三「団欒」読了。 本作「団欒」は、1954年(昭和29年)6月『文芸』に発表された短編小説である。 この年、著者は33歳だった。 …